【車載輪行】ロードバイクで渋峠サイクリング(志賀草津高原)2019年4月④

国道一高い:渋峠

▼前編がまだの方は、こちらをお読みください↓▼

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サイクリングスタート

群馬側に抜けるルートの途中に駐車場があったので、そこからサイクリングスタート!

とりあえずは、渋峠ホテルを目指します。

以前ネットで見た、”雪の回廊”にロードバイクを突き刺して記念撮影の図。ずっとこれがやりたかったんですっ!

しかし、これは本番ではなく、どれくらいの強度が保てるかの練習。

左ハンドルの半分が埋まり、タイヤはデッパリに固定。落ちる事はなさそう。

よし♪よし♪

凄いな、この雪の壁。

いちごシロップ持ってきたら良かった。

知らず知らず群馬県に来てしまっていました。

進んでいくと、何やら人だかりが見えます。メディアの取材と、記念撮影している人たちです。

はるほど、ここが雪の回廊のメインストリームのようですね~。

それでは、さきほと習得した技を披露しようではないかっ!

車体を持ち上げ、力一杯、雪に突き刺します。

ズボッ!!

ふふふ、どうです?ここならではの写真でしょ?(•̀ω•́ ).

車と人が少ないところで、撮影。

ちょっと進んで、良い感じなので、

またもやズボッ!

まるで、「ここに置いてくれ」といわんばかりの、収まりの良さ。

カーブがあるたびに、ズボッ!!

あまりに突き刺すものですから、車体の左半分は、ずぶ濡れ。

しかし、タオル持参なので心配なし。

山口県の黄色いガードレールみたいに色付きです。

白いと雪に同化していまうので、多分、黒色なのでしょう。

この雪深さ、分かります?

「見ろ!人がゴミのようだ!!ハッハッハッハッ!!」

車と比較しても、この深さ。豪雪地帯ですね。

さきほどから、雲の間に入ったり、晴れたり、ちょっとヤバめの天気かも。

奥を目指して、登っていきますよぉ~。

自転車とつづら折りは、良く似合う。

おっ、眼下に駐車場を発見。ここに車を停めて、雪の回廊までウォーキングしている人もいましたよ。

雪どけ水で路肩は濡れている状態。しかし、車が頻繁に通るため、端を走るしかありません。

この斜面に、この雪。そりゃ、宿泊施設とスキー場が沢山あるわけだ。

日本国道最高地点

標高2,172mまで登ってきました。多くのヒルクライマーが記念撮影するこの場所。

祝福するかのように、太陽が姿を現してくれました。ほぼ、車で来てるけど気にしない♪気にしない♪

その名の通り、日本の国道でここより高い場所は存在しません

言葉あそびになりますが、日本の舗装路で1番高いのは、乗鞍岳となります。あっちはマイカー規制されているので、渋峠のほうが気軽に来れます。これは好みの分かれるところ。

車が数台しか停めれないし、車も、バイカーも、自転車も、みんな写真を撮るのでちょっと混雑します

譲り合いの気持ちで、撮影しましょう。

これ、雪が原因で通行禁止になっているわけではないんです。

理由は後になってわかりますが、この区間、火山ガスが山全体に充満しているんですって。

そりゃ、危ないわ。

日本国道最高地点を過ぎて、長野側に向かっていると、見えてきました。

渋峠ホテル(群馬~長野))

県境ハンターとして、またコレクションが増えてしまった。

”ろんぐらいだぁす!”の主人公が、折り畳み自転車からロードバイクに乗り換えるきっかけになった場所

ロードバイクは良いぞぉ~。もし、悩んでいる人がいたら、1日でもはやくこっちの世界にきてください、歓迎します!

なぜかこのときは、自転車でヒルクライムしていないって理由で到達証明書をもらいませんでした。

今、思えばせっかく遠方から来てるわけですから、記念に貰えば良かったなと思うわけです。

今「なんで?罪悪感でも感じてたん?」

昔「自転車乗りとしてのプライドがそうさせたんや!多分。」

入り口では、有名な2匹がお出迎え。まだこのときはインディ君が存命でした。

昔、同じ犬種を飼っていたので、懐かしいなぁと思いながら、モフらせていただきました。

「どちたの?マーカス君は、なんで、ちょんな顔ちてるの?」r(^ω^*)))

ホテルのオーナーである飼い主が、外にいるんですね。だからソワソワして気もそぞろ。

しかし、不特定多数にナデナデされすぎて嫌にならないのかな?

ここで食事や休憩ができます。

キャ、キャタピラ格好良い~!

ホテルの手前にも、標識があります。なぜ、ロードバイクを縦にしたかはわかりません。

なんか雰囲気でると思ったのしょうが、失敗。

満足、満足。

さて、目的は達成したので、車に戻り、ロードバイクを車載して、草津温泉に向かいます。

渋峠から草津温泉へ

「あれ?なんか臭い」

道中、車の中にかすかに硫黄臭が・・・。

窓を開けると、確実に硫黄の臭いがします。活火山の証拠ですね。

どんどん下っていくよ~。

自転車なら防寒対策必須の寒さ

すこし霞んでる。

気になる物があって車を停めました。

退避壕”と記載の左のある建屋、トンネルになっており、車が2台ほどそのまま入れます。

火山の噴火時の緊急避難場所なんですね。何ヵ所か設置されていました。

通常の尾根よりも細く、断崖絶壁もあるキレット。登山用語もちょこっと知っています。

ここも写真じゃ伝わらないパノラマ感。めちゃくちゃデカイんですよ。

西の河原露天風呂(草津温泉)

志賀草津高原ルートを群馬側に降りてきて、すぐにある草津温泉エリア

なかでも一番近くにある西の河原露天風呂にやってきました。

草津温泉の中でも、上位の人気を誇り、色んなサイトで紹介されていいます。

なによりのウリは「日本有数の大露天風呂!夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪見風呂と四季折々の自然を360°感じながら、湯に抱かれる最高の空空間をぜひご堪能ください。」との事。

うひょー!!

わかります?流れる川がもう温泉なんですよ!!

凄い!

しかも、湯の花(温泉水の成分の一部が結晶となって固形化してもの)が、岩や底にめちゃくちゃ付着しています。

こりゃ、期待値マックス!

かなり開放的な造り。

ここの施設を含めて、三湯めぐりのチケットが販売されています。

つまり、草津温泉にはここ以外に人気の温泉施設が2ヵ所あるということ。

この時は良心的な入浴料だなと思ってました。ちょっとトゲのある物言いでしょ?

公式HP:草津温泉-西の河原露天風呂

結論から言うと、西の河原露天風呂、2度と来ることはないです。ましてや、人に勧めるなんて論外!

  • 大露天風呂のくせに、脱衣所がめちゃくちゃ狭い。そしてほぼ外。
  • 体の洗い場が無い!⇒かけ湯なしで入る人が多数。
  • 湯船が最高に汚い⇒虫、ホコリ、ゴミ、人の垢や髪が大量に浮かんでます。

ここのレビューだけで、1記事かけるほどの思いはありますが、簡潔に。

  • 温泉施設としては、ゆっくりできない。
  • ほぼ観光客の一見いちげんさんのみ。
  • 洗い場がないのは最高にストレス。

なぜ、汚いまま入浴し、汚いまま出なければならないのでしょか?

受付の横柄な態度も気になりましたし、経営者の思想が、設備や社員教育に表れているなと思う出来事でした。

2年前のことですので、改善されている可能性はありますが、温泉好きにはオススメしません

富山県を目指して、車移動。

かなりハズレの温泉で、体を洗うこともままならず、一路、富山を目指します

再度、志賀草津高原ルートに戻ってきました。

おや?天候が怪しくなってきた・・・。

頂上ではご覧のありさま。

昼の天気が嘘のようなホワイトアウト具合。

5分もしない内に、吹雪いてきました

山の天候は、変わりやすい(特に午後)ので、自転車でヒルクライムする人はお気をつけください。

天気予報のチェックと、真冬の装備をお忘れなく

道中の看板であるもの発見。

ジャイアント”と”琵琶池

ここを自転車の聖地と認定するっ!!

上信越自動車道~北陸自動車道

このとき、すでに17時過ぎ。

富山県の海王丸パークを目指します。走行距離は223km、所要時間はノンストップで3時間30分ほど。

今思えば、長野市内か草津温泉エリアに、ゆっくり滞在すれば良かったと思います。

「ヤムチャしやがって」

高速道路はなかなか過酷でした。標高は高く、寒い。

富山に到着するまでの有人サービスエリアは、この3か所のみでした。

ちゃんとした食事処が無いのは完全に誤算。

富山も近くなって、大きいサービスエリアを発見!迷わず入ります。

私の好きな、NEXCO中日本オリジナルキャラクター”みちまる”くん。

こんな場所で会えるなんて・・・。私はこの木彫りを評価する。

富山湾も近いので、海老のかき揚げ丼を注文したのですが、失敗。

油べちょべちょ、海老の風味なし、フライヤーの温度設定を見直せ!

次っ!!

あっ、この鱒の寿しは美味しかったです。

鱒がそんなに好きではないので、好んで選ぶことはないのですが、これは当たり。容器も本格的で、味も良かった。

天然温泉”海王”

9時過ぎに富山県に到着。道の駅の近くにある天然温泉”海王”にやってきました。

ここの温泉、先程とは打って変わって、めちゃくちゃオススメなんです。

公式HP:天然温泉 海王 | 日帰り温泉 富山県射水市(新湊)

最強温泉って文字が胡散臭さ満載ですが、言葉に偽りありません。

源泉100%天然の湯」この程度の条件はどこにでもあります。これは勝負の舞台に上がっただけ、では何が最強たらしめるか?

ざっくり言うと、泉質が最強。まだ説明になっていませんかね?でも、誇張なしでそうなんです。

具体的には、泉質がとても珍しい「高張性」 濃厚なナトリウム塩化物「強塩泉」であるということ。

公式HP:天然温泉 海王 | 日帰り温泉 富山県射水市(新湊)

事実、私は長風呂して湯あたりする始末。

”登別、道後、別府、有馬、湯布院、下呂、城崎”など名だたる温泉地を経験してきました。

リピートする施設って、そう多くはないのですが、海王は富山を訪問するたびに必ず入浴しに来ています。

これを読んで行った人、隣に浸かっているのは私かもしれませんよ。(´v`)ニィ

ふ~、サッパリしたぁ。深夜0時まで営業しているので、のんびりできました。

あっ!

建物の中はこじんまりとしていますし、年季もあります。しかし、それを上回る最強温泉がメリットなので、間違いなくオススメできる場所。

このあとは、道の駅で車中泊して、3日目終了。


それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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