こんにちは、サラピエです。
教養バラエティ番組の「しくじり先生」って知ってます?
教師役のゲストがしくじった(失敗した)経験とそこから学んだ教訓を授業として語り、人気を博している番組です。
反面教師という四文字熟語もあるように、反省や戒めの材料となる物事は非常に大事なわけでして。人というのはそういう事を繰り返し、成長していくわけなんですね。(遠い目)
当然、自転車に乗っていると「自転車ならでは」の失敗ってあると思います。
- 規格を間違える。
- パンク修理キットを忘れる。
- カロリーゼロの飲み物を買ってしまう。etc
みなさん1度は経験あるかと思いますが、私も当然やってます。ただ、そのぐらいじゃ済まないミスもやってるんですよ~・・・。
2月になると毎年、思い出すサラピエ最大のしくじり、失敗、やらかし・・・。
それはアソイチで前輪を忘れたこと!
あぁーーーーーーー!!!くぁwせdrftgyふじこlp!!
なので、この時期になるとホイールが疼くのよ。「阿蘇を走りたい~!」って。
というわけで、本当は5回ぐらいに分けて投稿できた自転車旅行記事を1回で。しかも普通の旅行記としてご紹介。自転車ブログなのにねっ!
ここで紹介して、この無念を成仏させてくれや~。
とある年の2月、意気揚々と自宅を出発。初日の目的地は別府温泉。距離は約500km。ただただひたすらに、高速道路を西に走ります。
深夜割引の30%が適用されて、7,000円ぐらいだったかな?ガソリン代含めても片道10,000円程度。
深夜に分類される早朝に出発し、到着したのはその日の夕方。
休憩しながらですが、疲れたぁ~。
このときはコロナ渦になる前でしたので、中国人観光客が多かったです。
初日は、移動のみ。別府市内にあるホテルに泊まり、温泉を堪能しました。
「強張った全身に湯が染みるぜ~」とか思ってましたが、まだ前輪を忘れた事に気が付いてないんだぜ、この世界線のサラピエは。
さて、問題の2日目。
本来なら別府のホテルを起点に、由布岳までのルートと湯布院を楽しむ予定でした、自転車でね。
サイクルウェアに着替えて、車に積んであるロードバイクの準備をしていると、「あれ?あれあれあれ~?」ドキドキドキドキーーーー!!!
予定外の出来事に、頭は混乱。テンパってしばらく放心状態。
ホテルの部屋に戻り、普通の服装に着替え、「はぁ~・・・・」とため息。この時、予定の大幅な修正と自転車に乗れないことで頭はいっぱい。
世界が灰色となり、暗い気持ちでドライブを開始しました。乗る物は車しかないからねっ!
由布岳の絶景を望める道。この道をロードバイクで走る予定やったんや。
これが由布岳。冬でなければ緑に包まれる美しい山です。
ブログには載せてませんが、登山をやりましたよ~。もともと体を動かすつもりでしたから、予定外の行動になりましたが、良い景色に癒されました。
人はなぜ山に登るかって?それはそこに自転車を忘れた人間がいるからだよ!
峠を越えると、眼下には湯布院が広がります。「別府温泉と湯布院ってこんなに近いんだぁ~」という印象。
車で1時間もかかりませんでした。
温泉をこんなにも楽しめるエリアっていいですねぇ。
別府もそうでしたが湯布院も多くの場所で蒸気が出ていました。温泉独特の香り。
コバルトブルーで有名な温泉宿に。青い乳白色のお湯につかって、登山の汗を流すことに。2日目は湯布院観光して終わり。
3日目は、くじゅう連山を越えて、熊本の阿蘇山を目指すことにします。
こんなに良い道なのに、サラピエは自転車に乗れないんだぜ。前輪忘れたから。
ここは筧五郎さんがチャリダーの旅で走った道でもあります。
しばらく雑木林を走り、峠を越えると一気に視界が広がりました。
「おぉーーーー」広大な土地が広がってます。
というか阿蘇山、噴煙出てんじゃん!!
有名なミルクロード。これも自転車で走る予定だった道。
自転車だと思い立ったらすぐに停車して撮影できますが、車だとなかなか停まれません。
「いい風景!」と思っても、見逃してあんまり写真がありませんでした(^_^;)
定番の大観峰。
絶景でしたが、中国人観光客が多すぎて、あまりゆっくりできませんでした。日本語より中国語がおおいんだもん、マナーも悪いんだもん。
道の駅阿蘇で休憩。
阿蘇駅があったり、ワンピ―スのウソップの銅像があったりするのですが、噴煙にどうしても目がいってしまう。
山や海には慣れていますが、活火山の灰を経験することがないので、やっぱり異質に感じてしまいますね。
阿蘇にきたら、食べたい赤牛のどんぶり。
某有名食堂は行列が凄すぎて、違うお店で。ここも大変、美味しゅうございました。このあとはホテルへチェックインして3日目終了。
4日目は阿蘇観光。
こんなに良い道があるのに(以下略)
せっかくの観光ですが、この日は寒波にみまわれ、雪が吹雪くほどで最高に寒い。
風も強く、着こんでも寒さが体の芯に伝わってきます。
脇道にも牛が。ちゃんと左右を確認して偉いね~。
意外と周知されていませんが、信号のない横断歩道に歩行者がいたら車は必ず停車しなければなりません。道路交通法が改正されていますから、パトカーがいたら切符切られますよ~。
噴煙と雪のダブルパンチ。そういえば2021年10月には、結構な規模で噴火しましたよねぇ。
まさに自然の驚異。
近くに名水百選があったので突撃。
〇〇百選ってなんか訪問したくなるんですが、そもそも誰が選んでいるのか?入れ替えはあるのか?毎回気になります。
うむ、モネの池や忍野八海のような透明感。
ただ中国人が多すぎて(以下略)
どっかの道の駅。
「熊本に来た」って感じがして、とってもいいモン!
紹介文が雑になってるのは気のせいだモン。ロードバイクがないから決してやっつけ仕事になっているわけじゃないモン。
4日目の午後は大分まで戻り、フェリーで愛媛県の佐田岬半島に渡りました。
あとは、高速道路を使い四国を横断して自宅へ。
これにて熊本旅行終わり。
今、思い返すと現地でフロントホイールだけでも購入すればよかったなぁと思う次第ですね。再度行く時間や交通費を考えると、ホイール購入(約1万円)のほうがはるかに安く済むので。
しかし、観光スポットや絶景とも言える風景は最高。自然が広大過ぎてRPGの世界に迷い込んだような気分になれましたから~。自転車で走れなかったのは残念ですが、いつかリベンジライドするぞ~!
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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