浜名湖は、美しい自然と美味しい食べ物が楽しめる場所として有名。
「うなぎの千草」は静岡県浜松市の浜名湖近くに位置する人気の専門店です。昭和56年に創業以来、うなぎ料理の関東風と関西風の良いところを取り入れた独自の「奥浜名湖焼き」を提供しています。
ゆるキャン△の聖地巡礼を目的に自転車で浜名湖1周している最中、サイクリングのコース上でたまたま見つけて下調べ無しで入ったお店だったのですが、店の雰囲気もよく美味しかった!
このお店は通常、うなぎ料理で知られていますが、しらす丼も見逃せません。うな重を避けて「あえて」しらす丼を注文するのもアリですよ~。
この記事では、うな重としらす丼の食レポをしていきます。
浜名湖 うなぎの千草:店舗情報
お店の外観と店内の雰囲気
「うなぎの千草」は、木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気のお店です。店内は和風の内装でありながら、清潔感があるので、ゆったり食事の時間を楽しむのに最適でした。
入店したのは本当に偶然。「綺麗なお店だなぁ~。おっ、今なら並ばずに食べられそう・・・。」って感じで、通り過ぎて数秒考えて、戻ってきました。
湖側の窓際の席からは浜名湖を一望でき、料理が到着するまで美しい景色を楽しむことができます。この日は晴天に恵まれ、湖面に映る景色が素晴らしかったです。
メニューと価格
代表的なメニューには、うな重特上4,500円(1尾半)、うな重上3,500円(1尾半)、うな重ミニ2250円(半尾)があり、いずれも肝吸いと香の物が付いています。浜名湖周辺のうな重の相場といったところです。
他にも、うなぎ茶漬け3,700円や、うなぎ白焼き3,100円など、など多彩なメニューが揃っています。
今回は「うな重ミニ」と「しらす丼」を注文しました。
うなぎの名店と聞けば、やはりうな重は外せませんが、気になったのしらす丼!
不勉強で知らなかったのですが、浜名湖はしらすの名産地でもあったんですねぇ~。
浜名湖の景色を見ながら:うな重の食レポ
うな重ミニの到着と実食
盛り付けから配膳まで美しく、日本料理のうなぎって感じ。
うな重は焦げ付きもなく、「奥浜名湖焼き」された蒲焼がふっくらしているのが見ただけで分かる。盛り付けられているうなぎを一口食べると、外側はカリッと香ばしく、中はふわっと柔らかい食感が広がります。
あぁ・・・、まさに関東風と関西風の良いとこどり・・・、美味しい。
ご飯は程よい硬さで炊き上げられており、タレが軽く絡んでいる程度で私好み。
うなぎのタレとご飯のバランスが良く、一口ごとに贅沢な気分を味わえました。付け合せの香の物と肝吸いも料理としてちゃんと美味しい。箸休めとして絶妙なアクセントになっています。
浜名湖の名産:しらす丼の食レポ
実はうなぎ重より先に到着していたしらす丼。お値段は1,300円で、うなぎ料理と比べると安く感じちゃうマジック。
白ご飯の上にたっぷりの生しらすがのっており、その上にネギと生姜が彩りよくトッピングされています。海苔は別皿にあるので、好みのタイミングで投入しましょう。
香の物は共通で、肝吸いではなくお味噌汁が付いてきます。
夏向けのメニュー:しらす丼の魅力
しらすの風味は非常に新鮮で、生臭さは全くなし!プチプチとした食感とともに、ほのかな塩味が口の中に広がります。夏場の食欲ないときにサッパリと食べられる感じ。
特に、薬味と一緒に食べると爽やかな香りが加わり、一層美味しさが引き立ちます。
オススメしたいのは、醤油は「少しだけ」かけることです。これにより、しらすの風味が際立ち、一種の海鮮丼としての味わいを楽しめます。
個人的には、スリおろしの生わさびがあると完璧でした。
総評:うなぎとしらすが堪能できるお店
「うなぎの千草」は、うなぎの質、タレの味付け、そして食事を楽しむための雰囲気作りが見事に調和したお店です。特に、浜名湖の風景を楽しみながらの食事は格別で、また訪れたいと思わせる魅力がありました。
うな重は関東風と関西風のバイブリッド。中はふっくら、外はカリっと香ばしい一品。しらす丼は、しらすの新鮮さを最大限に活かしたシンプルながら奥深い味わいの一品。
正直どっちも甲乙つけ難いです。「浜名湖=うな重」みたいなイメージがありますが、旅行で2度3度訪れているならば、体調によってはしらす丼を注文してもいいかもしれません。
浜名湖を訪れる際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。景色とともに、美味しいうなぎ料理&しらす丼を楽しむことで、心もお腹も満たされること間違いなしです。
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