【使い方が簡単】サイクリングシューズをSHOE GOOで補修してみた

メンテナンス用品

長年愛用しているサイクリングシューズのソールが削れてきたので、専用の補修材で直してみました。

つま先の剥がれ、靴底の滑り止め、すり減ったカカトと用途の多いシューグー。

たった1,500円前後で寿命と諦めていた靴が復活するかもしれないので、参考にしてみてください。

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サイクリングシューズはソールが固く削れやすい

ロードバイクやクロスバイクにハマると購入するサイクリングシューズ。

シューズの金具とペダルが一体化するので、ペダリングが効率的になり、漕いでいるときの力のロスを少なくしてくれます。

私はシマノのSPD/SPD-SLを愛用中。

入手しやすく価格もお手頃、サイズ展開が豊富。モデルによっては補修パーツが用意されているので末永く使えてお気に入り。

さて、そんなサイクリングに特化したシューズなのですが、長年使っているとご覧のあり様。

ウレタン系の弾力のあるソールと違い傷だらけ。ソール部分が削れて、滑り止めのパターンも消えてしまっています。

「長時間、歩くことは想定されてない」ので仕方がありません。

全く歩けないことはないのですが、ランニングシューズのようにアスファルトの上を走ったり、ウォーキングシューズのように歩いたりするような代物ではございません。

長期間に渡ってSPD/SPD-SLで歩いた代償は大きい

私は、観光やグルメ目的で街ブラしたり、ヒルクライムが苦手なので延々と山を歩くなんて日常茶飯事。

街中のタイルは大丈夫なのですが、坂道のアスファルトの場合、一気にソールが削れる気がします。

だぁ~~!!目も塞ぎたくなるような削れっぷり。

アウトソールがなくなり、ミッドソールの土台が剥き出しになってきています。

他の部分はまだまだ使える状態なので、専用の補修材を使って直していきましょう。

つま先やカカトの剥がれを補修するシューグー

シューグーは誰にでも簡単に使用できる“靴の補修剤”です。日本国内では1978年より発売され、長く愛用され続けております。特徴は約12時間から24時間で硬化し、乾くと合成ゴムになります。

擦り減った靴のかかと補修やソール剥がれ修理はもちろんですが、接着力がとても強いため、靴以外でも木・金属・皮革・コンクリートなど、様々な素材でも使用することができます。

革靴やスニーカーが趣味の人は絶対使ったことがあるであろうシューグー(Shoe Goo)。

いっときNIKEのスニーカーやREGALの革靴を収集していたときには私もお世話になりました。今回はサイクリングシューズ用に黒を購入。

ブラックの他にナチュラルやクリアがあるので、手持ちの靴の色と相談して購入してみてください。

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シューグーの使い方とあると便利な道具

全体の工程はこんな感じ。

  1. 付属のヤスリで補修面を凸凹にして下処理を行う。
  2. シューグーを補修面に添付する。
  3. ヘラを使い全体に満遍なく伸ばす。
  4. 厚さを出したい場合は②③を繰り返す。
  5. 完全に固まったら、ハサミで余分な部分を切り取る。

あったら便利な道具たち。今回の補修で大活躍してくれた割り箸と爪楊枝。

  • 割り箸⇒純正についているヘラより角度があるため作業がしやすかった。
  • 爪楊枝⇒細かい部分や仕上げに。

ハサミよりニッパーのほうが使いやすかったですが、これは無くても大丈夫。

シューグーをつま先やカカトのソールに塗っていく

キャップを開けると黒い中身が出てきます。

粘度がある絵具のような感じ。ケミカル臭があるので、外や通気性の良い場所で補修を行いましょう。

シューグーを2cm程度、絞りだしてみました。

厚さを出したい場合は、何回か作業を繰り返して、層を重ねていきましょう。時間はかかりますが、一気に塗り込むより、綺麗に成型できるかと思います。

ヘラや割り箸を使い、補修したい部分に広げていきます。

作業はこれだけ。驚くほど簡単でしょ?後は乾くのを首を長くして待ちます。

今回はソールの一部として使用しましたが、アウトソールとミッドソールの接着剤としても使えます。

【補修完了】硬化には24時間が必要

丸一日放置。

部屋の中だとケミカル臭が充満するので、ベランダや日陰の風通しの良い場所がオススメ。

気温が高い時期は、24時間を待たずして硬化が終わるかもしれません。

ソールからはみ出たシューグーは、ハサミやニッパーを使って除去しましょう。

別に誰かに見られる部分でもないので、このぐらいなら放置でもOKな気もしますが。

削れていたソールが復活。剥き出しになっていた土台が隠れて、2mmほど厚くなっています。

しっかりと「硬くなっている」ので、この状態で普通に歩いても大丈夫です。表面がデコボコになっていますが、そのうちすり減ってきますのでヤスリで削ったりする必要はありません。

もっと厚さを出したい場合は、シールなどで土手を作って重ね塗りを繰り返します。

SPD-SLのカカト部分も補修。

ソールが曲がらないので、接地面はクリートカバーとカカトのみ。コンビニやトイレのみで、そんなに歩いてない割には、カカトがずいぶんと擦り減っていました。

少ない面積に負荷がかかっていたんでしょうね~。

足裏が復活したので、これでまた遠慮なく履けます。歩くようなシューズではないんですが、ガシガシ歩きますよ~。

どんな靴やシューズの補修にも使えるシューグー

つま先の剥がれ、靴底の滑り止め、すり減ったカカトと用途の多いシューグー。

ドロっとした粘度で、どんな接着面にも密着してくれて、成型も簡単。塗り自体は3分もあれば終わるし、あとは乾燥(硬化)させるだけ。

また、普通の接着剤と違い、硬化後はしっかりと強度が出て耐久性がありますので、靴やシューズに興味ない人でも1本あればとても便利。

カカトやつま先がパカパカしている靴を補修できますよ~。

柔軟性のあるランニングシューズやウォーキングシューズと比較して、SPDやSPD-SLなどのサイクリングシューズはソールが固いため、アスファルトを歩くと思いのほか削れてきます。

シューグーがあれば寿命と諦めていた靴が復活するかもしれないので、ぜひ試してみたください。

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本記事はサラピエが執筆しました。

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