こんにちは、サラピエです。
みなさん、最近、漫画とか読んだりしています?少年時代に誰しも熱中した時代がありますよねぇ。
ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンには本当にお世話になりました。もうね~、次の展開が気になって気になって仕方がないあの頃は楽しかったなぁ~。
社会人になると仕事に忙殺され、自然と疎遠になるのも、みんな通る道。
ただ、猛烈にコミック熱が高まるときがあったりして、「えっ、これまだ続いているてるの?」とか「あれ、終わったんだぁ」って童心を思い出すことがあります。
私は今がちょうどその時。
というのもね、北海道へ向かうフェリーの乗船時間は20時間を超える長旅。
船内で過ごす方法を準備しておかないといけないのです。ブログなどを見ていると「あっという間だった」という意見もありますが、船内の施設で時間を潰せる自信がない・・・。
そこで白羽の矢がたったのが、漫画という分野!
タブレットに電子書籍を詰め込んで、久々にコミックの世界に没頭しようじゃありませんか~。
自転車旅に最適!コンパクトなタブレット
サラピエが自転車遠征に必ず持って行ってるのが、Amazonが開発・販売している「Fire HD 8」。
ネットサーフィンやYouTubeはもちろんのこと、プライム会員ならばコミック・映画・音楽も楽しめる優れもの。そのお手軽さやコスパから、今やipadと2強になるぐらい人気。
本体の容量は32G。マイクロSDカードのスロットもあるので、大容量なメディア類を記録できます。そんなデバイスに何をもっていくのかが、最近の悩み。
「北海道へ遊びに行く!」というときにビジネス書を読む気分でもないし、やはりツーリングへの気持ちを高めるために、自転車モノを読みたいんよなぁ~。
アニメ化されている有名な自転車漫画
弱虫ペダル
ロードバイクの漫画と言われて多くの人が連想するのが「弱虫ペダル」。
説明する必要もないぐらい浸透しており、男性や女性にもファンは多いですよねぇ~。
アニメ化や舞台化したり、実業団チームがあったり、サイクルモードとコラボしたり、飛ぶ鳥を落とす勢い。
坂道君がインターハイを優勝したあたりで、私の時間は止まってしまいしたが、79巻ってもう長寿連載の域に入ってますやんか!
金城キャプテンと福富キャプテンのエピソードは最高に好きなんですが、少年漫画的なレースを見たい気分でもないんよなぁ~。
ろんぐらいだぁす!
次の候補は、運動音痴な主人公が自転車と出会いサイクリングを通して成長していく「ろんぐらいだぁす!」。
アニメにもなっているし、しまなみ海道とコラボしたり、こちらもある層には人気の漫画。たまにジャージを着ている人を見かけます。
初心者が誰しも経験するようなあるあるエピソードが描かれているので、自転車の知識がなくとも抵抗なく読めます。反面、太平洋~日本海を横断するようなロングライド、乗鞍へのヒルクライムなど、上級者向けな話もあるので万人にオススメ。
ちょっと連載が滞っているみたいなので、定期連載の復活まってるでぇ~。
辛い思い出が楽しくなる自転車漫画
びわっこ自転車旅行記
さて、実はこのコミックを紹介したいがために、今回のブログ記事を書いたといっても過言ではない作品。
その名も「びわっこ自転車旅行記」。
どうです?正直言って、知らないでしょ~?
しょっぱなからディスるわけではありませんが、まぁ・・・どマイナーです。プロの漫画家さんではあるのですが、有名な長期連載はなく、一般的な認知度はゼロに等しいかと。でも個人的にはコレが一番好き!
初期の頃は、画力が低かったり、お寒いオタク向けのギャグがあったりするんですが、自転車旅に関して大塚先生はガチ勢。
学生時代に「このくらいできないと漫画家にはなれん!」という動機で、自転車で滋賀県から北海道最北端宗谷岬まで往復。現在も自転車旅行は続けており、実体験をもとにしているため、自転車経験者には「くる」モノがあるんですよ、パッション的なモノが!
他の漫画と一線を画するのが、自転車に乗る辛さを押し出している点。走っている最中は「なんでこんなことしてるんだろ?」とか「こんな事、もう2度としない!」って絶対思いますよね?
でも「ゴールしたあとの達成感」で辛い思い出が、全部楽しい思い出に変わっちゃうアレを巧いこと表現しているんです。
これはブログとも漫画とも違い、【ライダーズハウスで出会った自転車仲間に旅の話】を聞いている感覚に通ずるものがあります。
北海道編だけでなく、ビワイチ、アワイチ、サドイチ、キャノンボール的なエピソードもあるので、自転車にハマっている人にはぜひ読んで欲しい!
社会人が共感できる自転車漫画
サイクリ―マン
2020年までモーニングで連載されていた大人向けの「サイクリ―マン」。単行本は全3巻。
かつて自転車選手として将来を嘱望された竹繁が、サイクリングロードで意気投合したロードバイク初心者の矢美津。二人は「自転車」という趣味でつながり、仲間になる。しかし、実は矢美津は、竹繁にとって気安く話せない人物だった…!
名前からわかる通り、サラリーマンをしている人々の心に刺さる内容。もうプロットの時点ですでに面白い!導入部分が釣りバカ日誌のソレですやん!
何歳になっても趣味を通じて出来る友人っていいよね~。逆に学生だと共感できる部分が少ないのが残念なところ。
のりりん
イブニングで2015年まで連載されていた「のりりん」。単行本は全11巻。
とあるきっかけで自転車に乗らざるを得ない状況に追い込まれた自転車嫌いの主人公が、その魅力に目覚めていく様子が描かれており、自転車ビギナーに対する入門書としての評価も高い。
ただ、少年誌のような熱い展開があるわけではなく、淡々と「一社会人とロードバイクの関係」が進んでいくので、どちらかというとブログを読んでいるような感覚に陥ります。
良く言えば落ち着いている、悪く言えばちょっと暗い雰囲気もあるので、気分を高揚させる今回にはちょっと合わない。
折り畳み自転車に焦点をあてた漫画
おりたたぶ
別冊少年マガジンに2021年まで連載された「おりたたぶ」。単行本は全4巻。
自転車が大好きな主人公が同じく自転車好きの仲間に出会い、交友を深めながら、かけがえのない絆を育んでいく。
・・・というのは「ろんぐらいだぁす!」に似ていますが、こちらは折り畳み自転車(ミニベロ)にスポットを当てた物語。
観光あり、グルメありで、面白さはあったのですが、短期に終わってしまいました(´;ω;`)。
BD-1(現在はBirdy)に乗っていた身としては楽しみにしていたのですが、マイナーな中でもマイナーな分野が仇になってしまう結果に。
未読だけど気になる本
穂高輪花のチャリと飯。
フリーライターの穂高輪花は、仕事の傍らでおいしいご飯を求めてサイクリングする、いわゆる“くいしんぼう自転車女子”。「自転車を楽しみながら大好きなご飯を遠慮なく食べる」をモットーに今日も彼女は走り続ける…!
という内容なのですが、ロードバイクとご飯を題材にしている時点でポイント高し!
もし、時間が余ったらこれも読みたいかなぁ~。
最後に:電子書籍を自転車旅に持って行こう
というわけで、持参する漫画は「びわっこ自転車旅行記」に決まりました。
旅行まで我慢できずに全部読んでしまいましたが、船内でもう一度読みたい!定期的に読みたくなるから、かれこれ10回以上はリピートしていると思います。
そのぐらい自転車旅に馳せる何かがこのマンガには詰まっていると思います。
あとは嵩張るわけではないので「ろんぐらいだぁす!」「おりたたぶ」「サイクリ―マン」も持っていきましょ。
電子書籍はこういうときに重宝しますね~。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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