こんにちは、サラピエです。
初期投資さえ済めば、基本的に維持費はかからないと言われるロードバイク。しかし、全くのゼロという訳でもなく、補給食や自転車の消耗品は購入しなければなりません。
今回は、消耗品の1つ。自転車で使用するビニールテープのお話。ちょっとお高いんですが、本当に良いアイテムなんです。
3M スコッチ プラスチックテープ
3M社のScotch(スコッチ)とは?
「3M」の商標で知られるスリーエムジャパン株式会社。(旧名:住友スリーエム)
アメリカ合衆国に本社を置く世界的化学・電気素材メーカーの日本法人。事務用品の付箋紙が有名なので、誰しも世話になったことはあるはず。また、ホームセンターのテープコーナーにも同社の商品が多く置かれているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
もともとは「3M・住友電気工業・NEC」の3社合弁で創業したのですが、株式の譲渡が行われ、現在では社名から「住友」の名が消えました~(´;ω;`)
フィルム、カッティングシート、反射材、研磨材、接着剤などラインナップが幅広いのですが、代表されるのは粘着テープのスコッチブランド。
その商品群の一つに「プラスチックテープ」と言う粘着テープが有るんですが、自転車整備にめちゃくゃ役立つんです。
数々のテープを使用してきましたが、今ではコレ以外の選択はないほどのお気に入り。
「ベタつかない」プラスチックテープ
スコッチ(Scotch)のプラスチックテープの優れた点は下記の通り。
- 剥がした時の、ノリによるベタツキがほとんど無い。(本当に!)
- 一度延ばしたものが、元に戻らない。
- 熱(直射日光)の影響を受けにくい。
どうです?
この特徴だけでもハンドルバーテープの端末処理用として使えそうでしょ?
ただ、難点もありまして。
- 東急ハンズやネットでの購入しかなく、入手が困難。
- 3.17mで価格が250~500円と高い。
ホームセンターや自転車ショップでは販売しておらず、「欲しい」と思ったときに入手できないのがもどかしい。
単価も普通のビニールテープだと1m5円とかの世界なのに、プラスチックテープは80円近くまで爆上がりします。しかし、その価値は十分にあると思う!
クリアテープは、個体によって変色の差が大きいので要注意。
伸びたら元に戻りにくく、凹凸に最適
「ベタつかない」だけでもありがたいのに、自転車整備で使う理由がもう1つあります。
使用するのにグイっと伸ばしたら、ビニールテープの様に元に戻らず、凹凸や曲線のあるものにも使えるんです。
下記は手元に残っているビニールテープ。
- 左:VELOX(ヴェロックス) 自転車用フィニッシュテープ 25mm×8m 550円
- 右:ホームセンターでよく見るNITTOビニールテープ 19mm×20m 100円
他社のビニールテープと比較すると一目瞭然。
破断面の違いを見てもらえます?
プラスチックテープの伸び率は150パーセント。限界まで引っ張るとパッと切れます。それに対しビニールテープは何時までも延びている感じ。
この「戻らない」特性がハンドルにクルクル巻きつけるときに便利なんです!
バーテープの処理にも|自転車での用途は色々
ベタつかず、伸ばしても元に戻りにくいため自転車のメンテナンスで色々と使えます。
まずは、バーテープの端末処理。
ノリでベトベトしないので、巻き直しや使い回しも容易に出来ます。
この付属テープを剥がすときは、ネチャ~となるの知ってるんです、私。
温度差の影響が少なく、真夏でもノリが溶けません。
なのでハードに使用しても、ズレることがないんですねぇ~(^^♪
あとは、自転車アイテムの傷補修や保護にも使えます。
意外や意外、サドルの傷や穴の補修にも使えますよ。
ペダリングで擦れる先端部分でも、へっちゃらだい!何年貼っていても、剥がすときはスルスルと取り除けるんですよねぇ~。
もう宇宙人の技術としか思えません。本当に良いテープ。
まとめ:高性能なテープで処理や補修に使える
自転車をメンテナンスする時に、必要不可欠なビニールテープ。
取り除いた後のベトベトのノリをパーツクリーナーで拭き取る。その一連の行為に不満はありましたが、「仕方がない」とビニールテープを使い続けていました。
しかし、偶然このプラスチックテープに出会い、今ではビニールテープを戻れない体になってしまいました(*´з`)
私のこのストックの量を見ていただけたら、良さをご理解していただけるかと思います。もし、ビニールテープ不満を持っている方がいたら、騙されたと思って試して欲しい一品。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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