こんにちは、サラピエです。
肌寒い季節も終わり、気温が高い日が増えてきましたね。東京では夏日を観測する日も出ているようで、そんな急に暑くなられても「困るっちゅうねん」という気持ちでいっぱいです。
暑くなれば、自転車でも大量に汗をかくようになります。短時間のサイクリングでも水分補給は重要。
普段の生活で、1日に必要な水分は2ℓと言われていますが、自転車で運動した場合、1時間に500~1000mℓが必要となってきます。
汗を大量にかくスポーツは沢山ありますが、それに気付かないスポーツは自転車がナンバーワン!風を受けて蒸発するため、自覚しづらいんですよ。
そんなわけで、サイクリングの生命線にもなる自転車ボトルを紹介していきます。
自転車ボトル:購入のポイント
その前に、ちょっと私からのアドバイスを3つほど。これさえ守ってくれれば、ボトル選びは失敗しません。
- 定番商品は2種類あるが、基本的には何でもいい。
- 中身が黒いボトルは、絶対に買わない。
- 自転車用ボトルは1つで十分。
理由は、のちほど説明します。
ボトルのインプレ
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウム
定番商品かつ本命馬。これを購入しておけば、後悔することはありません。
オススメする理由としては、
「簡易的な保冷機能をもち、ボトル部分が柔らかい」
「飲み口のバルブが特殊な形状をしていて、飲みやすく、こぼれにくい」
という点が挙げられます。
ボトルの柔らかさは、ペットボトルをイメージしてもらうと分かりやすいかも。そこをギュッと握れば、自動開閉するバルブから飲み物が出てきます。
保冷性能は、ボトルの間にアルミ箔が挟まれているだけなので期待しないでください。有って無いようなもんです。
青矢印のバルブ部分を、左右に回すことによって、ロックしたり解除したりできます。
輪行や車載のときに便利な機能。
ボトルの内部はグレーですが、光を透過するため中が良く見えます。
ここで冒頭に述べた理由2
みなさん、水分補給用に何を入れますか?お茶や水の場合もあるでしょうが、結構な確率でスポーツドリンクを入れますよね?
あれが問題なんですよ。クエン酸、塩分、砂糖が主成分のアイツ。
家に帰ったあと、洗剤を使わずにスポンジでこする、水でサッと洗う程度ならば、絶対に黒カビが生えます!知らず知らず、カビに汚染された飲み物を飲んでると思うと、ゾッとしますよね。
だから、中をしっかり確認できるボトルが重要なんです。
ポーラーボトル 保冷ボトル
定番商品の2つめ、ポーラーボトルの保冷ボトル。
シロクマがトレードマークで、こちらのほうが昔からある商品。
キャメルバッグの物より、ボトルが硬く、握った程度では潰れません。
こちらもお飾りの保冷機能、期待してはいけません。
飲み口の、黒いパーツを引っ張るとロックが解除されて、中身が出てくるようになります。
簡単な造りですが、洗うときにはこっちのが便利。
中身は白色で合格。けど、中央がくぼんでいるのと、内部に多数の穴状の凹みがるため、不合格!
穴にスポドリの成分がたまって黒カビがよく生えました。
そうなったら、台所用漂白剤の出番なんですが、定期的に面倒な作業が必要で、自然と使わなくなるのよ~。
紹介した2つ、公式ではありませんが、ボトルとフタの互換性があります。
なので、最近は、キャメルの柔らかいボトルに、ポーラーのシンプルなフタを取り付けています。
こちらの方が、飲みやすいのと、高さが低くなるから。
スローピングバイクに、フレームバッグを取り付けるための、ちょっとした対策。
ナイキ ランニング用ボトル
クロスバイクに乗り始めた頃、スポーツ用品店で購入したボトル。
しばらくは、これを使っていましたが、専用品に慣れるとわざわざこれを選択する理由はありません。
飲み口は、ボトルを押せば水が出てくる仕組み。通常の状態ならこぼれることはありませんが、ロック機能がないと、ちょっと不安。
そして、これが中身が黒いボトルを買うなといった理由。
これでは、汚れているかどうかわかりませんよね?カビが生えてるかどうかわかりませんよね?
ブラックホールの内部ぐらい、中が観測できない。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
CAMELBAK(キャメルバック) エディプラスボトル
引用:モンベル公式HPより
モンベルで購入したエディプラスボトル。
自転車用ではりませんが、こちらもCAMELBAK(キャメルバック)の製品。登山やトレイルランニングで使用される物です。
モンベル公式HPより
他にも、ナイロン袋に吸引チューブが取り付けられたハイドレーションシステムという便利な物もあります。
背中のバックパックに袋を入れておき、ホース状の飲み口を口元に出しておいて、歩きながら水を飲めるので、登山などで利用されていますね。
飲み口は、折り畳み式。
青のゴムを噛めば、ゴム中央に隙間ができるので、ストローを使って中身を飲みます。
噛みながら飲むという不思議な行為。
しばらく、使用していましたが、やはり使わなくなってしまいました。
ストローで中身を吸うのは便利なんですが、洗うパーツが多いのと、分解しても手が届かない部分があるので、どうしても黒カビが気になってしまいます。
あと、細かい不満を述べるなら、ストローがボトルの底まで伸びていないので、全部飲み切れずに少し残っちゃうんですよ。
サーモス 真空断熱マグボトル
冒頭に述べた理由3
個人的に一押し、サーモスの真空断熱マグボトル。サブとしてこれを使用するため、自転車用ボトルは1つで十分と言いました。
スーパーやホームセンターで2,000円もあれば購入可能。
キャメルバッグもポーラーボトルも、保冷機能はついていますが、1時間も経過すれば、中身はとんでもないことになります。夏は熱々、冬はキンキン。常温すら守ってくれません。
その点、マグボトルならば何時間経過しようが、中身の温度をキープしてくれます。
疲れた体には、適温の飲み物が一番よ。
構造もシンプル。
奥が、フタを外した、飲み口だけの状態。
手前が、フタも飲み口も外した、洗う状態。
お手入れも簡単。
内部は良く見えるし、凹凸もないので洗い残しの心配がありません。
デメリットをいうなれば、ちょっと重たいところ。
自転車用ボトルは120gぐらいですが、マグボトルは倍の240gほど。
けど、それ以上の価値があると思います。
象印 真空断熱マグボトル
象印のマグボトル。
入手性、価格、性能は、サーモスの物とそんなに違いはありません。
完全に好みです。
一気に中身が出てこないような造りになっているので、一口ずつ飲めます。
半面、洗うのはちょっと面倒。
取り付けイメージ
ボトルゲージが2つあれば、ボトルも2つ買わないといけない気分になるのですが、これが罠。
そもそも、自転車レースでは、サポートから頻繁にボトルが供給されるので、長時間の保冷や保温は必要ないんですよね。
趣味で乗る我々とは、コンセプトが違います。
自転車ボトル1本、真空断熱ボトル1本。
これがロングライドの最適解だと思っています。特に、深夜走るときや、コンビニのない地域を走る場合は、効果を発揮してくれます。
通常のマグボトルだと直径が細いため、ダイソーのペットボトル用カバーを付ければ、ゲージにピッタリ。
最近は、自転車専用のマグボトルもありますが、お値段は4,000円ほど。そこは個人のお財布と相談して、どっちでもいいと思います。
おすすめのボトルは、気に入ったものでOK
いかがでしたか?
今回は、オススメの自転車用ボトルとして、キャメルバックのポディウムと真空断熱のマグボトルをご紹介しました。しかし、基本的には何を選んでも構いません。愛着の持てる物を買ってください。
ライド中の飲みやすさや、使い勝手と、同じように洗いやすさも重要だと思っているので、どのボトルを買うか悩んでいるときは、参考にしてみてください。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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