【車載輪行】自転車で渋峠を走りたい!長野県まで車移動|2019年4月①

国道一高い:渋峠

コロナの状況が悪化して、緊急事態宣言がまた発令されそうですね。

この事態を受け、4月の遠征は「厳しいかもなぁ」と考えながら、人様の走行の様子を色々と拝見させてもらってました。

しかし、そんな物を見れば見るほど「いいなぁ」という気持ちが募るばかりでして。
これでは気持ちを抑えるどころか逆効果になってしまいそうなので、自分の過去アルバムを眺める日々が続いております。

まぁ、それも罠で、結局”走りに行きたくなる”んですけどね。


2018年には、初めて日本一高い場所である乗鞍岳にヒルクライムしました。夏に岐阜のスカイライン、秋には長野からのエコーライン。どちらも絶景で素晴らしかったです。

それから半年経過した春、国道で標高が一番高い地点がある”渋峠”に思いを馳せるようなっていました。

なぜ、この春の時期でないといけないか?

それは冬季通行止めが解除された直後の”雪の回廊”を見たかったからなんです!開通式にはテレビの取材が来たり、日本全国から回廊を求めて人が集まるんですよ!


今回は2019年4月に遠征した、”自宅~長野~富山~金沢~福井”の様子を5回に分けて載せていこうと思います。

それでは、レッツスタート!

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1日目 高速道路の移動距離は510km

第1回目である今回は移動日になるので、ロードバイクは出てきません。

しかし、長野県まで車で行こうと思っている方には、所要時間の参考になると思います。(画像参照)

  • 私の住む地域から駒ヶ根IC(長野県)までの移動距離は約450km
  • 高速料金は、普通車10,400円、軽自動車8,410円
  • 運転時間は、のんびり適度に休憩しながら約8時間

0:00~4:00にETC深夜割引が適用されるため、長距離移動する場合は深夜か早朝スタートが多いです。上記から3割引はちょっと無視できない。

新幹線とレンタカーを組み合わせると、負担なく目的地まで行けるのでしょうが、コストとお手軽さを天秤にかけて、ついついマイカーで移動しちゃうんですよねぇ。

回想に入りますが、記憶も曖昧な部分が多いです。間違いがあった場合は、ご指摘いただけると幸いです。

高速道路で移動開始

AM1:00 自宅を出発

2019年4月下旬、夕方に仮眠をとり、夕食を済ませ、車にロードバイクと車中泊用のキャンプ用品、着替え、カメラ機材などを積み込み、深夜1時に出発しました。

神戸まではウンザリするほど走り慣れた道で、休憩もせずドンドン進んでいってしまします。

目的地のでのことをアレコレ考えながら運転するのは楽しく、1kmでも進むごとに気持ちが高揚いてくるのがわかります。

AM3:30 北宝塚サービスエリア(兵庫県)

北宝塚サービスエリアより抜粋

200kmほどを2時間30分かけて、1回目のトイレ休憩。

2018年3月にオープンした上下線から寄れる大型サービスエリア。店舗面積や駐車場台数は西日本最大規模なんですって。

南欧風イメージの綺麗な建物の中には、フードコート・ショップ・ベビールーム・トイレが整備されています。

が、実際は空間を大事にしすぎて無駄なスペースばっかり。食事もお土産も、思いのほかショボくて「1回行けばいいかな」という残念サービスエリア。

ただし、トイレはビックリするほど豪華で、ホテルのような清潔感があります。

清掃も頻繁におこなっているのでしょうか、いつでも綺麗です。

トイレ休憩だけならば本当にオススメ。

AM5:30 多賀サービスエリア(滋賀県)

上り線側

こちらは、ビワイチ遠征時によくお世話になるサービスエリア。上下は独立していますが、陸橋を渡って徒歩で行き来ができる珍しい形態。

下り線のサービスエリアはかなり大型で、北宝塚よりこちらが好きでよく利用します。

食事やお土産が充実していますし、なによりシャワーや宿泊施設があるの!

長距離移動時にここを利用すれば、困る事は無いかと思います。

AM7:00 屏風山サービスエリア(岐阜県)

2018年、冬の様子

高速道路としては、ほぼ何もない名古屋を抜け、岐阜の屏風山びょうぶざんサービスエリアまでやってきました。

高山(岐阜県)や伊那いな(長野県)を訪問するようになって、利用頻度が増えた場所。

初めてのサービスエリアに、立ち寄る時はワクワクするものです。その土地のことが少しわかりますから。

第1の目的地までは、あと100kmほど。1人の運転だと少し疲れてきたので、少し仮眠をとります。

30分後に再スタート。

AM9:00 駒ヶ岳サービスエリア(長野県)

走ること1時間。

駒ヶ岳こまがたけサービスエリアにやっとこさ到着。「疲れた」と思ってからの100kmって長く感じます。

この後少し走り、駒ヶ根こまがねICで高速道路は降りることになります。

ふ~、やれやれ。事故なく一安心。

ゆるキャンのファンならば、馴染みのある駒ヶ根や駒ヶ岳。リンちゃんがソロキャンでやってきた伊那市はココだぁ!

第1の目的地は、ソースかつ丼屋”きらく”

駒ヶ根ICをおりて5分ほどで目的地に到着。

オープンは11時なので、それまで少し仮眠をとります。

ピピッ!ピピピッ!ピピピッ!

携帯のアラームで、ムクリと体を起こします、11時ジャスト。

客は自分だけかと思いきや、もうすでに5組が待機しています。

駒ヶ根でソースかつ丼といえば”明治亭”を想像される方が多いと思いますが、今回、訪問したのは”きらく”です!

こちらは知人の紹介でやってきたのですが、その人、なんでこんなとこ知ってるのよ?

さて、お目当てのソースかつ丼には2種類あります。”普通”と”

何を注文するかは、知人にしっかり教育されていますから、席に座るなり上ソースかつ丼を注文!

初来店ですが、はたからみれば、「あの人常連かな?」って思われるほどの振る舞いだったと思います。

本当の常連は、ラーメンセット注文していましたけど。

とんかつ屋のラーメン、気になるわ~。

待つこと10分。

注文を受けて揚げるので、多少時間はかかりますが熱々。

お味噌汁もついてきます。

写真じゃ伝わりにくいと思うのですが、ボリュームはタップリ!

ソースが染み込んだ衣が食欲をそそります。

そして、”上”を頼んだ理由はこれ。大きいうえに分厚いの

お肉の柔らかさと脂身が甘くて、ごはんがめちゃくちゃすすむ。

脂身が嫌いで残すこと多いのですが、この店だけは別格。脂身が美味しいと思ったのは初めて♪

ごちそうさまでした!

第2の目的地 高遠城址公園の桜

ソースかつ丼を食べ終えて、やってきたのは、高遠城址公園

弘前公園(青森県)、吉野山(吉野山)と並び、日本三大桜名所に数えられます。

南アルプスの裾野にあり、春になるとこの地にしか咲かない1,500本のコヒガンザクラ(サクラの一種)が咲き乱れ、城は赤みを帯びた鮮やかな桜色に包まれる。日本さくら名所100選に選定されている。

Wikipediaより抜粋

臨時駐車場は遠いが無料

公園の隣に駐車場がありますが、混雑かつ有料であるため、近くの臨時駐車場に車を停めました。

いていると思ったっしょ?

めちゃくちゃ混雑しているんよ!!

みんな桜好きなんなぁ~。

学校のグランドを解放してくれているみたいですね。ありがたい。

もうこのグランドでお花見が出来るレベル

ベンチでぇ~、持ち帰り用のソースかつ丼をあけてぇ~・・・

車を停めて15分ぐらい歩いたでしょうか?

食後の運動には丁度いいですが、パンプスや革靴で来てしまった人には長く感じる距離です。

そういう人は、素直に、有料駐車場に停めましょう。

1876年(明治9年)、荒れた城址を見かねた旧藩士たちが公園としての整備を進めたようです。

旧藩士のおかげで今の桜が楽しめるのですね、グッジョブ!!

幕末にここまで感謝したことはありません。

困ったときの案内図。

これで鬼に金棒、サラピエにロードバイク。今日は乗らんけど。

確か休憩所たっだかな?

屋台も出店しています。

公園の敷地は広大で、しかも公園の空を覆うように桜が咲いています。

どこを見ても桜、桜、桜。

天気だけが残念。

見事な満開。

人少ないとこ写すの大変なんよ。

おっ、これなんか桜のスケール感がわかる写真だ。

駒ヶ岳も見えてますね。

リンちゃんが千畳敷カール薦められてましたけど、まぁまぁ登山の服装じゃないと行けれない場所です。

曇りのとき、うまく撮影できません。

カメラがうまい人に、色々と教えてもらいたい。

旧藩士たちが、城下町にあった門を移した名残。

タイムスリップしたみたいで、ロマンを感じる。

夜まで時間つぶし

高遠城址公園はライトアップも綺麗らしいので、いったん、公園の外に出て散策してみます。

ロードバイクで、20kmほどポタリングしたはずなんですが、なぜか自転車の写真が1枚もない。

忘れた記憶でも、写真を見る事によって呼び起こされてきましたが、ここの行動だけは我ながら意味不明。

長時間の運転で眠かったのかしら?

公園の側面。

なにか店っぽいもの発見。

営業はして・・・・るけど、もう夕方なので閉店間近。誰もいなかったためスルー。

ダムっぽいところに出てきました。

このとき4月下旬でしたが、日が落ちてきて寒くなってきたの覚えています。さすが長野。

ここでお花見している人もいました。人が少なくて穴場だと思います。

そろそろ良い時間になってきたので、高遠城址公園に、僕、戻る。

桜のライトアップ

今度は、公園隣の有料駐車場へ。

誘導のおじさんが、数日前に瀬戸内海に観光に来ていたみたいで、話に花が咲きました。奇遇な縁ってあるもんですね。

暗くなっても、バンバン人が来ています。

それもそのはず、2019年の祭りの時期には12万人の来場者があったらしいので。

今年は、コロナの影響で6万人らしいですが、それでも多い気がします。

入り口のライトアップが、期待を高めてくれます。

ウム!案内図も変わりなし!ライトアップされた案内図も綺麗だよ♪

日が落ちた直後の群青色ぐんじょういろの空と、ライトアップされた桜のコントラストが綺麗。

や、屋台からいい匂いがする・・・。

花よりだんごだな、やっぱり。

この縦方向への桜の伸び!覆いかぶさってくる感じが凄くないですか?

どこを見てもクライマックス。

人もクライマックス。

屋台も大繁盛。春の書き入れ時。

おわかりいただけただろうか?・・・・

下段の暗闇に人がビッチリいるのが。撮影のための行列です。

桜まつりといえば、やはりボンボリが必須。

夜桜ならば、曇りなど関係なかったので、ライトアップされた桜は大満足でした。

お風呂と寝床を求めて

昼と夜にわたり、桜を満喫したので、今度は疲れを癒すために温泉に入ります。

「お風呂に入るぞー!」と真っ暗な山道を走ること1時間。

やってきたのは、こちら!

公式HPより:ゆーとろん水神の湯

8種類の露天風呂と、100%源泉かけ流しのお湯が楽しめる”ゆーとろん”

雰囲気はとっても良さそう!

わざわざ来た甲斐があるってもんよっ!

・・・

・・・・

・・・・・

よくある事ですね・・・。

みんな経験している、ほろ苦い絶望感。仕方がない、お店にも休みは必要だもん。

けど、いっつも思う!「7分の1の確率を引かなくてもいいじゃん!」って。

次のお風呂を求めて移動

周りは山だらけ、お店はおろかコンビニすらない。

しかたなく、諏訪湖まで来ました。これなら最初から諏訪湖にくれば良かったと後悔。

65kmに渡る真っ暗闇の無駄ドライブ

閉店ギリギリでカラスの行水。なので、ほとんど何も覚えてない。

ロマネットさん、またゆっくり来ますからねぇ~。

今夜の宿泊場所

・・・

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高ボッチ高原の朝日を拝みたくて、細く荒れた山道登ってきたけれども、冬季通行止め

まだこの頃は、長野になれていなくて、踏んだり蹴ったりな経験してますね。

まぁ、それでも、写真を見返している時点では、いい思い出

まとめ

高速道路の移動距離510km + 長野での観光110km

初日はハードな車移動となりました。が、お目当てのグルメと名所を堪能できたので悔いはなし。

問題はその後!

当日どこに宿泊したか全く覚えていません。

車中泊の用意をしていることと、2日目の写真を見る限り、安曇野あずみのまで移動して、道の駅で寝たんだと思います。

2日めからはロードバイクが出てきますよ~。

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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