異例の梅雨入りの中、週末は奇跡的に晴れ間が続いていますね。
そうなってくると、お外に行きたくてウズウズ。
今回は、晴れ間と新緑を堪能しに、お隣の広島県庄原市にある帝釈峡に行ってきました。
帝釈峡までのルート
目的地まのでルートは大まかに分けて3つありますが、今回選んだのは尾道からの北上ルート。
目的地までは約120km。他のルートを使用しても時間的に変わりはありません。
エヌボックスで高速道路を移動。
もう飽きるほど走っている山陽道路。これを直進すると広島に行ってしまいますが、私は左折して尾道道(無料区間)へ。
すぐに料金所があるので、いったん清算。ここからは嬉しいことに無料区間。
あとはずーと北上するだけ。
実はこの無料区間、中国地方を縦断するルートになっており、島根県の出雲へも簡単にアクセス可能。
中国道を使用するより、経済的ですのでオススメ。
デメリットは、片側1車線。都会の方が見ると驚くかと思いますが、これでもマシになったほう。昔はワイヤーすらなかったんですよ・・・。
反対車線から突っ込まれたら一巻の終わり。
追い越し車線が、たまにしかないので、重たいトラックがいると詰まります。
世羅高原を過ぎたあたりで、一般道へ下車。
標識見てもらっていいですか?神石高原なんて良い名前してるでしょ?
ここでスマホゲーのガチャしたら、神引きするに違いない!
自転車を運ぶ役目のエヌボックス。
この時点で、すでに山深く、コンビニやスーパーはありません。
しばらく、アップダウンの続く山道を走行。自転車なら途中でギブアップしてたな~。
国定公園 帝釈峡(たいしゃくきょう)
自宅を出て約2時間。目的地に到着しました。時刻は12時30分。
帝釈峡は紅葉の景勝地。オフシーズンならば貸し切り状態になることもあるのですが、この日は思ったより人は多かったです。家族連れ、カップル、バイカーなどなど。
みんな考えることは同じ、梅雨の晴れ間を楽しみにしていたんですなっ!
コロナのため休業中。自動販売機はありますので、自転車の方は水分補給可能。
目的の雄橋までは、1km徒歩15分です。歩くのは絶対イヤって人には、貸自転車もあります。
こちらの宿泊施設とお土産さんも休業中。
雄橋までは1km(徒歩15分)
もう既にお気づきかと思いますが、自転車は持ってきているだけ。今日のメインはウォーキング。だって、スニーカー履いてきているだもん。
撮影のために持参したバイクスタンドをたすき掛け。道中やっぱり怪訝な目で見られますね~。
でも、そんな事なんて気にせずに、レッツらゴー!
歩いて5分、すでに緑に囲まれる風景になり、めちゃくちゃ気持ちが良い!
まさにグリーンシャワー。マイナスイオン出まくり。
ここでもひっきりなしに人の往来があります。待機に次ぐ待機。人の流れが途切れたところで急いでパシャリ。
カエデも青々としています。
秋も綺麗でしょうが、川の流れと相まって初夏って感じ。
一眼レフカメラだと、背景がボケてくれるので撮影が楽しい。
橋を渡ったら、すぐに
私の大好きな案内板と
おトイレがありまっせ。我慢は良くない。
日本各地、不思議な伝承が色々と残っていますよね。昔は、だいたい鬼の仕業。
現代は不思議な事があると宇宙人の仕業、間違いない。
ずーと、もののけ姫みたいな世界が続きます。
ホラ、”こだま”が写ってそうでしょ?
世界三大天然橋 雄橋(おんばし)
歩くこと15分、目的の雄橋に到着。
フムフム、字が小さすぎて頭に入ってきません、家でゆっくり読もうっと。
石灰岩の天然橋で、国の天然記念物。
全長90m、高さ40mと怪獣ばりにスケールが大きいので、撮影に苦労します。
道自体が広くないので、気持ちの良い撮影スポット探しに苦労。
ここでも、人が多く、待機&待機。
カメラマンの仕事は、撮影することではなく待機することらしいので、しゃーなし。
橋のたもとからは、岩清水が染み出てきています。
ん?
んん?
なんだ、これは?
なんでこんな石を積み上げてるの?
奥にお地蔵さんがいるから?
賽の河原じゃないんだから、なんか怖いよ!
いわくつきなの?
・・・・・
よし、私の中で、これはケルンという事にしよう!登山ルートはここで間違っていない。
橋の反対側に。
こっちのほうが撮影に適しています。
なぜらならば・・・
川に降りられるからなんです。
崖に立つ戦隊物のように撮影したり、
階段の上から川を写したり、
スタンダードに写してみたり、
無意味に岩を写してみたり、アイディア次第で色々な写真が撮れますよ。
おっと、人が集まってきたので、場所を譲りましょう。最近は、観光スポットや撮影スポットを占領するマナーの悪い方が多くなってきた気がします。
まぁ、SNSの”映え”のせいなんでしょうけど・・・。
だいたいの方は、雄橋(往復2km)で折り返しますが、遊歩道は奥まで続いています。
5.5kmほど歩けば、神龍湖まで行けるんですよ。
本来なら、そこまで行って撮影したかったのですが、人が多く思わぬ時間ロスになってしまったため、私もUターンします。
1時間予定のところ3.5時間もいたら、そりゃ予定も変わるっちゅーねん!
はぁ~、撮影楽しっ♪♪
夕方になってくると、流石にすれ違う人も少なくなってきました。
本当に、気持ちいい。
木々の若葉もそうですし、至る所に生えている苔も良い味だしてます。
案内板のある場所まで、戻ってきました。山間過ぎて、今まで携帯は圏外に。
周辺をサイクリング
ここ一帯が石灰岩ですので、こういう切り立った岩が多いです。
上に仙人が住んでいそう。
上ではなく、洞窟に住んでおられましたかぁ。
昔の、仙人の集会所。荒れ寺になってました。
”うしおととら”の世界ならば、この後、妖怪に私が襲われるパターンよ。
さて、そろそろ帰宅しますか。
今回の雄橋いかがでした?岩単体の迫力が写真で伝われば、いいのですが・・・。
私は、車載輪行でワープしましたが、自転車の方は、必然的に福山から182号を北上することになるでしょう。
道中は、「路肩がない、交通量が多い、アップダウンが激しい、コンビニ少ない」と、かなり上級者向けのコース。
装備、体調、補給食、万全の用意をして臨んでもらえたらなと思います。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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