ご無沙汰しております、サラピエです。みなさん、お元気してました?
私は元気です・・・と言いたいところですが、去年遭遇した事故の手術とリハビリがなかなか思うようにならず、ロードバイクに乗れておりませんでした。一年近くなるのに、まさかこんなに長引くとは思いませんでしたよ~(涙)
しかし、今月になって医者から「軽くならば・・・」という条件付きのもの許可が出たので、「どこか絶景のある地に行きたいなぁ」と白羽の矢がたったのが北海道でした。
昨年から北海道に行きたい思いはありました。友人と良く計画を立てていたので、お互いの調整に四苦八苦したり・・・。
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せっかく遠方にいくので、写真だけでなく動画でも思い出を残そうと、Goproを購入したりしたんですよね~。HERO10を購入したのに出番もなく、世代はHERO12に突入しちまったよ・・・。
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もう、我慢の限界!ちょっと9月の北海道行ってくる!北の大地に試されてくるっ!!
で、今回の予定なんですが、けっこう行き当たりばったり。宿泊施設は全く決めておらず予約はとっていません。もっというと「どうやって北海道まで行くか?」ということも出発当日まで確定していませんでした。
本州から北海道までの移動手段をどうするか?
空港から飛行機輪行をする
北海道に行く際の交通手段として、一般的なのはやはり飛行機かと思います。札幌に近い新千歳空港ならば、地方からの直通便もあるでしょうし、なにより速い!
私の住む街の空港からでも、たったの2時間で北海道へ上陸が可能です。通常期の料金ならば約25,000円前後と比較的安くすみそうです。
デメリットとしては、そんなに多くの荷物を持っていけないこと。基本的にはトートバッグやキャリーバッグの1つか2つが限界。ロードバイクを北海道にもっていこうと思うと、飛行機輪行という方法を選ばなければなりません。
う~む、電車での輪行を経験したことのないサラピエにとっては、難易度が高そう・・・。あれでしょ?保護を重視した専用の輪行袋がいったり?リアディレイラーを外さなければならなかったり?あれ?申し込めば、空港で輪行の箱を用意してくれんだっけ?
とまぁ、こんなあやふや具合。
いますぐに飛び出したい私としては、事前準備と知識が無さ過ぎます。やっぱり自転車を運ぶというは、大きな労力ですなぁ。
あとは、身1つ自転車1台で、北海道入りした場合、宿泊施設をどうするか問題。自転車用の軽量テントなんて持ってないので、宿泊施設に頼らざるを得ません。
楽天トラベルでちょっと調べてみると・・・、うん、1週間先までだいたい満室。円安でインバウンドも回復しているので、今の時期だとホテルの確保は難しそう・・・。空室でもめっちゃ高かったり、口コミが悪かったりするので、この案は断念!
新日本海フェリーを利用する
京都府の舞鶴港~北海道の小樽港
次に大本命のフェリーを考えてみます。時間はかかるものの、車や自転車という大きな荷物を自走することなく、北海道まで運んでくれます。なので、バイカーやキャンピングカーの人には大人気!
西日本の人間ならば、新日本海フェリーを利用して舞鶴港~小樽港を選ぶ人が多いでしょう。
21時間の船旅で、大人料金11,000円。これに部屋の等級や、運ぶ荷物の有無によって料金が増額されていきます。私の場合だと、大体40,000円弱ぐらいかな?
北海道はまだはハイシーズンの部類なので、当日予約だと個室のツーリストSは満室、その状態が1週間ほど先まで埋まっていました。こっちもホテルと同様人気です。
なので、舞鶴で行くならば相部屋のツーリストAしか選択はなくなります。しかしコロナが収まってない時期に仕切りがあるとはいえ相部屋はなぁ・・・。
福井県の敦賀港~北海道苫小牧東港
次の候補が、舞鶴から東に80kmほど進んだ敦賀港から出港する方法。
フェリー料金は舞鶴と全く同じ。つまり、港を目指して移動する分だけ交通費は損することになります。あとは、到着する目的地が違うので、そこも注意が必要。
そういう背景があり、多くの人が舞鶴港を選ぶため、敦賀港のほうは若干空いている傾向にあります。帰りに利用しましたが、船や港はこっちのほうが新しくて綺麗でした。
敦賀まで行くと琵琶湖が近いので、ビワイチをしたくなるなぁ。さらには福井市内で、ヨーロッパ軒食べて東尋坊行って、金沢入りして千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ行って、富山入りして富山湾岸サイクリングコースを走って、新潟入りして佐渡島1周を・・・・。
あれ?これ自走しながら東北を経由して、函館入りしたほうがいいんじゃない?
青森港まで自走してフェリーに乗って函館へ行く
いちおう無理だとは分かってはいますが検討。
東日本を自走、青森港を目指した場合、移動距離が約1,300kmとなります。この距離だけで諦めたくなる距離ですね~。だってそこから更に北海道を大移動するんでっせ。
あと意外だったのがフェリー料金。津軽海峡フェリーまたは青函フェリーを使う必要があるのですが、大人と車で乗船する場合18,000円弱の費用が必要となります。
あれ?なんか思ったより高いなぁ・・・。新潟港からだと小樽まで25,000円で行けるからそっちの方が選択肢としてアリのような気がします。
つまし、西日本から自走するということは、「一番疲れて、一番交通費がかかって、一番時間がかかる」ということなんですね~。北海道での滞在時間が短くなってしまうデメリットもあるので、やっぱり無理そう。
でも、大型のワンボックスカーで数人とワイワイしながらとか、東北を観光しながらという目的があれば楽しそうなので、また別の機会に選びましょう。
9月の北海道旅行|計画を立ててみる
行きたい観光名所と食べたいグルメ
移動手段が絞れてきたので、道内での動きを考えてみます。今回数年ぶりに行くので、可能ならば北海道1周をしたいという気持ちが強いです。できるかどうかは別としてね。
都市部での観光はそこそこに、北海道ならではの雄大な景色を楽しみたい。地平線まで続く道に、信号のない道、自分以外には誰もいない道、くぅ~、絶景が私を待っている!
分かってもらえました?行きたい候補地があり過ぎるんですよ~。
さらには、
新鮮な海産物は言うまでもなく、ご当地グルメにも食べたい。
これらに関しては、その時、その時の動きで出会ったものを大事にしていきましょうかねぇ。今から考え過ぎても頭がパンクしちゃいそうなので。
北海道では、車中泊とテント泊を利用する
あとは、宿泊施設の問題ですな。予定が取れないものは仕方がありません。
幸いにも北海道はキャンプ天国!本州ではありえないほどの数、本州ではありえないほどの料金、本州ではありえないほどの絶景、とテント泊をしなきゃ勿体ないぐらいの環境だそうで。
この旅行のためにコールマンのツーリングドームSTを購入しちゃいましたよ。
ゴールデンビーチるもい、宗谷ふれあい公園、紋別市ガリヤ地区港湾緑地、呼人浦キャンプ場には行ってみたいなぁ。
いや~、まさかゆるキャンにハマって、キャンプギアだけ購入していた私が、テントまで購入してソロキャンプをするようになるとは思いませんでした。
キャンプ場でのテント泊出ない場合は車中泊を行います。こちらはロードバイクで遠征するときの標準的な装備。
おおよその方向性が決まったので、車にキャンプギア、テント、寝袋、自転車用品、ロードバイクをつみこんで、いっちょ出発しますかっ!
あっ、朝晩はおそらく肌寒いでしょうから、長袖や羽織る物は必須かと思います。
新日本海フェリーに乗船して舞鶴港から出港
翌日、高速道路を走って、京都府の舞鶴市にやってきました。
乗る乗らないは別にして、「まぁ写真でも撮っとくかぁ~」という軽いノリのつもり。ここから出発だと相部屋しか空いてないので、あんまり乗り気じゃないの。
そう・・乗り気ではなかったんですが、この時点で「もう舞鶴から行っちゃうっ!」と決意を固めてました。
久々の遠出のための運転、そして何より気温。
車内のクーラーを貫通してくる太陽の熱波に疲れちゃって、敦賀なんて無理!自走なんてもっと無理と心が折れちゃいましたよ!
時刻は16:30。
フェリーの出向は23:50なのでおそらく一番乗りの客。6時間以上も時間が空くので、施設と近場を散策することにしました。
あっ、この構図、この建物、見た事ある。
自転車旅のブログや、北海道旅行のyoutubeで見たヤツだっ!とテンションがあがりました。
乗船手続きを行う受付。まだ誰もおらず、閑散としている状態。
施設内にはお土産ショップも併設されており、本州側の名産とかが置かれていましたね。
2階の待機所。
「おぉ~広い」と思ったのですが、船の規模を考えるとこれでも足りないぐらいかもしれません。
車やバイク、自転車がない場合はこちらから乗船を行います。
さて、ちょっと外に出て散策しますか~。
近くには赤レンガの倉庫群や史料館、
自衛隊の基地があるため軍艦を見る事ができます。雰囲気的が広島の呉に似ています。
ほんとはあのイカリの前にロードバイクを停めて写真を撮りたかったのに、暑すぎて面倒で断念。
クーラーの効いた部屋でブログを書いている今、「撮っときゃいいのに」なんて思っちゃいますが、それぐらい暑かったの。
近場には0:00までやっているラーメン屋があります。
乗船前にはここで腹ごしらえするか、隣にあるセブンイレブンで必要なものを購入して持ち込んだほうがいいでしょう。
出航の30分前|23時20分から乗船開始
時刻は進んで21:00となりました。
出航となる90分前にはお越しくださいとのことだったので、すこし余裕をもって戻ってきました。
待機所には結構な車列が出来上がってます。
色んな県からの人々が大集合。向こうの観光地でまた会うんだろうなぁ~。
今回は自衛隊の一個大隊?(中隊?)とご一緒。
ムキムキのマッチョに囲まれる船旅となりました。
バイカーの聖地ということで、やっぱりバイクが多いですね。
20:30にはフェリーは到着。乗客の下船が終わったあとは、2時間ほどトラックの積み荷の上げ下ろし作業になります。コンボイみたいなトラックがめっちゃ往復してた。
荷物は牛もーーー!!君たちも北海道行くんか。
30分前には乗船開始。誘導員に指示され、大きな甲板に飲み込まれていきます。
あとは、本州にお別れするのを待つばかり。
ちょっと駆け足の紹介になりましたが、10回ぐらいに分けて北海道編を綴っていこうとおもうので、これからもお付き合いしていただけると幸いです。
次回は、船内の様子と小樽に上陸した様子をご紹介します。
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