夏場のキャンプやドライブを楽しむ際、食材や飲み物を新鮮に保つためのクーラーボックスは欠かせないアイテムです。特にコールマンのクーラーボックスは、その高い性能と信頼性から多くのアウトドア愛好者に支持されています。
サラピエの用途としては、「ロードバイクを車載輪行してサイクリングをする」のに毎回重宝しています。暑い夏に必須の大量の水と補給食を入れて置けば現地で困る事はないですし、帰りは保冷が必要なお土産を入れています。
今回は、コールマンのクーラーボックスの特徴、メリット・デメリット、そしておすすめモデルについて詳しく解説します。
コールマンのエクストリームクーラーの特徴
長時間の保冷力|3日間も冷気をキープ
私が愛用しているモデルは「エクストリームクーラー」という保冷力3日のモデル。
保冷力は「5日、3日、2日、1日、半日」とクラスが分かれているので、上から2番目になります。
シマノのコンポで例えるとアルテグラみたいな物。
コールマンのクーラーボックスは、二重壁構造と高密度フォームを使用した断熱材により、長時間にわたって内部の温度を低く保つことができます。これにより、キャンプやドライブ中でも安心して食材を保存することが可能。
特に夏場のキャンプや長距離ドライブにおいて、その保冷力は非常に頼りになります。内部に氷や保冷剤を入れておけば、数日間冷たさを維持できるため、飲み物や食材の鮮度を長く保つことができます。
頑丈な作り
アウトドアでの使用を考慮し、コールマンのクーラーボックスは非常に頑丈に設計されています。耐久性のある素材を使用し、過酷な環境でも壊れにくく、長く使用することができます。
この耐久性は、アウトドアだけでなく、日常使いにも適しています。例えば、バーベキューやピクニックなど、さまざまなシーンで活躍。車に積んでの長距離ドライブでも安心して使用することができます。
私は車内に積みっぱなし。キャンプ場での使用においても、地面に直接置いても問題なく、石や砂利の上でも耐えることができます。発砲スチロールだとすぐにボロボロになっちゃうんですよね~。
多様なサイズとデザイン
コールマンのクーラーボックスは、用途に合わせてさまざまなサイズやデザインが用意されています。
持ち運びやすさを考慮した設計や、使いやすいハンドル、キャスターなどがシリーズの共通となりますが、中には蓋部分がカップホルダーとなっているモデルもあり、飲み物を置くスペースとしても活用できます。ソロのデイキャンプならコレが机代わりになります。
家族でのキャンプには大容量タイプ、ソロキャンプや短期間のアウトドア活動にはコンパクトなタイプ、さらに持ち運びしやすいキャスター付きのものなど、多岐にわたります。
自分のキャンプスタイルや車のサイズに合わせて選べるのも大きな魅力ですね。
日常使いとキャンプで使用|長期インプレ
日常使いに便利!2ℓのペットボトルも余裕で収納
サラピエが愛用しているエクストリームクーラーは28QT(約26L)というサイズ。口が大きく本体が深いので、普段のの買い物の荷物をポンと入れられるのがめちゃくちゃ便利。
夏場の車内に買い物袋をそのまま置いておくと、冷凍食品やアイスが溶けてしまいますが、クーラーボックスを使用すると、自宅に戻るまでちゃんと形を保ってくれています。
2ℓと1ℓのペットボルを立てた状態。かなり余裕がありますね。
おそらく2ℓペットボトルのみだと8本は収納できて、さらに隙間に保冷剤を入れることが可能。
2ℓと1ℓのペットボルを寝かせた状態。
横置きでも余裕なので、買った荷物をパズルする必要なく雑に入れられます。
ヒンジは純正パーツで補修可能
頑丈な作りで、アウトドアでの過酷な使用環境にも耐えることを想定し、壊れにくい点が多くのユーザーに評価されています。この耐久性をウリにしていますが、唯一の弱点が・・・。
それがヒンジ部分。本体とフタを接続するヒンジはプラスチック製なのでペラペラ。劣化により脆くなるケースもあるみたいですね。コールマンの純正パーツとして補修品が用意されているので、本体を買い替える必要はありません。
上記のように書いたら「壊れやすい」ように感じるので、一応訂正しておきます。6年間、40℃を超える暑い車内に放置していますが、ヒンジが劣化して壊れる様子はありません。
個人的に感じたデメリット
保冷剤との相性がある
クーラーボックスと一緒に使っている保冷剤が、ロゴスの氷点下パック。これを2個使ってます。
これがめちゃくちゃ強力で一般保冷剤に比べ保冷能力は8倍という代物。表面温度-16℃にもなるので、アイスや肉が凍ってしまうほどなんです。
この保冷剤との相性が悪く、強力な冷気が外に伝わるみたいで、クーラーボックスの底が冷たくなり、外側に結露が起きていました。
発砲スチロールではこのようなことは起きなかったので、高密度フォームの厚さが単純に足りないのだと思います。
ダイソーで購入したアルミシートを底に敷いて対策。これで問題は解決しました。
コールマンのハードクーラーと、サーモスのソフトクーラーの組み合わせ。
絶対に荷物を溶かせたくないときは、サーモスのソフトクーラーと併用して、2重で冷気を閉じ込めています。
これが、純正かと思うぐらい縦×横×高さがピッタリで使い勝手が最高!
重量
これはトレードオフの問題になりますが、頑丈な作りのため、やや重いという欠点があります。
特に大容量タイプは、荷物を満杯にすると持ち運びが大変になることもあります。キャンプ初心者のときにキャスター付きのモデルが疑問だったのですが、今は納得。
車に積む際には重量を考慮して、必要な容量のクーラーボックスを購入する必要がありますね。大は小を兼ねない。
価格
コールマンは、アメリカ発祥のアウトドアブランドなので、国内メーカーと比べると価格が高めに設定されています。それに150円を超える円安もしっかりと影響していますね。
初めて購入する際には、予算をしっかり確認する必要があります。あまり使わないならホームセンターで買える大型の発砲スチロールで十分ですし。
ただし、長期的に見ると、耐久性と保冷力の高さからコストパフォーマンスは良いと言えます。公式ホームページでも定期的にセールやキャンペーンがあるので、お得に手に入れましょう。
サイズのバリエーション
用途に合わせた多様なサイズがある一方で、自分に合ったサイズを選ぶのに迷うこともあります。特に初めてクーラーボックスを購入する方は、選択肢が多すぎて戸惑うかもしれません。
購入前に、どのくらいの量の食材や飲み物を収納するかを具体的に考えると、選びやすくなります。
おすすめモデルの紹介|コールマンの売れ筋
コールマン(Coleman) クーラーボックス テイク6 容量約4.7L
350mℓ缶を6本収納可能なコンパクトなモデル。蓋部分にウレタンフォームは入っていませんが、1,700円と安価に購入できるのが魅力。
エントリーモデルですが、熱を蓄積をさせない為にボトムの底面を6mm上げ、空気口を4カ所設置し熱を蓄積しにくいニューライズボトム構造になっています。造りが細かいのは流石コールマン。
海水浴や子供の習い事(サッカーや野球)だとこれで十分ですね。
コールマン(Coleman) クーラー エクスカーションクーラー/16QT
エクカーションクーラーは保冷力1日、容量15Lのスタンダードなモデルです。500mlペットボトルだと16本収納可能なので、多人数での用途にも向いています。
性能と価格のバランスが良いので、初めてのクーラーボックスに最適。もし今、私が購入するのなら、エクストリームクーラー(保冷力3日)よりこっちを選ぶかもしれません。
コールマン(Coleman) クーラーボックス デイリークーラー 折り畳み収納可能
クーラーボックスは大きくて嵩張るから邪魔という人向けなのが、このソフトクーラーと呼ばれる折り畳み可能なモデル。
私はサーモスの物を使用していますが、普段はコンパクトにしまっておいて、必要な時だけ使用します。用途に応じた柔軟な使い方が可能なので、イベントやピクニックなどの使用にぴったりです。
まとめ|夏のアウトドアの必需品
コールマンのクーラーボックスについて詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
夏のクーラーボックスは、キャンプやドライブをより快適に楽しむための強力なアイテムです。
その高い保冷力、耐久性、多様なラインナップから、自分にぴったりの一台を見つけることができます。次のアウトドアアドベンチャーには、ぜひコールマンのクーラーボックスを持って出かけてみてください。新鮮な食材と冷たい飲み物が、あなたの旅をさらに楽しくしてくれることでしょう。
クーラーボックス選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
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