【蒜山高原自転車道】大山の近くを走る30kmのコース|グリーナブルヒルゼン~真庭市~

中国地方

こんにちは、サラピエです。

ロードバイクやクロスバイクに乗っている皆さん、走りに行く場所ってどのように決めています?

私の場合、情報収集はネットや自転車系のブログだったのですが、最近はツィッターやインスタなどSNSが中心になる事が多いのです。

というのも、行きたい場所が決まっていて、それを深堀りするのには、ネットが便利。・・・なんですが、長年走っていると似たような情報ばかり集まってきて、新しい発見がないんです。

そういうときに活躍するのがSNS。浅く広く情報を知りたい時には本当に便利で、思わぬ発見があります。

今回の目的地もその1つ。蒜山にあるグリーナブルヒルゼンとその施設群をご紹介します。

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4つの複合施設 GREENable(グリーナブルヒルゼン)

岡山県の県北に位置する真庭市。2021年7月に新たなランドマークが誕生しました。

リゾート地として有名な蒜山(ひるぜん)高原の中心地にオープンした複合施設【グリーナブルヒルゼン】です。

パビリオン棟や屋内展示棟など4つの施設で構成されています。

訪問した感想は「誕生では生温い!爆誕といっても差し支えない!」といった感じ。

要するに凄かった~。

施設①【風の葉】

中でも象徴となるパビリオン棟【風の葉】は、有名建築家の隈研吾さんが設計。

建築業界にでも携わってない限り、「誰それ?」となりそうな人物なのですが、身近な例で例えると東京オリンピックの国立競技場をデザインされています。

それだけでなく、世界や日本各地にある、お洒落な建築物に多く関わっている、非常に凄い方なんです。

2020年まで東京都中央区の晴海に設置されていたもので、このたび木材の産地である真庭市へ里帰りしたとのこと。

フォロワーの方に「東京にあったんですよ」と教えてもらいビックリ!

今まで全然知らなかったけど、おかえり~。

【風の葉】は CLT(繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料)と呼ばれる次世代の木材を使用。

一般的な木材に比べ強度や耐震性が高く、循環型社会に適応する新たな建築資材として注目されているんですって。

縦と横、交互に組み合わせた分厚いパネルは、コロナ後のひとつの建築モデルになるよう、風の抜け方が計算されてデザインされています。

施設②【サイクリングセンター】

敷地内を奥に歩いて行くと、 茅が使われているお洒落な建物を発見。

こちらは自転車乗りには嬉しいサイクリングセンター。

貸出時間は午前9時~午後5時で、水曜が定休日。電動アシスト機能付きの8台を含め、計18台の自転車があるようです。

予約優先ですが、空きがあれば、当日申し込みも可能。

今秋は11月30日までで、積雪のある冬はオフシーズンとなります。

1日のレンタル料
  • e-MTB 7,000円
  • 電動クロスバイク 5,500円
  • 大人用マウンテンバイク 4,500円
  • 子供用マウンテンバイク 2,000円

他の場所で、レンタルするより、ここで借りたい欲に駆られます。

レンタル料は、ちょっと、いや、かなり高いですが、バイクは全てアメリカのTREK社のMTB。一番お高いモデルだと、50万円を超える自転車に乗れます!

イヤッホー!!!

乗るには身分証の提示が必要。手続きが済めば、ポジション調整、電動アシストの操作説明をしてくれるので、自転車に慣れてない人でも安心。

施設③【土産物売り場】

「グリーンナブルのコンセプトに共感する企業と連携し、誰でも気軽に取り入れることができるサステナブルなコンテンツ、持続可能なライフスタイルを提案する商品を取り扱っています。」との事。

私が訪問したときは、バッグや衣類を販売していました。

お値段は、ちょっとお高め(^_^;)

ミュージアムへの入り口は、ショップが兼用しているので、遠慮せず店内に入りましょう。

外壁すらお洒落。

これが都市部だったら、お洒落空間過ぎて、呼吸するのを忘れるサラピエ。

施設④【蒜山ミュージアム】

高校生以上300円、中学生以下無料。

20名以上の団体は2割引き、真庭市蒜山郷土博物館の入館券の半券を提出していただいた方は100円引きとなります。

前回の記事に出てきた、【蒜山高原センター・ジョイフルパーク】の目の前にあります。

こちらには駐車場がないので、遊園地側に停めて歩いて来ましょう。

ふふふ(‘ω’)ノ

この写真の中に、私のロードバイクが紛れ込んでおりますが、見つけられるかな~?

反射するものがあったら、写真を撮りたくなる習性。

自転車をとりあえず置いて、中に入って行きましょう~。

隈研吾展~ハコからの解放~

歴史博物館は好きなのですが、こういう展示会は、実はあまり好きではありません。今まで経験したアート作品というのが、よく理解できない世界感が多かったので(>_<)

しかし、ここは素晴らしかった!建築の中のアートなので、実用性を兼ね備えているんです。

馬鹿みたいな感想になりますが「木材すげー!」ってなりました(`・ω・´)キリッ

国立競技場に使われた椅子やゲート。

「あ~、建築模型だぁ~。」

建築模型とは、実際の建築物を計画・建設する時に、説明・検討の為につくられる模型の事を指します。縮尺が違うだけで、実物になぞらえ、造られていることに感動。

この時は「阿部寛さん主演のドラマ、主人公の職業が建築家だったなぁ~」と思いながら見ました。

椅子もお洒落。

お洒落だけど、背もたれがギザギザ過ぎて、Not背もたれ。

私が国の王様だったら、これを拷問器具に使うね。

部屋に入ってすぐ目につくオブジェ。

これ実は階段なんです。このためだけに300円を払っても惜しくないレベル。

ブリーチの隊長の誰かが、木系統の卍解しかと思ったわ~。 なかなかの迫力。

一室からは、風の葉が見れます。

今は、展示は終わったでしょうが、今後も期待できそうなので、新しいイベントがあったら是非行ってみたい。

木材しか使用してないのに、陰影がハッキリしているので、モザイクタイルみたい。

こんな家に住みたいな~。掃除大変そうだけど。

一階は堪能できたので、二階に進んでみましょう。

お出迎えしてくれたのは、風の葉の建築模型。

施工の動画も見れました。

アナハイム・エレクトロニクス社の建物みたい~。またはファンネル。

日本のどこかにあるであろう建築物の模型。

東京のデパートかな?

こっちは、駅っぽいね。

これは、わかる!

間違いなく図書館!

このように多くの建築模型が展示されていました。

今後は、自転車模型の展示を求む!

基本的には一方通行なので、2回の奥に進んでいくと出口になります。

DIYのイベントのようなものがあって、これ椅子でした。

しかも釘を一本も使ってなくて、強度もバッチリ。

大人1人座っても、びくともしないぐらい頑丈でした。

出口は、ショップの2回の展望スペースになります。

思いのほか、見学と撮影を楽しんでしまい、小さいスペースでしたが1時間ほど滞在してしまいました。

楽しいと時があっという間。

夕日が綺麗に見れる展望スペース

ちょうど西側に夕日が沈む時刻ですが、近くには遮る物がなく、隠れた夕日スポットだと思います。

観覧車を景色の一部に入れれるのもポイント高し。

ちょっとカメラを絞って、光芒強めの写真。

8枚羽のレンズなので、カッコいいキラキラになってくれます。

施設内には、波の無い人口池があるので、リフレクションも撮影可能。

風の葉に、観覧車に、夕日に、リフレクションに、最高かよ!

自転車乗り以外にも、カメラ趣味の人にもオススメしたいですね。

あぁ~。夕日が沈んでしまった。

この後、人の居ないグリーンナブルで、マジックアワーを楽しみました。

まとめ

蒜山高原の中心エリアにあるグリーナブルヒルゼン。

子供を連れて行くには、退屈してしまう場所ですが、大人の観光にピッタリのスポット。自転車で走りに来ても良いし、カメラで写真活動に来ても良いし、木材の凄さを体験できます。

また、オープンして半年、SNSでの情報量も少なく、訪問者は少なかったですが、今後は人気が出てくるんじゃないでしょうか。

有名になってしまう前に、一度来てみてください。

私は、ここからから県北に抜けて、鳥取県に行ってきまーす。

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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