【自転車で交通事故にあったら】大まかな流れを解説|ロードバイクの体験談①

日記・コラム記事

長年、ロードバイクやクロスバイクに乗っていると遭遇する自転車の交通事故。

「事故を起こそう」「事故に合おう」なんて誰も思ってない。けど、ある日、突然に悲劇は起こります。

また、一口に交通事故といっても状況は様々。

  • 被害者なのか?加害者なのか?
  • 物損事故なのか?人身事故なのか?
  • 自転車と歩行者なのか?自転車と自転車なのか?自転車と車なのか?

立場や状況は違えと、一連の流れという物が存在します。

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交通事故を経験した者にしか分からない本音の部分

かくいう私も被害者として物損事故と人身事故を1度ずつ経験しております。事故だけど事故にしてないこと(後悔)を含めれば3回の自転車事故に遭遇。

人身の時には後ろから追突され救急搬送されました。まさに画像のような状態。

その体験を生かして、交通事故に合った場合の対処を、数回に渡り皆様にご教授しようかと思います。

建前だけの薄っぺらいアフィリエイト記事と違い、ガッツリと本音の方も記述していくつもりなので参考になるかと思います。

また、内容を理解できなくとも「事故が起きたら見ればいい」ぐらいでも大丈夫。軽い感じで読み流してください。

事故発生から示談(決着)までの大まかな流れ

交通事故にあったら、まず対処する期間が3つに分割されます。

ここで重要なのが事故当日の動き。この初動をミスした場合、加害者なら法律で処罰されますし、被害者なら保証で損をします。

「無知は罪である」というソクラテスの言葉がありますが、事故においては本当に差が出てしまいます。

事故発生の直後の動き

事故当日※めちゃくちゃ重要

  • 人身事故、物損事故に関わらず警察を呼ぶ。
    (場合によっては救急車。)
  • 相手と連絡先を交換する。
    (可能なら状況を写真撮影。)
  • 警察官に当該事故の状況を報告。
  • 自分の保険会社に事故内容を伝える。
  • 治療費を建て替えてもらうため、相手保険会社と話す。
  • 病院へ行って絶対に診断書をもらう!

事故発生から翌日以降の動き

翌日以降※被害者ならば治療に専念

  • 診断書をもらったら警察へ行く。供述書にサインする。
  • 通院が必要ならば、医師に従い治療やリハビリを受ける。
  • 壊れたロードバイクの修理見積をとるためショップへ持参する。
  • 事故当時に身に着けてた物損リストの作成。
  • 自転車やアイテムの見積りを相手保険会社へ請求する。
    (認められれば物損事故は、ここで決着。)

事故発生からケガが完治した後の動き

ケガ完治後※法律のプロに任せるのが得策

  • 保険会社と示談交渉を開始。
    (相手は出し渋りと値引きのプロという認識が必要。)
  • 自身の保険に弁護士特約があるなら弁護士を雇う。
  • 弁護士特約がない場合は、交通事故紛争センターを利用する。

事故後は、どんな人間でも肉体的・精神的に非常に負担がかかります。

万人が慣れてないはずなので「まず何をしたらいいのか分からない」「解決するまので道のりが分からない」など大きな不安を抱えます。

細かいポイントは多数ありますが、まずは大まかな流れを理解して何をすべきか把握しておきましょう。

自転車事故の高額な賠償額に対応した保険

自転車保険の加入が義務化している事実

©楽天損保

昔に比べて自転車用の保険が増えていることをご存知ですか?

その背景には、全国的な自転車事故の増加に伴い、自転車保険への加入を義務とする地方自治体が増えているから。

ニュースでも大々的に見かけますが、自転車で相手を死亡させたり障害を与えた場合、何千万~1億円という支払いの判例が出ています。

有名保険会社でも自転車向けプランは年間3,000円程度

保険会社プラン名
東京海上日動ネットでeジョー「eサイクル保険」
楽天損保サイクルアシスト(傷害総合保険の自転車向けプラン)
三井住友海上ネットde保険@さいくる<パーソナル生活補償保険>
au損保自転車向け保険 Bycle(スタンダード傷害保険)

大事故になってしまったら被害者への損害賠償は人生を狂わせるほど高額です。万が一に備えて自転車保険には加入しましょう。自身への補償と言うよりは、怪我を負わせてしまった相手への補償目的です。

保険料は年間(一括)で3,000~6,000円と安く、ネットで簡単に申し込み可能。

正直、プランの差はそんなに無いので、普段から付き合いのある保険会社のプランで問題ありません。

なかった場合、楽天市場のアカウントで申し込める楽天損保がオススメ。アカウントを持っていたら翌日から有効になりますよ。


ロードバイクやクロスバイクは危険な乗り物

道路交通法では自転車は軽車両

まずはコチラの動画を見て欲しい。兵庫県警察公式チャンネルからお借りしました。

SNSやネットでもよく「チャリカス」という言葉を見かけます。車や歩行者のことを考えず、迷惑または危険な乗り方をする自転車乗りの総称ですね。

そもそも道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられています。

  • 車道と歩道の区別があるところは車道通行が原則。
  • 道路を走る場合、左側に寄って通行しなければならない。
  • 歩道を通行できる場合は、車道寄りの部分を徐行する。
  • 歩行者の通行を妨げる場合は一時停止しなければならない。

つまり自転車とは、状況に応じて臨機応変に対応する必要があり、加害者にも被害者にもなりうる存在なんです。

最近はスマホの普及により、ながら運転が本当に増えました。音楽聞きながら、スマホを見ながら、暗い道を無灯火で逆走するような猛者(馬鹿)もいる始末。

でね、こんな人達は当事者にならない限り「自分が危険な存在」だとは気がつかないんですよねぇ~。歩行者相手には加害者として、車相手には被害者として迷惑をかけます。

愚かな行為の代償が家族や相手、ひいては自分に降りかかることを理解してないんでしょう。また、自分が軽車両に乗っている自覚もないのでしょう。

自転車事故は警察と保険会社に頼る

本当に自転車は危険な乗り物!

なので、まずは自分のためにも相手のためにも自転車保険に入る

年間3,000円、月額ならばたったの250円。自家用車に比べればはるかに安い保険料だと思います。

安くても、しっかりとしたサポートが魅力的で、万が一のときに安心です。相手への損害賠償額は1億円まで対応してくれる保険会社が多く、示談交渉なども引き受けてくれます。

次に、交通事故になったら、必ず警察の力を借りましょう

「大事にしたくない」「面倒だなぁ」と言う気持ちは理解できますが、軽はずみに「大丈夫」と言ったり、ひき逃げをしないでください。

とにもかくにも、事故に合ったら自転車保険と警察を頼る!くれぐれも、自力で何とかしようとは思わいないでください。

次回からは体験談を交えて、各項目の説明を行っていきます。

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。


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