こんにちは、サラピエです。
夏に初めてワークマンのサイクルジャージを購入し、感激した私。
それ以降、秋冬用のサイクルウェアの発売を首を長くして待っておりました。
もう待ちすぎて、のび太が仲良くなる恐竜より首が長くなるところでしたが、9月に入り発売されたとの事で、速攻で店舗に行き、2種類のウェアをゲットしてきました。
今回は、街乗りでもロングライドでも使えるサイクルジャケットをご紹介します。
【↓以前の記事はこちら↓】
追記:ワークマンの2022年秋冬モデル|サイクルウェア入荷
11月上旬時点で、店舗に秋冬のサイクルウェアが入荷していました。
派手なカラーリングからシンプルな物まで、サイクルジャケットで9種類。コスパ最強の造りはそのままで新色追加って感じですね。
私が見つけた時点で、すでにカラー・サイズの欠品が出ていたので、欲しい方は急ぎましょう。
冬まで待っていたら、絶対なくなります!
2022年モデルはシンプルなカラーが多いので、日常使いや他のスポーツでも使えそう。
2,900円と安いので、2枚購入しても専用品の半分以下のお値段。
でも性能は良いんですよ~。
ネットストアでも在庫検索できるので、今からは確認して明日!買いに行きましょう!
サイクルジャケット(MOVE ACTIVE CYCLE)
ワークマン公式HP:2021年秋冬カタログ
MOVE ACTIV CYCLE 価格2,900円(税込)
購入したのはジャケットタイプで、ウィンドブレーカーとして使う予定。サイクル用に色々と造りが凝っているのに、やっぱり安い!
けど、「安かろボロかろ」ではないのが、ワークマンの商品が売れる理由。
前回の記事では、ワークマンの安さの秘密を説明しましたが、サイクルウェアの総評は以下のようになります。
メリット
・品質に厳しく低価格で高機能
・サイドポケットがある
・店舗数919なため入手性が高い
デメリット
・店頭在庫のみ(追加生産なし)
・バックポケットのゴムが少し緩い
・デザインは無難
特に今回の商品で気になったのは「背面に透湿度20,000g/m²/24hの防風生地を採用」の文言。
背面と脇だけとはいえ、レインウェアに使われる生地を採用してくるなんて、ワークマンの本気を感じます。
それでは、細部を見ていきましょう。
サイクルジャケットの前面
サイクルメーカーのウェアだと前面部分の機能が省略されていることが多いです。レースに必要ない機能は徹底的に排除して、ウェアすら軽量に仕上げるのが目的なので仕方がないところ。
しかし、ワークマンは「通勤・通学・ロングライド」を意識しているためか、しっかりと造りこんでくれています。
普通のスポーティーなジャケットと同じような感覚で、着る事ができます。
両胸には、汗や蒸気を逃がす大きなベンチレーション。
そして、左右にあるサイドポケット。
チャック付きですので、オープン状態だとベンチレーションとしての役割も果たしてくれます。
もう本当にコレがありがたい!自転車専用ウェアというより、普通の衣類に自転車に必要な機能を付けた感じ。
ポケットの大きさは、ライドポーチ2つが入ってもまだ余裕があります。カンガルーの赤ちゃんも快適な広さ。
あとは、腰回りの反射プリントが地味に嬉しいポイント。暗くなるのが早い冬場は、少しでも視認性を高めるのが重要になってきます。
サイクルジャケットの背面
色々と機能が詰め込まれているサイクルジャケットの背面部分。
バックポケットの他に、冬の汗対策がしっかりとされています。
幾何学模様のデザイン部分が「透湿度20,000g/m²/24h 」の生地。
なんとなく「24時間の間に、1m²の面積あたり、20,000gの蒸気が逃げていく」っぽいのは分かるのですが、この数値がどれだけ高いのか分からないので、調べてみました。
私が使用しているモンベルのストームクルーザージャケット。
ゴアテックスが採用されており、税込価格22,880円で「透湿性35,000g/m²/24h 」という数値。「さすがゴアテックス、さすが登山用品」って思いますよね~?(´^ω^`)ニチャァ
ではモンベルのラインナップを見ていきましょう。
スタンダードな機能のレインダンサー:価格18,480円:透湿性25,000g/m²/24h
独自の生地を採用したサンダーパス:価格10,560円:透湿性15,000g/m²/24h
入門モデルのレインハイカー:価格7,920円:透湿性8,000g/m²/24h
・・・・・ワークマン!優秀やん!
背中と脇の生地だけですが、価格2,900円で「透湿度20,000/m²/24h」ってめっちゃ優秀やん!
20,000円台の商品には流石に負けますが、コスパが良いとされているモンベルの10,000円レベルと同等の性能を誇っています。低価格なのに高機能!
なんか急にワークマンのサイクルジャケット欲しくなってきたでしょ? 「MOVE ACTIV CYCLE」という商品ですよ~。
さて、もう一つ優秀な点がコチラ。背中の中央部に大きく設置された4段のベンチレーション。
ダンダムF91の放熱フィンを彷彿させる造りですね(*´з`)
これもね~、ほんま自転車乗りのこと分かっているんですよ。ライド中に一番多く汗をかく場所が背中。
いくら透湿性の高いゴアテックスを着ても、アウター内部は汗で飽和状態。透湿性は体からの蒸気の話で、汗(水分)には効果が薄いんです。
つまり、汗を大量にかく自転車には、物理的なベンチレーションを用意していくれるのが一番ありがたい。やっぱり、餅は餅屋だわ~♪
バックポケットは定番の3つに、右のチャック付きが1つ。
ライドポーチやボトルもスッポリ入る深さ。
サイクルメーカーと比べるとポケット部分のゴムの緩さが気になりますが、大きな問題ではないかと思います
夏用サイクルジャージでも不満に思ってましたが、物が落下することは1度もありませんでした。
サイズは小さめの造り
モンベルのサイズは「M」サイズであることが多い私。
ワークマンのサイクルジャケットは「LL」で、同じ着心地(ゆったりめ)でした。
ウィンドブレーカー的な側面を想定しているのか、思ったより造りは小さめ。
「L」でも着れたので、衣類のパタつきが嫌な人は試着してジャストサイズを選んだほうが良いと思います。
その他の細部紹介
襟にはヘルメットの上から被れるフードが収納されています。
私は雨の日には自転車に乗りませんが、通勤・通学で毎日乗る人には頼もしい装備!
ブルベや自転車旅にも使えるのではないでしょうか?
サイクルカットと滑り止めもしっかり採用されています。
個人的には不要だと思いますが、手の甲を寒さから守ってくれるサムホールもあります。
モンベルだと10,000円近くするフリースなどに採用されています。もうどういう意味が分かりますよね?
ワークマン優秀!ワークマン最強!
毎度のことですが、チャックのスムーズさに感激。
普通のことが普通に出来るって素晴らしい。前も言いましたが、Amazonの中華ジャージだとチャックが粗悪品でよく泣かされました。ワークマンを知ってから、中華ジャージという選択肢は消えましたね。
あと、細かいところですが、チャック部分が顎に当たらないように生地でカバーされています。
もうね~、開発者はモテる男に違いない!さり気ない気配りとマメさが製品に滲み出てます。
ワークマンのサイクルウェアをレビューしてみて
夏のサイクルジャージに引き続き、またしても絶賛のレビューになってしまいました。
2,900円(税込)という低価格ながら、サイクリストが欲しい機能をしっかりと採用してくれているジャケット。普段使いにも、ロングライドにも普通に使えそうな仕様となっていました。
提灯記事のように前回から「ワークマン最強!コスパ最強!」と言っていますが、一応、自転車の専用品や価格の高い物を経験してきた上での「良い」という正直な感想です。
これから自転車を始める人にも、ベテランサイクリストにも、自信をもってオススメできる一品でした。欠点は「店頭在庫のみ」なので、欲しいと思った人は今からでも買いに行ってください!
次回は長袖サイクルジャージのインプレをします。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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