こんばんは、サラピエです。
今回は、キャットアイ社のVOL400とVOLT800をご紹介します。
”自転車三種の神器”の鍵とサイコンに続き大トリのライト。これが重要度で言えばナンバー1かなと思っています。
鍵は盗難から自転車を守るもの、サイコンは自転車の楽しむもの、ライトは命を守るもの。
えっ?大げさだと思いますか?よろしい、その考え・・・今回で改めてもらいましょう。
ライトで、特にオススメなのがVOLT800。もうこれさえ買っておけば、他の商品に浮気する必要なし!
急に熱くVOLT800のことを説明しても読者を置いてけぼりにしてしまうので、まずはどんな商品かをみていきます。
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VOLT400とVOLT800
「明るく・小さく・使い勝手がいい」と三拍子そろったキャットアイの大ヒットモデル。
VLOT(ボルト)の後ろについているナンバリングですが、ライトとしての明るさ性能が表記されています。「VOLT400=400ルーメン。VOLT800=800ルーメン」といった具合に。
商品名である程度の性能が分かるようになっているのです。
↓製品の詳細については、公式HPをご覧ください。↓
VOLT400 | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)
VOLT800 | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)
違いは、明るさのみ
さてさて、VOLT400とVOLT800を比較するも、造り自体に大きな違いはありません。厳密に細かく見ていけば、ところどころに違いはありますが、正直使い方に差がでるものではありません。
明るさ性能で言うならば、VOLT800は400の2倍の明るさ。それ以外に大きな違いはないので、「外観に関してはVOLT800=VOLT400」として話を進めていきます。
付属品はブラケットのみ
同封されているのは、本体とブラケットのみ。こちらは、キャットアイのライトならば、どの製品でも取付可能。樹脂製。
経年劣化した場合、単品での販売もしています。国内メーカーということもあり安く入手できるのはありがたい。
ネジを緩めることにより、左右の向きを調整できます。
レックマウントなど「ライト本体が自転車の中心にセットされている場合」以外は、視点の中心にライトが当たるよう調整してください。
本体でも似たような調整が出来るかと思いきや、こちらはツメが折れた時に交換するための”ブラケットスペーサー”という部品みたい。
それを取り外しするためのボルトです、VOLTのボルトね。
へぇ~と思いながら、弄ってたらボルトの穴なめちゃった・・・・・。
さっそく注文だね・・・。入手しやすいの最高ー!!
バッテリーは専用カートリッジ
ライト部分と専用カートリッジです、乾電池でありません。ネジのようにクルクルと回して装着させます。
防水性能はIPX4、雨程度ならばへっちゃら。かなり重い感触ですし、パッキンもついているためここから雨の侵入はないと思います。
本体への充電方法。本体裏にあるカバーを開けてマイクロUSBを指した状態。
個人的に、このカバーは防水処理が甘いと感じます。上向きに使用するならば全然問題ないかと思いますが。
あれ”全然〇〇ない”って使い方あってますよね?間違った用法がスタンダードになってくるとどっちがどっちかわからなくなる瞬間があります・・・・。
話を戻して、反対向けて雨の中を走るようには想定されてない商品ですので、レックマウント使用時には要注意。
重量(VOLT800が136g、VOLT400が108g)
VOLT800の重量が136g。ライトとしてはズッシリとした重さ。
しかし、ライト沼にハマった後ですと、いまやその重さが「明るく光ってくれるんだなぁ」という安心感につながってくれます。
VOLT400の重量が108g。VOLT800に比べると30g軽くなりますが、「ウヒョー!すっげー!軽いー!」とはなりません。
こちらもズッシリとした安定の重さ。
こっちがVOLT800のカートリッジね。
こっちがVOLT400のカートリッジね。その差5gですが、同じ400ルーメンで使用した場合、VOLT800のほうが30分長持ちします。
30分あったら10km以上は進めますよね?その差は個人的に大きく感じます。
予備のカートリッジ
こちらは、単品販売されいるカートリッジ。
公式見解ですと、300回充電を繰り返すと70%までバッテリー性能が落ちます。使用時間が極端に短くなった場合は、すぐに買い替えましょう。
ケーブルをつないで、
クルクル取り付ければ、充電開始。
予備があるとライド中、バッテリー切れにビクビクする必要はありません。交換後は、空になったほうをモバイルバッテリーで充電すればよろし!
ほぼ、永久機関!ほぼ、S2機関!
VOLT800をオススメする理由
公式HPのビームチャートより
上記はキャットアイの製品ページにあるビームチャートになります。
「気になる製品を2つ選択し、明るさを比較できる」という優れもの。明るさと照明時間も載っていて凄くわかりやすい。
・ボルト400のハイモードは400ルーメン、使用可能時間は3時間。
・ボルト800のハイモードは800ルーメン、使用可能時間は2時間。
画像では800の方が若干白飛びしていますが、走行中にそれを実感したことはありません。明るくて困ることは絶対に無いっ!
問題があるとすれば相手への配慮の問題。対向車へハイビームにならないよう上下の向きに気をつけましょう。
どちらも明るくバイクの照明と間違われるぐらいですが、800に慣れたあとに400ルーメンにするとやはり暗さは感じます。ここは目の慣れの問題ですね。
公式HPのビームチャートより
さて、VOLT400よりVOLT800をオススメする理由の画像がこちら!両モデルを、1番暗いが長時間使用できるローモードにした状態。
VOLT400のローモードの明るさは50ルーメン・・・・・これが暗い!いくら18時間使用可能でも暗いものは暗い!
そして、ミドルモードの100ルーメンでも暗い!実質使えるモードが1つしかないのです。
個人的にライトに求める最小限の明るさは200ルーメンなので、VOLT800の3モードがベストなバランスなんですよ。
VOLT800のほうが後発商品になるので、その辺が見直されたのかな?って解釈しております。
なぜ「明るい=正義」なのか?
それは単純な話、事故に遭遇する確率を減らせるからです!自転車乗りが思うほどライトの光量って車のドライバーには届いていません。
自転車に乗り始めの頃に、市街地の狭い路地で車に接触された経験があるのですが、その時のライトがこれで、ドライバー曰く気づかなかったと・・・。
既に廃番になっておりますが、LEDのライトが出始めた頃で明るさは25ルーメン相当。実売価格は約2,000円前後。単三電池を使用します。
ボルトと比較しても、ご覧の様子。頼りないぐらい小さい。
重量は58g。このレベルだと重さは感じず、軽いなというイメージ。手軽さや安さも相まってこれもヒットモデルだったはず・・・。
サイズや重量の違いは一目瞭然ですが、ライトに過度な携行性を求めないでください。明るければ明るいほど良いです。「明るさ=正義」です。
ライト沼にハマり、市街地だろうが郊外だろうが明るいライトを使いはじめ、VOLTに落ち着きました。
暗いライトは、第2の就職先で頑張ってくれてます。
「道を照らす」「自身の存在をアピールする」ためには力不足ですが、手元を照らすには十分の性能です。
まとめ
前回もそうですが、VOLT自身のレビューというよりかは、ライト必要性の記事って感じになっちゃいましたね・・・。
使い方によってはオーバースペックになるかもしれませんが、やはり個人的には明るさ性能でVOLT800一択だと思っています。
ライトって道を照らすだけでなく、暗闇の中で、自身の存在をアピールするための道具でもあります。車に轢かれないのはもちろん、マナーの悪い(無灯火・逆走・音楽聞いている・スマホ見てるなど)ママチャリ・歩行者と接触しないことも重要です。
事故の大小関わらず事後処理や治療ってマイナスがゼロに戻るだけのことですから、本当に面倒だった記憶があります。加害者にも被害者にもならないため、安心料と思えばVOLT800も決して高くないはず。
とは言いつつもVOLT400自体も良い製品には違いありません(^_^;)
個人的に3モードの用途が合っていなかったというだけなので。ハイモード(400ルーメン)のみの使用ならば全く不満はないです。
暗いライトを使っている人はすぐにでも導入してみてください。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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