【かきしま海道④】ロードバイクでサイクリング|江田島市おすすめのグルメ・観光地

5.かきしま海道

こんにちは、サラピエです。

かきしま海道の4記事めは、呉市を抜け江田島市に突入。

このエリアはサイクリングコース沿いに人気観光スポットが沢山あります。

  • 【海辺の新鮮市場】
  • 【江田島オリーブファクトリー】
  • 【自衛隊の学校見学】
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江田島市のライド|全ルートの案内

今居る場所が、赤の矢印部分。呉市と江田島市を結ぶ早瀬大橋を渡り切った部分になります。

サイクリングコースのゴールはオレンジ矢印のある切串港。

海沿いや内陸部を使い分ければ、コースを柔軟に設定可能。距離が30~70kmと幅があるので、状況に応じて選んでみてください。

江田島市を自転車でサイクリング

さて、さっそくですが、私も一つの岐路に立たされました。

島に上陸し北上すると、T時路に差し掛かかります。左右どちらに進んでも目的地には到着します。大きな違いは距離数のみ。

左に行くと推奨ルートで、海沿いを自転車でサイクリングできます。ただし、距離が長い。

現在の時刻は12:45。実は絶対に行きたい場所がありまして、その店の営業時間が11:00~14:00。

う~ん・・・。結構ギリギリのスケジューリング。

左に行けば推奨ルートで海沿いを走る。ただし、目的の店は営業時間外になる。
右に行けば目的の店へ直行できる。しかし、ショートカットすつためコースを堪能できない。

海沿いのコースを優先させるか・・・・
行きたい店を優先させるか・・・・

うーむ・・・。

グルメを優先|右折して海辺の新鮮市場へ

悩みに悩んで、選んだのは、右折ルート。

美味しい定食が食べられるという【海辺の新鮮市場】をチョイス。

時刻はちょうど昼時、空腹という本能には勝てませんでした。

こちらでは、近辺で取れた牡蠣を使った名物カキフライを食べたいと思いまーす。

詳細は別記事にて。
>>【かきしま海道⑤】江田島グルメ|海辺の新鮮市場でカキフライや刺身を食べる

江田島オリーブファクトリー

©江田島市観光協会

実はもう一ヵ所行きたかった場所がコチラ。オリーブ加工の工場見学やお土産が購入できるんです。

広島産のオリーブオイルを使用したパスタやピザも高評価。

時間の関係で泣く泣くスルーしましたが、次回の楽しみにとっておきましょう。

「なぜオリーブ?」と思ったそこのあなたっ!私もそう思いました。

オリーブといえば香川県の小豆島を思い浮かべますが、実は江田島でも栽培されているんだとか。

昔はミカンの産地としても有名だった広島。現代に至たるまでに衰退の一途を辿り、ミカン園は荒廃してしまいました。

こうした状況を食い止めるべく、土地活用の役目を担ったのがオリーブ栽培なんです。

広島県の島々は温暖で雨も少なく、オリーブの栽培に最適。 オリーブの最大の強みは、病気や害虫に「強い」こと。獣害もほとんどないことから栽培しやすい。

へぇ~、何気なくとった写真だったけど、そんな背景があったんですかぁ。江田島のオリーブが有名になり、一大産地になるよう願いながら路を進めます。

切串港を選ぶべきか?小用駅を選ぶべきか?

食事を済ませ、時刻は14:00。

目的地に向かうためのコースについて、ちょっと脳内会議。

サラピエはスタート地点を【音戸の瀬戸】にしているため、呉市街地の観光地巡りがまだ出来ていません。

今日中に絶対寄りたいのが【大和ミュージアム】と【アレイからすこじま】の2つ。軍港都市である呉で、ここを逃すわけにはいかない。

暗くなる前に絶対!絶対!!絶対!!!寄りたい。

そうなってくるとサイクリングコースをショートカットして、6km先の小用港に向かうのベスト。そうすれば呉市街地にある呉港にフェリーが到着するので、時間的余裕はかなりできる。

しかしなぁ、かきしま海道の推奨ルートであり、公式なゴールの切串港(18km)に行きたい気持ちもある。ただし、こちらのフェリーを選んだら呉市街地の北10kmの位置に到着することになります。

むむむ、食事のために既にショートカットをしているため、走り足りない気持ちなんよなぁ。

島をぐるっと1周、切串港を経由して小用港に行くことも考えましたが、パンフレットに「トンネルが多くお勧めできない」の文言が・・・。

こりゃ、言う事聞かないとドえらい事になるパターンのヤツや・・・・。

えーい、なるようになれー!

18km先の切串港を目指します

うん!普通に走ります。

初めて走りに来た場所で、ショートカットばっかりするのは勿体ない。なので、ここからはちょっと急いでペダルを漕ぎ漕ぎ。

と言っても時速25km/hぐらいよ~。

今までは15km/hぐらいで遅すぎたもんで。撮影でよく停まるから平均時速は10km/hぐらいのノロノロライド。

セブンイレブン江田島中央店近くにある三叉路。

これを直進すれば小用港に向かえますが、推奨ルートの従い、ここを左折します。

海上自衛隊第1術科学校|幹部候補生学校

©江田島市観光協会

江田島市の観光協会が自身を持ってオススメするのがこちら!

年間来場者数50,000人を超える市内で人気ナンバー1の観光スポットだとか。総数では、なんと500万人を突破!!

海上自衛隊の学校でありながら、実は見学(要予約)ができます。

ただし、事前予約で、服装に注意し、同行してくださる隊員の指示を聞いたり必要があります。学んでいる場を見せてもらえるのですから、こちらも配慮が必要ということですね。

観光地というより、どちらかというと社会見学の学びに近いかも。

海上自衛隊特別警備隊

学校を過ぎて1kmぐらい進むと左手に、海上自衛隊の演習場?が見えてきました。

実際にこの場所で何かしらの訓練、シミュレーション、トレーニングが行われていました。

しばらくすると、砲撃音があたりに響き渡り、ビックリ!!

腰抜かすほどの大音量だったんよ~。

んでね、「銃持ってる~」とか「負傷兵の役している~」とか物珍しさでガン見していたら、ルートの案内を見落としてね~。

スイスイと直進して、道路が行き止まるという事態に。

グーグルマップで確認すると、ちょうど半島の先っぽまで行ったっぽい。

「こんなん分かりづらいわっ!」と引き返して道を探すと、しっかりと表示されてました。

うん・・・なんか・・・・ごめんね?

よそ見していた私が悪ぅございました。

かきしま海道のルートで気を付けるポイントはここかなぁ~。

海上自衛隊の演習地っぽいところやで。

島の北部はまったりとした海岸線のルート

自衛隊の演習場をUターンすると丘を少し登り、山の中に入りますが、そこを抜けるとまた海岸線に合流します。

このあたりから景色と道路が一変。あんだけ車が多くて気をつかったストレスが嘘のようになくなりました。民家や住宅地がないためか、交通量が激減。

「これこれ!これを待ってたんだぁ!」と密かに小躍り。

ラスト7kmを目前にして楽園を見つけ、ヘヴン状態に陥りました。

「海が綺麗~♪」と思わず言葉が漏れる風景。

本日一番まったりしてるかも。牡蠣イカダも風情があります。

ちなみに対岸の奥側に、世界遺産で有名な厳島(安芸の宮島)が見えています。

車で行く場合は広島湾をグルっと回らないといけないですが、直線距離だとかなり近くに見える。

休憩所があったので、ちょっと停車。

甘い物食べたり、水飲んだり、写真撮影したり、ストレッチしたり、海眺めたり。

サイクリングって楽しい~!

しばらく海沿いのルートを走ると、ゴールは目前。

多少のアップダウンはあったものの、ほぼノンストップで走れたので17kmはあっという間でした。

島の北部からは広島の市街地が見えます。

橋げたっぽいヤツが昨日車で走った広島高速道路かなぁ。

次回は、広島平和記念資料館、原爆ドーム、平和記念公園、広島城、縮景園を巡るライドを計画してもいいかも。

気を付けて!切串港は2つ存在する!!

というわけで特にトラブルもなく切串港にゴール。時刻は15時前。「余裕をもって呉を観光できそう」と思った矢先、思いがけない展開がっ!

「実はミステリーの犯人が実は双子だった!?」
「実はまだ裏ボスがいる!?」
「くくく、ヤツは四天王最弱・・・」

みたいなオチ。ばんなそかなっ!

結論から言うと切串港は2つあり、1つが広島行きで、もう1つが呉行きのフェリー。

これを理解してないから、混乱したわぁ~。

広島港行きの切串港

こちらは輪行で広島駅から帰宅する人が利用する港。サラリーマンや学生が多く、こちらが交通のメインなんだと思います。

私が到着した時点では、その事実を知らず、フェリー到着に大慌て。

大急ぎで写真撮影を終えて・・・。「館内にチケット買いにっ!とにかく急げ急げ~!!あれを逃したら何分待ちになるか分からんぞーー!!!」って感じでした。

(行き当たりばったりなので何も調べてない。)

券売機で呉行を探すもない・・・?

ないっ!!!

なんで!!!

誰かに聞こうにも・・・人がいないっ!?

・・・・・

と思ったら、券売機の下に「呉ポー行きは港が違う」という張り紙がありました。

なんだぁ~、間違うの私だけじゃないんですね~。サラピエがおっちょこちょいというわけじゃなくて良かった良かった。

呉ポートピアパーク行きの切串港

偽りの港を飛び出て、閑静な住宅街を進むサラピエ。

こんなところに港なんかあるんかいな?

というか海沿いですらなくなりました。

あった。辺鄙な道で合ってた。

こちらが呉ポートピア行きの切串港。運営会社が違うんでしょうけど、全く同じ名前の港2つは紛らわしいよぉ。

さきほどより小さい港。館内に人はおらず。

まぁ、船で買えるだろうと思いしばしの休憩。タイミング悪く30分待ちとなりました。

写真を見返すと、看板の撮影もしっかりしてた。

切串港(呉ポートピア行)のルートも表示されてますし、時刻表もしっかり表記されてました。

1時間に1本なので、ここを利用する場合は要注意ですね。

客はいないのになぜか渋いロードバイクがそこに鎮座。

シンプルかつ実用的でカッコイイ。港の職員の方の通勤バイクかな?

そしてなぜか、カメが駅長をしとりました。

普通のカメを駅長に任命しただけなのか、駅長をしていた人間が摩訶不思議な力で亀にされたのか、私には分からない。

暇なのでカメと戯れたりして時間を過ごしました。

「海の小島の磯の白砂に、われ泣き濡れてとたはむる」(石川啄木
「呉の海道の港の館内に、われ汗かき濡れて亀とたわむる」(サラピエ)

呉ポートピアに向けてフェリー乗船

秋のポカポカ陽気に当たりながら、待つこと30分。

私が到着した時点では誰もいませんでしたが、出発時間になる直前に人が増えました。

車ばかりで、自転車は私一人。

チケットは乗船するときに係員から購入する形式。

大人340円+自転車150円でした。12分の海の旅が始まるのです。

かきしま海道の江田島市を走ってみて

かきしま海道を構成する2島め。

  • 切串港まで走るとゴール。ただし、同じ名前の港が2つあることに注意。
  • ゴールの手前10kmからは交通量が減り、途端に走りやすくなる。
  • グルメは【海辺の新鮮市場】や【オリーブファクトリー】が鉄板。
  • 軍港都市ならではの観光スポット【海上自衛隊の学校見学】もオススメ。

私はここから呉ポートピアに行き、そこから呉市街に南下。周辺エリアを観光して更に南下。音戸の瀬戸公園の駐車場まで戻ります。その様子は次回に。

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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