ロードバイクで使える心拍計|腕時計よりも快適なWahoo TICKR FIT アームバンド

サイクルパーツ

トレーニングの効果を最大限に引き出すためのアイテム、Wahoo TICKR FITアームバンド型心拍計をご紹介します。心拍計といえば腕時計型が一般的ですが、アームバンド型のWahoo TICKR FITにはシンプルゆえの使いやすさがあります。

ロングライドで「前日はワクワクして眠れない」「はやる気持ち抑えられずにオーバーペースになる」って人は多いかと思います。目の前に好物をぶらさげられて我慢できる人間がいるだろうか?いや、いないね(反語)

私を含め、そんな困ったちゃんオススメなのが心拍計(ハートレート)。自身の心拍数を、客観的にデータとしてみれるのは思いのほか便利で、ペースの維持に役立ちます。

さぁ、これを装着して、猛暑の過酷なロングライドを完走しようではありませんか。

サラピエ
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本記事はサラピエの自転車さんぽが執筆しました。

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米国のセンサーメーカーが作る心拍計(ハートレート)

Wahoo(ワフー)って何?」という人のために軽く説明を。

語呂からヤフーをパクった中国メーカーのように思えますが、米国アトランタに本社を構える2009年に創立された企業です。高品質で先進的なフィットネス機器やソフトウェアを開発し、アスリートやフィットネス愛好者に広く支持されています。特に、ランニング、サイクリング、フィットネスなどに利用者が多いのではないでしょうか。

自転車分野では、サイクルトレーナー・サイコン・サイクルセンサーを展開し、互換性の高さが特徴です。自社製アプリの提供はもちろんのこと、100種類以上のトレーニングアプリにも対応。幅広い他社製品と連携がとれるのです。

キャットアイ、ガーミン、ブライトン、レザインなど各社が自転車用の心拍計(ハートレートモニター)を販売していますが、なぜ私がこれを愛用しているか?

それは、アームバンド型だからです!これに慣れてしまったら、胸に装着する方式(通称:乳バンド)には戻れません。

Wahoo(ワフー) TICKR FITの仕様と外観レビュー

心拍計の仕様

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Wahoo TICKR FITは、ワフー社が製造するアームバンド型の心拍計です。スポーツやフィットネス向けに設計されており、以下のような特徴があります。

精度の高い心拍測定

  • Wahoo TICKR FITは光学式心拍センサーを搭載しており、運動中の心拍数を正確に測定します。これにより、トレーニングの強度を正確に把握し、効率的なトレーニングが可能です。

装着の快適さ

  • 柔らかいストラップで腕や前腕にしっかりとフィットするため、長時間の使用でも不快感がありません。ロードバイクに乗っているときも、装着感を気にせず集中できます。

互換性

  • BluetoothとANT+に対応しているため、さまざまなフィットネスアプリやデバイスと連携できます。GarminやZwiftなどの人気アプリともスムーズに連携し、トレーニングデータを一元管理できます。

防水性能

  • IPX7の防水性能を備えているので、汗や雨の日でも安心して使用できます。過酷な条件下でも耐えられる頑丈な設計が魅力です。

バッテリー寿命

  • 充電式バッテリーを搭載しており、1回の充電で最大30時間使用可能です。頻繁に充電する手間が省けるため、長時間のトレーニングや遠征でも安心です。

開封レビューと使用のインプレ

パッケージはしっかりしていますが、内容物はシンプル。本体、充電ケーブル、ポーチ、バンド2本

販売価格は1万円。乳バンドより高く、高機能スマートウォッチよりかは安い価格帯。何を重視するかで、チョイスが変わってくるかと思います。

私が優先したのは、装着の手軽さ、誤作動しない、スタミナバッテリーかな。

対応規格はBluetoothとANT+

スマートフォン、タブレット、GPSウォッチ、各社サイクルコンピュータに接続可能。

もちろんガーミンにも対応しているので、初期設定した2回以降は、センサー電源をONにすれば自動接続してくれます。

本体の構造はシンプルで、青いボタンの長押しでOnOffを行います。

本体の裏側に、拍数を測定する光センサーがあります。3年間使用していますが、途切れたり誤作動したことは1度もありません

二の腕や手首でも問題なく運用できます。

バッテリー容量は、最大30時間。ロンライド2~3回分は充電なしで使えるため長持ち設計。

防水設計ですので、雨や汗を心配する必要なし。

本体と充電ケーブルは、マグネットで簡単装着。

移動時やライド終わりに、携帯バッテリーで充電しておけばいいので、泊まり込みあっても電池切れで困ったことはありません。

装着しているのを忘れるほどの重量17g。胸に装着するタイプが50g以上なため、かなり軽量な部類に入るかと思います。

ただし、半袖の人は、変な形の日焼けに注意。

問題点:アームバンドの剥がれについて

3~4年前の発売当初、アームバンドの心拍計が他になく、飛びつくように海外通販で購入しました。製品自体はシンプルかつタフなため、不満はないのですが、唯一のデメリットもあります。

それはバンドが汗に弱いこと。使用して、半年ぐらいで接着剤の剥離がおこりました

これは、私だけでなく、日本海外含め多くの方がこのような状態になっていますので設計段階でのミスかと

考えられる主な原因

  • 汗や湿気:長時間の使用や激しい運動によって汗が染み込み、アームバンドの素材が劣化する。特に夏場や高湿度の環境では、汗が原因で素材が早く傷むことが多いです。
  • 頻繁な使用:毎日のように使用することで、アームバンドの接着部分が摩耗し、剥がれやすくなります。

長持ちさせるための対処方法

  • 使用後のケア: トレーニング後は、アームバンドをしっかりと乾燥させましょう。湿気を取り除くために、風通しの良い場所で陰干しすることをおすすめします。
  • 定期的な洗浄: 汗や汚れを洗い流すために、中性洗剤を使用して水洗いすることが効果的です。ただし、乾燥機は使用せず、自然乾燥させることが重要。
  • 適切な保管方法: 使用しない時は、直射日光を避け、乾燥した場所に保管しましょう。湿気の多い場所や極端に暑い場所での保管は避けるようにしてください。

正直「1万円する商品とはしてはありえないかなぁ」というのが本音。残念なことに、替えバンドの販売も行われていませんので、ここは改善して欲しいですね。

100円ショップのゴムバンドで代用したり、衣料用ボンドで補修するのが必須作業となります。

半額の後発商品も出ているので、こちらの商品を購入するのもアリかと思います。

まとめ:バンドの剥がれ問題を除けば製品自体は良い

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  • 軽量かつ装着が簡単なアームバンド式。
  • 誤作動のない、高精度の光センサー。
  • 連続使用30時間のハイバッテリー。
  • 心拍計としては販売価格1万と高い。後発の類似品が半額で買える。
  • バンドの造りが最悪。自身で対策が必要。

2018年の発売当初ならば、唯一無二の製品だったので、デメリットを理解した上でもオススメの商品でした。しかし、今では安い類似商品(連続使用20時間)や、高機能スマートウォッチなど、競合する物が数多く存在します。

そんな中で重視する項目が「アームバンド式の心拍計が欲しい」「シンプルかつ高精度かつスタミナバッテリーがいい」「中華製品は嫌い」という人ならば、選択肢の1つとして後悔することは無いと思います

私自身も、購入したことに不満はありませんし、毎回のロングライドのお供になってくれています。

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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