先日の記事では、ミノウラの固定ローラーをご紹介しましたが、本日の主役はコチラ。
シャアか鳴子くんが、好んで使いそうな真っ赤なタイヤ。
ローラー台を導入したときに、一緒に購入すると幸せになれるブツなんです。
あっ、勘違いしないでください。これが無くても、今お使いのタイヤでも、十分に室内トレーニングは出来ますので。
あくまでも、これから説明する3点が気になっている人向けの記事と思ってください。
ローラー台に普通タイヤは滑って危険
私が固定ローラーを購入してから4年。最初の半年は、普通のタイヤをセットして使用していました。
しかし、その期間に下記の3点が気になったのです。
- タイヤの削れ
- ローラーに汚れが付着する
- 回転時の音(もっと静かにさせたい)
①物理的にローラーを押し付けて摩擦を発生させているため、”タイヤダスト”と呼ばれる削りカスが出ます。
日々の量は、そんなに気にならないのですが、チリも積もればなんとやら。たまに床を掃除すると黒い粉が沢山落ちていて、ビックらこくのです。「この分のタイヤが削れていっているのかぁ」と。
外を走っている時なんか意識しないのに、知ってしまった以上は、気になるのが人のサガ。
②そして、削れたカスがローラー台に付着した場合、タイヤの圧力と熱で、再結集して汚れるんですよ。
ローラー部分に真っ黒い練りケシみたいな物がベットリと引っ付きます。
それを定期的にヘラ状の物で、こそぎ落としていくのが面倒。
③音に関しては、ちょっと無理やり記述していますが、メリットと関係してくるので前フリ。
普通のタイヤはゴム製ですので、弾力がありますよね?それを3~4mm凹むほど押し付けて使用するわけですから、柔らかいタイヤほど触れる面積が多くなって音が発生します。
3本ローラーと比較して、格段に音の出が少ない固定ローラー。専用タイヤを履くと、どこまで音が抑えられるか気になるところ。
(※1番静穏性が高いのはスマートトレーナーですが、あれはそもそもタイヤがないので比較対象外)
Vittoria:ZAFFIRO PRO HOME-TRAINER
摩擦や消耗に強いローラー台専用のタイヤ
そこで登場するのが、ビットリアのザフィーロプロ「ホームトレーナー」
その名が示す通り室内での使用をもとに設計された専用タイヤ。耐摩耗性に優れ、ローラーによる磨耗を低減しています。ただし、これで屋外は走れません。
3本ローラーでも使えますが、固定ローラーで使用したほうが特に効果は高いと思います。
世間一般的な評価は、「静音・制震・粉塵の対策がとられているので満足」というもの。その口コミに、嘘偽りなく、オススメできる品。
これを履かせることにより、タイヤの音より、チェーンのチリチリ音が目立つぐらい静かになります。
3本ローラーは集合住宅での使用を推奨できませんが、これならマットと併用すれば問題ないレベル。
サイズは700×23cのみ
今のホイールはc17が主流のため、25cのラインナップが欲しいところ。
適正空気圧は7~10bar。これは普通のタイヤと同じで、高めにすれば転がり抵抗を少なくできます。
好みもあるので、自身の体重と相談して、調整してください。
通常のタイヤと違い、横に溝があるのでなく、縦に溝があります。そのため、音や振動の低減につながっているのでしょう。
質感は、ゴムとプラスチックの間のような触感。一言で言うならば、硬い。
タイヤを装着するのに苦労しました~。
交換する際は、ホイールの凹みの中心にしっかりとタイヤを落とし込んで作業をしましょう。
タイヤは2本目。
1本目からローラー部分は掃除していませんが、削りカスが付着することはありません。
さすが専用品!
ローラー台専用タイヤのデメリット
製品自体は素晴らしいのですが、ローラー台専用タイヤ、導入には大きなデメリットがあります。
それは追加投資が必要なこと。要するに、銭がかかるんや。
ロードバイクを1台しか持ってない、ホイールを一組しか持ってない人にとって、外と中でわざわざタイヤを履き替える事は現実的ではありません。
そのため、ローラー台専用のホイールを用意する必要がでてきます。
後輪ホイール、スプロケット、チューブ。締めて1万円なり。
ローラー台を購入した時点で、こうなる未来は約束されていたので、諦めて追加購入するのもありですが・・・。
初めての方は、自身の利用頻度もわからないと思うので、最初は現在のタイヤを使って問題ないです。不満が出てきたら、その時に検討してみてください。
「いつから追加費用が、かからないと錯覚していた?」
まとめ「室内トレーニングを行うならオススメ」
というわけで、今回はローラー台専用のタイヤをご紹介しました。
メリット、デメリットは下記のようになります。
- 室内専用の素材で、静音・制震・粉塵に特化したタイヤ。
- 耐久性も高く、普通の使い方ならば2年ほどは使える。
- 屋外は走れない。
- 予備ホイールを持ってない人は、追加費用1万が必要になってくる。
無くても困ることはないけど、あったら便利なアイテム。
購入するかどうかは、それぞれの生活リズムによって変わると思うので、参考になれば幸いです。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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