今まで疎遠だったアイツ。
自転車に乗り始めると急に距離が近くなりますよね、特に土日。
自転車の他にも、家具・バイク・自動車・機械、様々な所で毎日使われている六角レンチ。
別名として、”ヘックスレンチ”や”アーレンキー”とも呼ばれます。
今回は、私がメインで使用している六角レンチをご紹介します。
PBスイスツールズ レインボーレンチセットをレビュー
PBスイスツールズとは?
PBスイスツールズは、スイスにある工具メーカー。ドライバー・六角レンチ・ハンマー・ポンチ・タガネ等を製造しており、輸入工具の代名詞的存在。
昔は、ドライバーのグリップからウ〇コの臭いがすることで有名でした、いや本当に。
私がなぜ、これを選んだかと言うと、初めて購入した自転車メンテナンス本で紹介されていたからです。プロのショップがオススメするのだから間違いないだろうと。
そして、10年以上使用して辿り着いた結論が、ロードバイクには過ぎた代物だったなと・・・。
間違いはない品なんですが、もともと整備士やプロショップの方々が、毎日ハードに使うような物ですから、趣味の自転車で使用するには、コスパが悪すぎる気がします。
しかし、購入した事に後悔はありません。なんたって、買い足して3セットになっているぐらいですから!
レインボーカラーでサイズ間違いしない
まず、この綺麗なレインボーカラー。
個人的にはもうこれだけで購入の動機になります。石川県のゆるキャラ”ひゃくまんさん”に通じるこのカラフル具合。
レインボーなのには、ちゃんとした理由があり、整備士が作業するのに、パッと見て何番の六角レンチか分かるようにしているためなんですって。
1本1本をちゃんと識別できるので、サイズを間違うことがありません。
工具として一流!独特のしなりでトルク管理
ちゃんと工具としての性能も一級品です。
通常の六角レンチ。よく見る一般的な形ですね。ここの精度が良いため、ボルトをなめることはまずありません。
また、PBスイスツールズの六角レンチの特徴は、独特の”しなり”です。
ボルトを締めていき、限界が近くなってくると、しなるのが分かるんですよ。だから、トルクレンチがなくとも力のかけ過ぎ防止になります。
Weraという輸入メーカーの六角レンチも持っていましたが、カッチカチ。
ザブングル加藤さんに匹敵するぐらい、カッチカチやぞ。
ボール付き六角レンチとは?
ボール状のヘッドになっているコチラ。ボールポイントと言います。
ネジの頭に対して、工具を少し斜めにしても回せるので、作業効率が格段に向上します。
左:ボールポイントの六角レンチ
右:通常の六角レンチ
30度の傾きでボルトを緩めたり、締めたり出来るのです。これがめちゃくちゃ便利。指で回すスピードが格段に違うんですよ。
ただし、注意点もあります。強度の面で本締めや本緩めはできないので気をつけてください。
軽い力でシュルシュルと回していき、ボルトが止まった時点でお役目終了。反対側の六角面で本締めしていきましょう。緩めるときは逆の手順ね。
自転車でよく使用するのは3番4番5番
9本も必要ないという人にオススメなのがミニセット。
マルチツールより場所を取らないため、ツールボックスへの収まりが良いのだ。
まとめ:PBスイスの六角レンチは品質も使い勝手も良い
今回はPBスイスの六角レンチをご紹介しました。
私はレインボーカラーに一目ぼれして、PBスイスの六角レンチを購入しましたが、自転車のメンテナンスに使用するぐらいならば、正直どこのメーカーでも構いません。
ホームセンターで売っている国産メーカー(約1,000円)の物で十分です。
しかし、自転車整備で一番使用頻度が高い工具ですから、「愛着の湧く品を選ぶのも重要」かなとは思います。
品質や使い勝手は折り紙付きなので、もし余裕があるならば参考にしてみてください。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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