【しまなみ海道サイクリング②】グルメは伊予水軍の魚料理がおすすめ「広島尾道⇒今治」

1.しまなみ海道
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はじめに

ブルベ番組を見たら走りたくなった私。急遽、ナイトライドを決行し、岡山から向島までやって来ました。しかし、ペース的には遅く5時間で進んだ距離はわずか70km。

その鬱憤を晴らすが如く、今治を目指す!しかし、景色が良すぎてなかなか前に進ませてくれない。今回はそんなお話です。

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5:00 向島(むかいしま)スタート

この時点で早朝の5時。ハローズで買ったおにぎりを頬張りながら、究極の3択に迫られてました。

  1. ここで引き返す。⇒9時ぐらいには自宅に戻れる。走行距離150km。シャワーを浴びて気持ち良く爆睡できる。しまなみ海道のスタート地点に立って帰るサイクリストなんていない。却下!
  2. 今治まで行く。⇒日帰りで往復300km。徹夜でこれは辛い。というかそんな距離走れない。却下!
  3. とりあえず今治まで行く。⇒今日はホテルに泊まって、明日帰ってくる。現実的!採用!

という訳で、後顧の憂いが全くない状態で再スタート。

船着き場の近くにある中華屋さん。その名もモンスター飯店!毎回気になっているのですが、時間の都合でいつも食事すること叶わず。「次回こそ!」と確固たる信念を胸に、店を後にします。多分、麒麟肉とかドラゴン肉を出してくれるはず。

真っ暗だとせっかくの景色も見れません。ここからスロープを登って、次の島に行きましょう。

しまなみ海道の中で、2番目に好きな景色。昼間ならサイクリストや歩行者が必ずいるのですが、今日は貸し切り状態。嬉しくて1往復しました。気持ち良い~!

5:45 因島(いんのしま)

因島で有名なのは「はっさく屋」ですが、早朝のため、まだ空いてません。オープンは8時30分から。

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因島大橋を渡り切ってすぐの階段を歩いていけば、高速道路の大浜サービスエリアへ行けます。意外と食事が美味しいんですよ。写真はタコ天丼。

橋を下ってすぐにある恐竜像が目印の因島アメニティ公園。雰囲気が良いので休憩におすすめ。

初めて来た時に、今治から走ってきた台湾人に「ジャパニーズ!最高ー!フォー!」と挨拶されたんです。

すれ違いざまの一瞬の出来事でしたが、「テンションの針を振り切らしてしまう、しまなみ海道の恐ろしさ」を噛み締める場所になってしまいました。

はぁ~、太陽あったかい~。6時間前からずっと君に会いたいと思ってたよ。

7:00 生口島(いくちじま)

橋を下ってすぐの場所に、セブンイレブンが出来てました。ここで温かいお茶で一服。

ジェラートで有名なドルチェ。定番の味から変わった味まで、種類が多いです。

けど、ここでオススメなのは、肉まんです。小粋な冗談ではありません。

もう一度言います。肉まんがオススメです。明日それを証明します。

道を渡ったところにあるベンチ。海を見ながら食べるのが最高。

昼間は、ここも人でほぼ埋まります。

そんな時は、ドルチェ2号店に行きましょう。耕三寺の入り口の目の前にあります。味はもちろん一緒。

耕三寺は大阪の実業家が、個人的に建立したものだって知ってました?しかも自身の名を「耕三寺 耕三」に改名までしています。熱意が凄い。

日光東照宮をモチーフにしているためカラフル。耕三寺の中には、未来心の丘という映えポイントがあるんですが、自転車を持ち込めないのが残念。

瀬戸田サンセットビーチのレンタサイクル。いつもはこんな台数はないのですが、中学校の貸し切りみたい。

課外授業でサイクリングするなんて先生わかってらっしゃる!

レモン畑を登って行くと、生口島終了。あの橋を渡ると、道の駅内にサイクリストの聖地碑があります。

多々羅大橋の途中に、県境があります。県境の写真撮りたい病なので、車で通過する時はいつも「あー!もったいない!!」って思っちゃう。自転車で良かった。

8:20 大三島(おおみしま)

定番の場所でパチリ。睡魔に襲われて、ここで結構長めの休憩とりました。

ちょっとしたナイトライドのつもりが、徹夜してこんな所まで。どうしてこうなった・・・。本当にしまなみは恐ろしい所やで。

まぶたが重い・・・パトラッシュがお迎えにきたようだ・・・( ˘ω˘)スヤァ

定番の場所も好きですが、このアングルも好きです。けどなんで大三島大橋とか生口島大橋っていう名前じゃないんですかね?

9:45 伯方島(はかたじま)

しまなみ造船。どこの造船所もデカくて迫力があります。距離短すぎて、これしか写真ありませんでした。ある意味、奇跡の1枚。

10:15 大島(おおしま)

2018年1月撮影

あまりの眠気のせいで亀老山展望公園に行く道を見逃してしまいました。しまなみ海道の中で最大面積を誇り、結構アップダウンがあります。戻る元気は無いので先に進みましょう。

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最後の坂を超えると来島海峡大橋が、三つ指ついてお出迎えしてくれます。この風景が現れるともうゴール直前だぁ!

大きい橋は、迫力がありますねー。いい時間になっているので、今治から来るサイクリストと多くすれ違いました。

「バイカーの聖地」である北海道では、挨拶(ヤエー)が浸透しています。一方、「サイクリストの聖地」である、しまなみ海道はどうかというと?

んー、結構な確率で、挨拶は無視されます。悲しい色やね。๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐

あれ?知らない間に立派な建物ができている。ここからの景色も綺麗だったんですけどねぇ。景観を守るために、土地買い占めとけば良かったぁ。ヾ(・ω・`;;)嘘ダッテ・・・

最後のループを登ってきました。もう足パンパン。

今治で一番大きい今治国際ホテル。人気ありすぎて、当日の予約はさすがに無理でした。

この周辺のホテルは、自転車の室内保管が出来るようになっているので、ありがたい限りです。

橋の中間地点までは、ゆるーい傾斜になっています。オーシャンビューを楽しみながらゆっくり前進。

橋を渡り切ると、右手に糸山公園(来島海峡展望館)があります。ここからの景色もオススメです。

11:40 今治到着

サンライズ糸山にも寄らず、一目散にある場所を目指します。

右手に行くとサービスエリアに行けますが、今回は直進。

その理由は昼食にしたいからだ!人気のお店なので、12時前には「伊予水軍」さんに到着したかったんです。

釜めしや魚料理が美味しいの。今治名物の焼豚玉子飯も捨てがたいですが、今日はお魚の気分。

もちろん、サイクルラックもあります。

雰囲気のある玄関ですね。2階は、10名以上の予約席らしいです。

玄関入っての左手も予約席かな?

一人でも快く広い席に通してくれました。ちょっと木が邪魔ですが、お店から橋が見えます。

2階からの景色が良さそうですが、利用するには10名以上の予約が必要・・・。10人前食べればあるいはワンチャンあるかも・・・。

注文したのは、メニューのトップを飾る来島定食 1,500円。他の方も結構これを頼んでいましたよ。お刺身がプリプリで大変美味しゅうございました。

単品でから揚げを追加。今治では「せんざんき」と言いますが、この名前の由来には諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。

ボリュームたっぷりの鯛釜めし。補給食ばっかりでちゃんとした朝ごはんを食べていなかったので、大満足。ごちそうさまでした。

食事が終わった時点で、1時過ぎ。ホテルのチェックインが2時からなので、近くの海岸公園で休憩。

今回、宿泊先は「今治アーバンホテル」さん。このあとシャワーを浴びて、泥のように眠りました。

まとめ

これにて1日目終了。深夜0時に出発してから、14時間で170kmを走りきりました。

最初は軽い気持ちだったのに、気が付いたらこんな場所まで・・・。それだけ、しまなみ海道には魅力があるという事だと思います。明日は、今日見た景色の反転バージョンを楽しみながら帰ることにしましょう。

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