こんにちは、サラピエです。
前回は、朝に大山からの日の出を拝み、サイクリングスタートとなりました。皆生温泉を起点とし、境夢みなとターミナルを目的地とした片道15kmの自転車道。
せっかく鳥取県まで来ているので、このまま折り返すのはちょっと勿体ない。というわけで、少し走って境港市の観光商店街の【水木しげるロード】【ベタ踏み坂】を目指します。
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境夢みなとターミナルで休憩
前回も申しましたが、特に何かあるわけではない境夢みなとターミナル。
一般のフェリーではなく、クルーズ客船寄港時に利用される港なので、利用客は皆無。もちろん、お土産屋さんや食堂なんかはありません。
しかし、個人的には必ず立ち寄るお気に入りのスポット。新設された港なので、トイレや休憩所が新しくて綺麗なんよ~。なのに借し切り状態。
控えめに言って最高やね。
大山や島根半島を一望できる展望デッキもあります。
「何もない」がしっかりとある、そんな休憩所。
東に目をやると、 SANKO夢みなとタワー。
近くに自衛隊米子駐屯地があるので、練習機が飛行演習を行っています。定期コースをグルグル回っているので、かなりの確率で撮影できるのです。
この時期から、望遠レンズ欲しい欲にちょっとずつ目覚めていったんですよね~。
誰もいない休憩所で仮眠をすること1時間。
コロナ以前はホテルを利用していましたが、不要な接触は避けたいという理由で車中泊をする事が増えました。
いろいろとキャンプ道具を揃え、快適に過ごせるようにしてはいるのですが、やっぱり広々としたベッドで眠りたい~。
疲れがとれず、翌日に眠くなることも、しばしば(ノД`)・゜・。
米子市に隣接する境港市
弓ヶ浜サイクリングコース、実は市をまたがっていまして、北西側は境港市に属しています。
境港市からの選択肢は、①隠岐の島、②三保関(みほのせき)、③松江市、④水木しげるロード、色々と候補があり迷ってしまいます。
今回は、④水木しげるロードをチョイス。
ロングライドをご所望の方は、②美保関へレッツゴー!交通量の少ない海岸線と、目的地の景色は最高ですよ。
行くあたっては、写真の橋を渡って、東(写真の奥)に進んで行くのですが、1つ注意点が。
橋の路肩が非常に狭く、危険なんです。段差があるのですが、0.5人ほどの幅しかないため、自転車で行く場合は、バイクを押して歩きましょう。
港町っぽい独特の風景に変わってきました。船がとっても身近な存在。
尾道や今治ともまた違った趣ですね~。
妖怪の街なので、当然、毒々しい色の蜘蛛男もいます。洋風に言うならスパイダーマンね・・・ってあんたマーベル・コミックじゃん!
かなり場違いな存在。ここはどう考えても、日本風妖怪を設置するべきと思うのですが、熱烈なファンなのかな。
ちなみにですが、マーベル・コミックのキャラって作者が固定されているわけではなく、誰が描いてもいいって知ってました?
つまり、水木しげる氏がご存命だったら、スパイダーマンを描いてもいいってわけ。
神戸の南京町に行った時に見かけた個体と、同一かしら?
いったい何人の蜘蛛男が、日本各地に散らばっているのやら。
私が預かり知らぬところで、街を守ってくれて、ありがとう。正体隠して、フリーのカメラマンとして新聞社に出入りしているはず。
私もカメラを趣味にしていますから、実は・・・。
妖怪の街!観光型商店街の水木しげるロード
サイクリングルートから、標識を頼りに走っていると、到着するのが大型の駐車場。
車でお越しの場合は、ここから徒歩になります。
【ゲゲゲの鬼太郎】キャラがデフォルメされたトイレマーク。なかなか可愛らしくて好きな場所。
んん?7月14日にリニューアルオープン?
今年で25周年となる水木しげるロード。歩道を拡張したり、夜間の照明演出で、パワーアップしたみたい。
しかし、けっこう歴史が長いんですねぇ。最近だと思っていました・・・(^_^;)
観光の目玉となっている妖怪ブロンズ像は全部で177体。
とりあえず1体目は鬼太郎でしょ!
熱烈なファンならコンプする喜びもありますね。萌え萌えな猫娘がいなかったため、私の取集は、これで終わり。
「オリジナル < 新猫娘」これに関しては異論は認めない!
ブロンズ像のほかには、【水木しげる記念館】【妖怪神社】「河童の泉」あたりがメインの観光地になりそう。
今回はスルーします。
妖怪に関するお土産やお菓子を、多くの店が販売しています。
中でも有名なのは、妖怪食品研究所 の【妖菓 目玉おやじ】。
テレビで何度も紹介され、SNSで映えるお菓子として人気なんですよ~。
しかし、なかなか再現度の高い和菓子・・・いや、妖菓じゃね~か。
中に目玉の親父本人が混ざっていても気付かないわ~。
こちらが商店街の玄関口。
妖怪らしさは皆無ですが、ゲート?モニュメント?があったため記念にパシャリ。
日没から22時までは、商店街の妖怪ライトアップが楽しめるので、昼と夜で違った雰囲気を楽しめます。
それより気になるのが、後ろの店の【本まぐろラーメン】よ!!(^_^;)
ありそうでなかったこの組み合わせ。結局、この日は食べませんでしたが、いつかリベンジしてみたい。
「単にマグロが載っているだけか?」「それともマグロで出汁をとっているのか?」で評価が全く違ってくるラーメン。
後ろ髪を引かれる思いですが、次行ってみよー。
妖怪の街の玄関口 境港駅
境港(さかいみなと)駅は、JR西日本(境線)の終着駅。
妖怪の名前から取られた愛称は鬼太郎駅とのこと。弓ヶ浜サイクリグコースに輪行する場合、境港駅か米子駅という選択肢になるかと思います。
バスの奥側のこじんまりとした建物が、駅舎です。
電車も市営バスも建物も妖怪一色。
こんなに妖怪を推すなんて、実は市長が妖怪だったりしないよね・・・・?
電車の顔となる部分に鬼太郎を描かず、子泣きじじいを選ぶとは。
渋すぎる選択に笑ってしまいます。
駅の玄関口。先生の銅像自らが、お出迎え。やっぱり有名なのはゲゲゲの鬼太郎よねぇ。
小さい頃に再放送を見てましたが、EDの絵柄が不気味で夜に寝られなくなったもんです。
調べてみたら、歌っているのは吉幾三さん。
「ヘェヘェヘェ♪ヘェヘェヘェ♪ヘェ・ヘェ・ヘェ♫」が妙に頭に残るフレーズ。
こんなん見たから、今日は目をつぶってシャンプー出来ないし、夜は豆球にしないと寝られないわ~。
ベタ踏み坂として有名な江島大橋
水木しげるロードを後にして、目指すのは江島大橋(通称:ベタ踏み坂)。
中海に浮かぶ【江島】や【大根島】に行くための主要道路であり、松江に行く場合も、この道となります。
目的地までの距離はおおよそ5km。
市街地を走っていくので、交通量は割と多め。
事故らないように木をつけましょ。もとい、気をつけましょ。
境港市側の江島大橋に到着。
歩道は狭く、大人が1人歩けるかどうかといった感じ。
反対車線にも歩道はありますが、逆走してくる人間がいたら、苦労しそう。
橋は渡らずに、麓まで来てみました。奥側は島根県松江市。米子市⇒境港市⇒松江市とかなり簡単に市をまたぐことが可能。
奥の橋部分が、いちおう「ベタ踏み坂」と呼ばれていますが、横から見るとかなり緩やかな傾斜。
3km先の対岸からバズーカみたいなレンズで撮影するため、塔のようにそびえた立つ画角になるんです。
「なんのこっちゃ?」という人はコチラをご覧ください。言っている意味が伝わるかと。
まとめ
今回は、弓ヶ浜サイクリンコースの起点(または折り返し地点)となる境夢みなとターミナルから行ける観光スポットをご紹介しました。
【水木しげるロード】までは、距離にして約5km。
1993年に誕生し、境港駅から水木しげる記念館まで約800m続く妖怪の道。道の両側にある妖怪ブロンズ像177体が観光の目玉となっています。
地域が一体となり、昭和レトロな面影を残す町並み。そこに「水木しげるの世界観を再現する」ことによって、懐かしくも不思議な空間となっています。
特に、今年の夏から加えられた夜のライトアップ(22時まで)は、雰囲気がありそうなので、再度訪問してみたい場所の1つとなりました。
水木しげるロードから更に進むこと5km。ダイハツのCMで有名となった【ベタ踏み坂】があります。
まぁこちらは万人にオススメできるわけではなく、カメラ(特に望遠域)を好む人に向けての紹介。
車で実際に走ったとしても「お・・・おぉ~・・・?」となるほどの緩やかさ。レンズのマジックを使った、こういう写真を撮りたい人以外には縁のない場所となります。
自転車で走る場合は、中海一周とかもオススメなのですが、それはまたの機会に。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
こんにちは。地元民です。境線には鬼太郎列車、目玉の親父列車、猫娘列車、ネズミ男列車などいろいろに種類の列車が走っています。お楽しみください。
情報ありがとうございます。
そんなに種類があるんですね~。次回の楽しみにさせてもらいます。