パナレーサーのチューブをレビュー|評判の良いR’AIRに交換してみた

サイクルパーツ

今使っているロードバイクのチューブが3年ほど経過したので、新しく交換してみました。

色々と検討した結果、選ばれたのはパナレーサーのR’AIR(アールエアー)です。

重量は平均75gと軽く、付属のチューブからのアップグレードに最適。

値段もそこまで高くないので、コスパが良くカスタマイズにも向いていますね~。

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パナレーサーのR’AIRとは?

ロードバイクに乗る人なら1度は使ったであろうパナレーサーのチューブ。

値段は通常のブチルチューブより少し高めですが、その分、軽量に仕上がってます。

製品最大の特徴は、ゴムが良く伸びること。

「Air Flex Lite Butyl」を採用。「軽さ」と「耐久性」の優れるバランスを実現させたレーシングチューブ。

従来のチューブより、2.1倍もの伸縮性を持ち、高い振動吸収性と路面追従性により、ライディングのストレスを緩和。

軽さと丈夫さの優れるバランスが、R’AIR の求めた性能。

お~・・・。(ゴムを引っ張っている)

確かに柔軟性を体感できますね~。

仏式バルブの長さ(種類)に注意

同一商品ですが、バルブ長が違うものを含め、計5種類あります。

  • 仏式34mm
  • 仏式48mm
  • 仏式60mm
  • 仏式80mm
  • 2ピース仏式34mmのみ(今回使うもの)

一般的なホイールだと仏式48mmがオススメ。

ディープリムのホイールの場合だと60mmか80mmを使うようになります。

今回、購入したのはバルブコアの取り外せる2ピース仕様の34mm

その他の物はバルブコアの取り外しは不可なので気をつけてください。

他に必要なのはバルブエクステンションの30mm。

その名の通りバルブを延長させるためのパーツです。

ロードバイクのチューブを交換してみた

タイヤの片側を外してチューブの取り出し

スポーツタイプの自転車は、ホイールをワンタッチで脱着できるため、タイヤの交換やチューブの交換は簡単です。

「自分でもやってみたい!」という方は下記を参考にしてみてください。

初心者でも出来るロードバイクのパンク修理|キットの使い方を解説

  • チューブの空気を抜く
  • バルブの根元にあるナットを取り外す
  • タイヤレバーでタイヤの片側を外す。

この時に使うタイヤレバー金属性の物でなければ何でも構いません

ダイソーの物でも十分です。

私はカーボンホイールを装着していますが、気にせずレバーをガンガン使う派。

コンチネンタルのrace28(60mm)を取り出します。

3年間、使用したチューブですが、紫外線に直接あたっていたわけではないので、綺麗なまま。

パンクもしてないし、弾力もまだあるので、予備チューブやローラー台のホイールに再利用しようかな~。

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専用工具を使って仏式バルブを延長する

チューブの交換の前に、R’AIRのバルブの延長(34mm + 30mm = 64mm)を行います。

ぐっ、今回のロットは80gと記載重量から5g多い・・・。

・・・こればかりは工業製品なので仕方がないよね~。

専用工具のツールでバルブコアを脱着

使う工具は、バルブコアツールやバルブコア外しなんて呼ばれています。

バルブエクステンションに付属している物(左)でもいいですし、別途購入(右)してもいいです。

パナレーサーのバルブコアツールはアルミ製。

バルブキャップにもなる優れものなので、チューブのバルブに取り付けて走行できるので「持ってくるの忘れたー!」ということがなくなります。

使い方はいたって簡単。

どんな製品でも、バルブコアツールをバルブに被せ、反時計周りに緩めるだけ。

※取り付る場合はその逆です。

たったこれだけで取り外せます。

パナレーサーの工具も同じ要領。

ちなみにツールの天地を逆にするとキャップに変身。

上下入れ替えで工具とキャップの役割を果たすのですが、キャップとして使う場合は注意が必要。

バルブの天井がないのでゴミやホコリは防げれません。

バルブエクステンション付属のツールが優れているのは、1つで2役を担う事。

バルブコアだけでなく、エクステンション側も締められます。

まぁ、ぶっちゃけていうと、紹介した工具がなくともラジオペンチがあれば代用可能です(^_^;)

バルブエクステンションで延長完了

延長パーツの取り付け完了。

60mmのバルブ(左)と比較してみました。4mm分だけ延長することに成功。

この4mmの差が日々の空気入れのストレスを軽減してくれるんですよ~。

仏式バルブ長を延長するときの注意点

ちなみにもとのチューブのバルブをあんまり長くすると・・・このような悲劇になるのでお気をつけて。

分かります?

工具をはめるための凹みが邪魔をして、ナットが根本まで回りませんでした。

※写真は仏式48mmにバルブエクステンションを使用。

大体の目安として【ディープリムの深さ - 10mm】までが許容できる長さかと思います。

BORA ONE50はリムハイト50mmなので、バルブエクステンションを使う場合、バルブ長40mmまで対応可能。

新しいチューブに交換

34mmのR’AIRを30mm延長して、ホイールに取り付けてみました。

一般的にバルブがホイールから飛び出ている目安は10mm~30mmと言われています。

今回の交換で、飛び出し幅は14mmになりました。

交換前の様子がコチラ。

コンチネンタルの60mmのチューブで、飛び出し幅は10mm。

空気入れのヘッドが固定できるかできないかのギリギリの長さでした。

チューブ交換後に走ってみて

1,600円のバルブを2本購入し、40gの軽量化に成功。

100kmほど試走したみたので、インプレでもしてみましょうかね~。

結論から言うと・・・「分かんねぇんだな、これが」(゚Д゚;)

ロードバイクの性能というモノに関しては、わりと鈍感な私。

チューブ交換で走りが「軽くなる」「重たくなる」というのはサイクリングやポタリングでは感じたことがないんです💦

分からない1つの理由として、自転車の重量とは別に「3kgの荷物」と「1.5kgのカメラ」を背負っているため、40gの重さが誤差の範囲内になっていることが挙げられます。

【ただし、物理的には効果はある

回転物の重量が減っているため、絶対的に体への負担は少なくなっているはず。

長距離を乗れば乗るほど、長期間を乗れば乗るほど、効果としては表れるはずです。

そういう意味では、軽量チューブへの交換は万人にオススメ。

あと、ゴムは使用しなくても、製造されてから刻一刻と劣化をするものです。ブログをやっている手前「1~2年で交換」を推奨していますが、「3~5年は普通に使える」というのが経験則。

それ以上になってくるとゴムが硬くなってきているはずですので、トラブル回避のためぜひとも交換しましょう。

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本記事はサラピエが執筆しました。

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