こんにちは、サラピエです。
5月だというのに、強風や黄砂で荒れた天候が続いていますねぇ。五月晴れという言葉があるように、本来ならば初夏の爽やかな日差しと、風だったような気がするんですけど・・・
しかし、天気にどんなに文句を言っても、自転車乗りにとっては最高のシーズン。この時期を逃せば、走れない梅雨、そして灼熱の夏が待っています。
今回は、アームカバーのお話。
だんだんと日差しが強くなってきていますので、紫外線対策をバッチリして、安全に走りましょう。
春から紫外線対策(UVケア)は必要
紫外線からお肌を守ってくれるアームカバー。夏に使用する方は多いですよね。
「夏の話でしょ?」「時期的に早くない?」って思われる方もいるでしょうが、もう既に我々と紫外線の戦いは始まっています。
出典:気象庁
上記は、気象庁から引用した紫外線の月間別データ。縦軸が紫外線の強さ、横軸が時期を表しています。
8月をピークに、山なりのデータ。夏が高いのは当然ですが、問題は春。陽気な気候とは裏腹に、4~5月の紫外線は”中程度”~”強い”に分類されています。
つまり、紫外線は春から上昇しているということなんですよ。
ばんなそかな!
「日焼けしてピリピリする=火傷で皮膚が炎症を起こしている状態」ですので、対策をせずに長距離を走ると、普段より余計に体力を消耗します。あと皮膚がんのリスクも高まりますしね。
そのため、ロングライドなど1日の大半を外で過ごす場合には、紫外線対策グッズが必要となってくるのです。
パールイズミ アームカバーをインプレ
定番中の定番、パールイズミのアームカバー。
この商品の最大の特徴は、直射日光の熱を反射してウェア内の温度を下げること。
ウェア内の体温が上昇しにくいので、涼しい着心地を保ってくれます。
コールドシェイドとコールドブラックの違いは?
サラピエは、現行のコールドシェイドと1世代前のコールドブラック、どちらも使っています。
機能的な違いは無く、色味を改良した物が現行品になります。
なので、コールドブラックを使っている人でコールドシェイドが気になる人は、買い替える必要はありません。
むしろ、オークションやメルカリでコールドブラックの中古を安く入手するというのもアリです。
パールイズミ コールドシェイドの良い点
出典:パールイズミ公式サイト
通常の黒色ウェアと比較して5℃ほど低くなります。
光のメカニズムを簡単に言うと、黒く見える物って太陽光を全て吸収するため黒く見えています。白く見える物は、反対に全てを反射。
全てを吸収するということは、太陽光の熱も吸収しているということなので、ウェア自体が熱をもつようになるんですね。
その自然の摂理に反するスーパーウェアを開発したのが、我らがパールイズミ。特殊な染色技術で、黒く見えるけど、太陽光は反射するって代物。
公にされていませんが、宇宙人の技術が流用されていますよ、これ。知らんけど。
パールイズミ コールドシェイドの悪い点
ここまで書くと、魔法の生地のように思えますが、しっかりとデメリットもあります。
それは、通常の生地より伸縮性が極端に悪いことです。コールドブラック・コールドシェイドは、普通のアームカバーと比較すると伸びないイメージ。
あと、これは意見が分かれると思いますが、ザラザラしている。
ミクロ的にみれば、肌に触れる面積が少なくなり、汗のベトベト軽減になっているのでしょうが、個人的には気持ち悪いためマイナス要素。
一日中、身につけるものですから、着心地が良いものが欲しい。
上腕部のスベリ止め
コールドブラックに採用されていたラッセルテープ。
極細の生地により肌との摩擦を発生させ、ずり落ちを防止する非常に優れた物だったんですが、コストと耐久性の面で廃止になってしまいました。
使い込むと繊維がボロボロになり、摩擦が無くなってくるんですよ~。
今後のスタンダードになって欲しかったのに残念。パールイズミって、こういう特殊な生地を使って数年後には廃止するってパターンが多い気がする。
コールドシェイドは通常の滑り止めゴムに変更。
可もなく不可もなくといった感じ。
サイズを間違えると二の腕が締め付けられるので、フィットした物を選びましょう。
アームカバーのつけ方
腕の裏側はメッシュ生地になっているので、肘がくるように着用します。
カバーの端を持って引っ張るのではなく、生地全体を手繰り寄せ、二の腕まで徐々に引き上げたら破れるようなことはありません。
サラサラのときに着用するのはいいんですが、大量に汗をかいてベトベトしているときの脱着が困難。
体的な伸縮性の無さが原因だと思います。
ワコール CW-X アームカバーをインプレ
パールイズミの物とローテーションで使っている、ワコールのCW-Xアームカバー。
なんの変哲もない普通のアームカバー。だが、それが良いんです。
お値段2,000円と安く、パールイズミの半額以下で入手できます。
コールドシェイドよりよく伸びるので、着脱が非常に楽チン。
上腕部のスベリ止めはやっぱりゴム
腕の滑り止めは、よく使用されているゴム。
なぜ、どの商品も極厚のゴムを使うんですかねぇ?
もっと薄手で幅の狭いゴムでも問題ないと思うんですよ~。
サイズが合わないと、ここが痒くなる~😂
滑り止めはカットしても問題ない
というわけで、滑り止め防止のゴムはハサミで切って使用中。5mmほど残しています。
ダルダルで見苦しいですが、サイクルジャージで隠れるので恥ずかしい思いをしたことはありません。
この状態で数年間、洗濯を繰り返していますが、ほつれることも無く今でも使えていますね~。
夏のスポーツに!アームカバーで日焼けを防ごう
パールイズミのコールドシェイドは熱を反射して、ウェア内の温度上昇を抑えるため夏に最適です。(5℃前後違う)
伸縮性が少なくザラザラしているのがデメリットですが、快適に過ごすための効果は確かにあります。
ただし、スポーツ用品店やAmazonで売っている2000円以下の製品でも、紫外線は十分にカットできるので、自転車用やロードバイク用にこだわらなくてもいいと思いますね~。
一番涼しいのは、カバーに水をかけながら走ること。
どんな最新の技術よりも、「気化熱が最高!」と思うぐらい昨今の夏は猛暑・酷暑にみまわれています。
少しでも紫外線対策を行って、安心安全に走りましょう。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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