【車載輪行】ロードバイクで富山湾岸サイクリング 2019年4月⑤

国道一高い:渋峠

こんにちは、サラピエです。

長野~群馬にまたがる”渋峠”と”雪の回廊”が、目的だった遠征4日目。

前日は、念願の渋峠でサイクリングを楽しんだあと草津温泉で汗を流しました。そこでゆくっりすればいいのに、強行軍を敢行。夕方から高速道路を利用、新潟を経由して富山県まで移動してきました。

最強温泉”海王”で草津の悔しい出来事を払拭、近くの道の駅まで移動して3日目終了。

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4日目のサイクリング概要

4日目は車中泊をした道の駅”カモンパーク新湊しんみなとを起点に、富山湾岸サイクリングコースを走ります。

整備区間の全長は、なんと約102km!ここまで長く整備されているサイクリングコースって珍しいと思います。標高差もなくほぼド平坦。初心者から上級者まで納得のコースですね。

スタート直後に50m急激に上昇しているのは、新湊大橋のエレベータに乗ったから。

最高に走りやすくて、他のコースにはない特徴をもっていて最高!しかし、私が実際に走ったのは往復で60km弱・・・。

理由は単純明快、豪快に寝坊したんですよね・・・。いいもん!また行くから!

海王丸パーク

おそようございます。時刻は現在11時

7時出発のはずが大いに寝坊。アラームが鳴ったのにも気がつかず、車内が暑くなって目が覚めました。

そんなお寝坊さんなサラピエですが、富山県は優しく迎えてくれています。

「ようこそ富山県へ」

たしか、この時が初めて訪問だったと思います。

立山連峰に、帆船に、新湊大橋に、モニュメントに、画角の中に主役が揃い踏み。

しかも、モニュメントには”世界で1番美しい湾”と啖呵が切られております。

そんな風に世界に喧嘩を売ってだいじょうぶ~?謝るなら今のうちよ~?

サイクリングコースに出る前に、判定員のサラピエが海王丸パークの中を散策してみます。

これが海王丸ね~。日本を代表する大型帆船でマストは4本。

近くで見ると大迫力。

帆船の歴史って古くて4500~6000年以上前にエジプトで存在してたとか。

やっぱすげーな、世界!

マストとロープが絵になります。大自然の画角も良いけど、こういう人工物も良い。

あの新湊大橋もサイクリングコースの一部になっています。

上が車道で、下であるトラス内部に幅員4mほどの自転車歩行者道を併設

しまなみ海道の因島いんのしま大橋と似たような感じ。

東に行くには、新湊大橋を渡るか、南に迂回して市街地を走るかの2択。

山の展望台とかによくあるヤツ。ぱっと見で名前が分かるのでありがたい。

あっ!剣岳や薬師岳は聞いたことある気がする。百名山だったかな?

サイクリグロードも百名路って言うのをつくってほしい。

立山連峰新湊大橋がよくマッチしています。

カレーとハンバーグのような組み合わせ。

はるか向こうの水平線。その上にそびえる立山連峰

富山湾の1番深い場所で1,000m。立山連峰の1番高い場所で3,000m。

落差の凄いこと。

そういえば、熊本県を舞台にした”放課後ていぼう日誌”でも帆船が写っていました。

今度の遠征は九州に行きたいなぁ。

公園内は広く、整備されていて、とても過ごしやすかったです。

帆船とマストをイメージした雨除けがお洒落・・・って、あれっ!?

海王丸パークの散策だけて、もう1時間以上経過しちゃってる!ゆっくりし過ぎちゃいました。

時間を忘れるほどの空間・・・、世界と戦える場所として認めざるをえません!

世界で1番美しい湾にサラピエも認定!

富山湾岸サイクリングコース

といわけで、サイクリングスタート!

正午出発になっちゃった。

当初の計画では、50km走って折り返し地点で昼食という予定でした。

予定は未定!これも旅の醍醐味です。

左手奥にエレベーターがあって、47m登って橋の内部を渡るようになります。

距離は400m。自転車に乗っていたら早々にアナウンスで注意されちゃいまいした。

みなさんも気をつけてください。歩いて渡るようにしましょう。

お~、まだちょっと春の名残がある~。

お寝坊と撮影会で遅れに遅れた今日のサイクリング。

ちゃんと見返してみたのですが、スタート地点は氷見

有名な雨晴海岸は、現在位置から西のほう。海越しの立山連峰を写真に収めるという目的がまた出来ました。

氷見まで22km ← 今ココ → 朝日まで63km

総延長85kmってことですよね?往復170km?全長の102kmはどこにいった?

気軽にポタリングも出来るし、ガッツリ走ることも出来る良い場所。

車止めもしっかり設置されているので、安心してサイクリングできます。

夜間に走る場合は、気をつけてください。

わたくし、淀川のサイクリングロードで車止めにつっこんで一回転したことあるんです。

すごいっしょ?

富山港展望台

道中、良さそうなポイントを発見。

展望台という名がついていたら、行かずにはおられません。

だって、どんな風景か気になるでしょ?

はい、やっぱり間違いなし!

階段を登っていきますし、飲み物や座る場所があるわけではありません。

休憩ポイントにはなりませんが、高い場所から立山連峰が見れるのはグッド。

展望台をあとにして、サイクリングコースに戻ります。

このあたりは中国地方の山陰と似ていると感じましたね。

日本海と山を望みながら走る。そして、防風林としての役割をもつ松。

しばらくこのような直線が続きます。

そして、防風林を抜けると、一気に視界が開けます。

うひょー!気持ちいいー!

気持ち良すぎて語彙が馬鹿になる!

サイクリストやローディーには、言葉で説明しなくても、ここが絶景ポイントなのは伝わりますよね?

立山連峰の迫力と言ったら、そりゃあ、もう!

ここを撮影地としたいのですが、1つの問題があります。

立山連峰を主とする画角にするべきか・・・?

サイクリングコースを主とするべきか・・・?

はたまた、ロードバイクを主にするべきか・・・?

もう、甲乙つけ難いから、3枚ともブログに載せちゃった。

ほたるいかミュージアム

海王丸パークから東向きに走ること27km。観光地っぽい場所が出てきました。

サービスエリアと道の駅ハンターである私の目は誤魔化せません。

私自ら、検閲するぞ!

道の駅”ウェーブパークなめりかわ”。カネツルさんの屋号が港町の雰囲気を醸し出しています。

中は市場のようになっていて、ほたるいか関連のお土産を販売。自転車乗りの大好物、ソフトクリームもございましたよ。

ほたるいか海上観光の受付時間がものすごく早いんですけど、結構人気とのこと。

すげーな、おい。

道の駅の敷地内には、近代的な建物もあります。

道の駅に併設されている”ほたるいかミュージアム

ほたるいかのあんな事やこんな事がわかる施設。入館料は大人が820円、小人が410円。

学習という側面が強いので、子供連れのご家族に人気でした。

いっつも思うけど小人しょうにんって何よ?子供じゃダメなん?

滑川市の特産品”ほたるいか”をモチーフにしたイメージアップキャラクターの2人。

あれ?2人?2匹?2体?

左がキラリンちゃん、右がピッカくん。

キラキラネームではなく、ピカピカネームです。時代は光。

ここでも光を冠する名前を発見。

海王丸パークを正午に出発して、2時間。流石にお腹が空いてきました。

ミュージアムの2階に富山湾が一望できるパノラマレストラン”光彩”があったので、そこで昼食をとりました。

白を基調とした店内が、海の青さと相まってリゾートレストランのような雰囲気。

メニューに関しては、「旬のおすすめ。迷ったらコレ!」と書かれている物にしませんか?

蛍烏賊御膳2,200円。まわりのテーブルの方々も注文していましたし。

函館に行ったときに食べたイカの刺身定食が美味しかったので、自然と期待感が高まります。

旬で!目の前の富山湾で獲れたイカで!鮮度は抜群である!」とね。

・・・

・・・・

・・・・・

生臭い・・・・。

ん~、どの品も生臭いぞ~!

イカの塩辛とは違う単純に鮮度が落ちた生臭さ雰囲気だけの観光地メニューって感じでした。

お吸い物に関しては、ほぼお湯。オススメはしません。

言いたくはないけど、ごちそうさまでした!

折り返して、スタート地点へ戻る

食の失敗も旅の良い思い出には・・・なってないけど、気を取り直してサイクリング再開。

時刻はもう15時。

このまま東に向かっていては遅くなってしまうので、スタート地点に戻ることとします。

道中は、山を背に走ることになるのですが、振り返り振り返り、写真を撮りました。

日常に溶け込んでいるのですが、その存在感を全く消せていない立山連峰。

地元の方は慣れているのでしょうか、その雄大さに感動したのを覚えています。

ここでも、わざわざ自転車の向きを変えて写真を撮る。

自転車の向きを逆にしないと、アルバムの選定をしているときに、行きか帰りか分かりませんでした。

湾と山はやっぱり絵になるなぁ。

こういう景色を見ると、フルサイズの一眼と良いレンズが欲しくなります。

しかし、重さと画質のトレードオフで悩ましいところ。

山の隆起が激しいので、陰影がハッキリついていますよね。

中国地方だと、なだらかな山が多いので新鮮。

サイクリングロードに戻ってきました。

日本海特有の波。遮る物がないので風が激しいです。

市街地フィーチャリング立山連峰。

日常っぽい風景を見たくなったので、サイクリングコース外れて市街地にやって来ました。

幹線道路を避けて、1本側道に入ると直線が続く走りやすい道。

新湊大橋まで帰還。

写真では左側が見切れているのですが、富山新港に沢山のコンテナがありました。

ロシア極東、韓国、中国との定期コンテナ航路があるみたいですね。

車に戻ったところで、16時30分。4日目のサイクリング終了。次回は車移動の様子を紹介します。

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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