前日に高知市経由で270km移動してきた四国カルスト。
高知と愛媛を横断する「天空の道(県道383号線)」は360度の大パノラマが本当に素晴らしい!
その後は下山し、高知県北部のUFOライン(町道瓶ヶ森線)を目指します。
高知側の起点:天狗荘
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徐々に夜が明けてきて、世界が一変していきます。
まず、はじめに気がつくのが、朝日のグラデーションを遮るものが何もありません。
ビューティホー。
現在の標高は1,400m。
100m上昇に伴い気温は0.6℃下がるため、地表との気温差は9℃。
10月といえど冷たい風が吹き渡ります。
ダウンなどの冬の装備でをちょうどいい。
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傘雲が珍しくて写真をパシャリ。
奥に見えるのが、高知側の起点となる天狗荘。
宿泊可能な施設でキャンプ場やコテージもあり、夜間に天体観測のイベントも開いたりしてます。
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これが天空の道(県道383号線)の全容。
往復9kmかぁ・・・
気持ち良すぎて、もっと短く感じました。
この時、走行したのは5往復。
そんぐらい良いサイクリングコースです!
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天狗荘の敷地内に県境があります。
天空の道の大部分が、愛媛県寄りなんですね。
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駐車場にもこのような表示があります。
ボッチで来ていますが、
線の真ん中で大の字で寝て、
はしゃいで写ってる自分の写真がありました。
まぁ、今行っても同じ事しますがねっ!
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さて、それでは、すっかりと明るくなってきたので、姫鶴荘のある姫鶴平までポタリングしていきましょう。
傘雲が、霧の妖怪シュナムに変化しています。
天空の道(県道383号)
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見よ!この始めからクライマックスの風景を!
雲海が見れたのはラッキーでした。
四国の山々は、地層の隆起が激しいのか
険しい稜線してますよね。
陰影が濃いため、写真映えします。
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うぉーーーー!!
愛媛の観光HPに「日本のスイス」のような景勝地と表現されてますが、まさにその通り。
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視界をさえぎるものが何もありません。
広大な緑と石灰岩の白が、眼前に広がります。
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景色に興奮していると、牛さんに遭遇。
早朝のモグモグタイム。
ワイは、まだ何も食べてないんよ。
近くでよく見ると結構、筋肉質よね。
「どのプロテイン使ってるの?」
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人に慣れているのか、近寄っても我関せずな感じ。150頭ぐらいが放牧されているみたいです。
こっち見んなし。
「漆黒の牛をのぞく時、漆黒の牛もまたこちらをのぞいているのだ」
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ここからはボーナスタイム。
撮影が捗って、なかなか前に進めません。
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いやー、本当に気持ちいいという言葉しかありません。
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カルスト、牧草地、小屋、風車、雲海、見下ろす山。
どんだけ、激熱な演出が重なるんだよ!
これはもう大当たり確定でしょ。
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トップモデル並みの逸材たち。
「どう?専属モデルにならない?」
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カルストの白い岩を背景に、
黒毛の牛たちがモデルとして際立ちます。
撮影隊ご一行に遭遇
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さてさて、牛に興奮して撮影をしていると
何やら物々しいご一行が集まってきました。
普段は、人に話しかける事なんてしないのですが、お話を伺うと、「福岡からホンダさんのN-WGNの撮影に来た。」との事でした。
まさかこんなレアなケースに遭遇できるとは。
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実は、朝4時ぐらいに目が覚めた時に、
ドローンの甲高い音がしてたんです。
真っ暗な時に誰が飛ばしているのか怪訝に思ってましたが、
機材準備やロケハン的なことをしてたんでしょうねぇ。
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さて、撮影隊を後にして、先に進みましょう。
へぇー、久万(くま)高原って言うんですね。
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どこかにハイジとペータがいても、不思議ではない風景。
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風車さんデカすぎて、枠に収まりません。
前日の竜馬先生の比ではない!
あっ、右の奥に見える建物が
もう一つの宿泊施設、姫鶴荘です。
愛媛側の起点:姫鶴荘
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四国カルストといえば、ここですよね。
普段は写真待ちする事もありますが、
早朝なので貸し切り。
ここからのマウンテンビューも素晴らしいです。
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右手にあるのがキャンプサイトですね。
ゆるキャンが流行る前ですが、結構な利用客がいます。
なんかテントを見ると、
無性にゆるキャン聖地巡礼をしたくなってきます。
まさに「パブロフの犬」状態!\(^o^)/オワタ
この後は、9時まで思う存分、ポタリングを楽しみました。
UFOライン(町道瓶ヶ森線)へ
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さて、私は次の目的地があるので、天狗荘まで戻り下山しましょう。
次の目的地は「UFOライン(町道瓶ヶ森線)」
こちらも有名で、車のCMに良く使われる場所です。
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最高地点の標高が1690mと四国カルストよりも高い天空のドライブコースです。
サイクリングコース概要としては、獲得標高は約1000m、距離は約20kmだったと思います。
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奥に見える山が目的地です。
これから道は細く、つづら折りになってきますが、交通量はかなり多いです。
自転車でヒルクライムするには、かなり気を使います。
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120分ほどかかり頂上へ。
登ってるくるのに、時間がかかったため、曇ってしまいました。
四国カルストではあんなに晴れていたのに。
同じ日とは思えません。
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凄い勢いで雲が流れていきます。
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一時は、10m先が見えない状態まで悪化。
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頂上で1時間粘るも、次から次へと雲がやってきて、快晴になる事はなさそうです。
諦めて下山、帰る事にします。
夕方には、自宅に戻りました。
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四国最長の道路トンネル。
自転車で通る方は車に気を付けてください。
まとめ
初日は昼に出発し、翌日は夕方に自宅へ戻ってきました。
車と自転車を組み合わせれば、四国への遠征は1泊2日でも十分に楽しめます。
瀬戸大橋の高速料金がなければ、もっと頻繁に来たい場所です。
私のスタイルは車載で目的付近までワープする事が多いですが、
自転車のみで来られる方は、ラストコンビニに本当に気をつけてください。
九州地方、中国地方、近畿地方に隣接しており、気軽に四国へ上陸することが可能です。
しかし、都市部を除けば、山の割合が本当に多く、準備を怠ると必ずハンガーノックになりますから。
まさに西日本の北海道!!
おわり。
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