こんにちは、サラピエです。
今回はロードバイクのサドルを補修するお話。
フレームの傷と違い、放置していると雨や汗など水分が内部のスポンジに染みてしまうサドルの傷。
プラスチックテープを使い、合皮の破れやヒビを補強していきましょう。
ロードバイクのサドルの破れを補修する
とる午後の昼下がり、私は次のロングライドのため、ロードバイクのメンテナンスをしていました。
タイヤとチューブの交換を済ませ、センサー類の電池交換、チェーンの注油、愛車の洗浄。
ショップに頼まず、自身でこういう事をするのは、単純に自転車をイジるのが楽しいから。
お気に入りの音楽を流しながら、鼻唄まじりに作業を行い、至福のひと時を過ごしていました。
工程を終え、自転車を所定の位置に戻そうと、ふと目線をあげたその瞬間・・・。
サラピエに電流走る!!
んん・・・?
んんん・・・?
こ、こんな傷、いつ、できたんや・・・・・。
サドルの右後方部、おもいっきり削れとるやんけっ!!!
この前走ったときには、傷なんて、なかったのにー!!!!
想定外の傷!ありもしない傷!存在しない傷!ないはずの傷!
あばばばばばばばばばばば。
動揺し、困惑し、嘆き、悲しみ、サラピエは天国から地獄に落とされたのであった!
高性能の万能テープ!3Mのプラスチックテープ
・・・と、まぁ、初めての出来事ならテンションただ下がりには間違いなかったと思いますが、実際の私は冷静そのもの。
「写真撮影の時に、突風で煽られたなぁ~」ぐらいに淡々と補修方法を考えていました。
これ、もちろん、強がりでも何でもないんです!
そのぐらい、使用するテープに絶大なる信頼をよせているんですよ~。
以前の記事でも紹介した「3M スコッチ プラスチックテープ」
この製品、テープの性能が本当に優秀。
- 耐熱、耐候、耐水で屋外にも使用可
- 凸凹面に密着する
- テープ特有のベタベタがない(プラスチックテープの特徴)
屋外や雨での使用にも耐えうるのでロードバイクや自転車に最適なんです。
補修以外ではバーテープやケーブルの処理に大活躍。
デメリットは入手性の悪さと、若干高いこと(それでも用途を考えたら安い)。
近くに東急ハンズがある人は、そちらで取り寄せるのが最良です。
詳細については、こちらをご覧ください。
さきほど、私が冷静だったのは、テープ補修の実績と製品に対する信頼があったから。
多くの自転車、多くのサドルに使用してきましたが、「ペダリングで剥がれた」「雨で剥がれた」「太陽の熱で剥がれた」ということが一切ありません。
めちゃくちゃ高耐久!なのに剥がすときは、ビニールテープ特有のベタつきが少ない!
一番長く使ったサドルなんか、表面積の3分の1が、このテープで補修されていたんですよ~(^_^;)
そのぐらいサドルを守ってくれます。
サドルの傷を補修するポイントは表面処理
いくらテープが高性能でも、土台がしっかりとしていなければ、意味がありません。
もし、合皮部分がささくれ立っていたら、ニッパーや爪切りで余分な部分を切り取りましょう。
とにかく表面が滑らかになるように。
合皮部分を整えたら、次はプラスチックのパーツを処理。
こちらも表面を削り、テープが密着しやすく手を加えます。
今回使ったサンドペーパーは400番。
ゴシゴシ~、ゴシゴシ~。
汚れや削りカスをふき取り、あとはプラスチックテープを貼り付けるだけ。
傷部分を5mm~1cm覆う形にして、角は丸くカットしました。
切れた傷やひび割れなんかのときは、普通にテープを貼り付けるだけでOK。
私は気持ちの問題で丸く整えていますが、テープの角を残しても剥がれることはありません。
これにて修理完了♫
おすすめの補修テープ|100均はやめておけ
私は、プラスチックテープを買いだめしており、手持ち在庫があるのでとにかく使いまくってます。
黒テープと透明テープを持っていれば、サドル以外にも色々な場所に重宝します。
ただ、なぜか黒がネットから姿を消している・・・。
「プラスチックテープが高い!」って人にオススメなのが、下記製品。
昔、使った記憶がありますが、なかな良かった。
屋外用で雨にも強い、そして何より安いくて長い!
世間一般的にはこちらが定番品です。
ニトムズのシート補修テープは最悪でした。
テープ自体に柔軟性がないので、サドルのプニプニ感に追従しません。
サドルの傷はプラスチックテープで補修しよう!
今回は、テープでサドルを補修した様子をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?結構、簡単だったでしょ?
所要時間は5分もあれば十分。それでもテープの性能がいいので数年単位で長持ちします。
ボンドを使ったり、合皮を縫ったりしていたこともありますが、この方法が一番コスパが良い!
もし、悩んでいる人がいたら試してみてください。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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