【自転車の事故】物損の損害賠償で損をしない1つの方法

日記・コラム記事

毎度お馴染み、ブログ復帰4日めのサラピエでございます。

ブランクが長いため、少しでも昔の習慣に戻るために、毎日続けたいと思って今日も今日とて机の前に座っております。

今回は、事故関連の話題。自転車に乗る人だと絶対に知っておいて欲しい内容になります。

まず、結論から言うと下記の1点。

車体やパーツの損害賠償で、査定金額が低い場合は拒否して、自身で中古相場を調べる。

※経験談に基づく内容を記載していますが、なにぶん法律の素人ですので、記載に間違いがあればご指摘ください。

①先方の保険会社の提示金額を鵜呑みにしない

「交通事故で愛車のロードバイクやクロスバイクが破損してしまった。」

こういう場合は、物損事故として処理され、壊れた愛車の損害賠償をしてもらいます。(多くの場合は怪我も附随しているので人身事故に。)

この時に、加害者の保険会社は、少しでも賠償金額を少なくするために、原価償却や耐用年数という言葉を盾に不当に安い金額を提示してきます。新車が納入されてから1日1日と資産価値は目減りしており、3年を過ぎたら購入金額の10%しか保証されません。

ただ、保険会社が提示してくる金額の根拠は会計の減価償却前提としており、法的根拠はありません。なので、「この提示金額には納得できない。」「金額の法的根拠を示してください。」と突っぱねて大丈夫です。

ただ、突っぱねるだけでは話が平行線になるため、こちらから「破損してしまった自転車の価値」を証明しましょう。

②ヤフオクやメルカリの中古相場を示して提示する

言葉や文章にすれば、これほど簡単なことはありませんよね?

今や一般的に普及しているヤフオクやメルカリで金額を調べるだけ。全く難しくありませんし、30分もあれば資料をつくることはできるでしょう。

たったこれだけのことで、理不尽に安い金額より遥かに高い金額が賠償されることでしょう。私も交渉の結果、10倍近く増額することに成功しました。(もともと安すぎる問題)

車体やカスタマイズしたパーツのメーカー名と年式を調べ、取引数件とそれぞれの金額をリスト化。ショップに「事故車の修理見積書」を依頼していたら、必要な作業工賃も記載しておくこと。

個人売買やオークションがなかったときは、中古相場を調べるられなかったので「泣く泣く合意した」という人も多かったみたいですね。

③それでも交渉が上手くいかない場合は弁護士を雇う

本当はコレを最初に話したかったのですが、伝えたいことがブレてしまうので3番めにもってきました。

昔の投稿でも「事故の交渉には、弁護士特約を利用する」という旨を書いたと思うのですが、これが物凄く重要。

特に慰謝料の交渉では、先方の保険会社は「素人だとここまでのライン、弁護士ならここまでのライン」という明確な基準を設けています。(超重要)

なので交渉事はプロに任せたほうが、ストレスも少なくスピーディーです。素人だと難航するけど、弁護士相手だとすんなり認めてもらえるとか・・・。これは他の交渉にも通ずると思っています。

なので、自身の弁護士に愛車の価値をしっかりと伝え、先方との交渉材料に使ってもらいましょう。

もし弁護士特約がなく、自身での交渉が上手くいかない場合は、途中から個人負担で弁護士を雇うのも大いにアリだと思います。私の地域だと約10~12万程度で引き受けてくれる法律事務所が多かったので、金額と相談して検討してください。

まとめ

以上が本日の内容になります。難しいことではありませんが、知っているのと知らないのでは結果に大きく差がでる物損交渉についてお伝えしました。

まずは、先方の提示金額に納得しなければ合意しないこと。

次に、損害賠償の金額を増額するためにはヤフオクやメルカリの中古相場を把握すること。

最後に、交渉が上手くいかなければ弁護士を頼ること。

長年、大事に乗ってきたロードバイクやクロスバイクの年式が古いからといって交渉を諦めることはありません。納得のいく結果のために、お力添えができたら幸いです。

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