こんにちは、サラピエです。
今回は6月下旬に行ったしまなみ海道サイクリング(ハーフ)の様子。実に1ヵ月ぶりのライドで、しかも、フルサイズのカメラ1.5kgを背負ったテスト走行になります。
肩や腰に問題がなければ、100km、150km、200kmと走行距離を伸ばしていく予定です。
装備はコチラ。
新調したカメラが嬉しすぎて、サドルバックを忘れるという始末(^_^;)
ボトル1本のみ
トップチューブバッグ(補給食各種)
フレームバッグ(日焼け止め、アーム&レッグカバー、タオル、鍵)
ツールボックス(パンク修理キット、空気入れ、六角レンチ)
6月とはいえ、もう夏の暑さ。普段ならボトル1本だと不安を感じますが、しまなみ海道は、コンビニと自販機が多いので問題ありません。
しまなみ海道 因島(広島県尾道市)
渡船してから向島を走るわけですが、ここって観光地らしい場所もなく本州とさほど変わりないため、いつも通過&ウォーミングアップの区間となってしまいます。
10kmほど走ると向島と因島を結ぶ因島大橋が見えてきました。
ここから見るのが、はっさく大福で有名な”はっさく屋”(赤丸)。今では多くの類似品がありますが、元祖のお店ですので、県外で初めての方は、覚えておいてください~。
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番最初にテンションが上がる場所。
2層トラス構造になっており、上が高速道路、下が自転車遊歩道になっています。全長は1300mのため綺麗な一点透視の消失点を楽しめます。
あと、しまなみのロゴマークも良い感じ。
はっさく大福
橋を渡ったら、”ろんぐらいだぁす”のキャラ自販機がお出迎え。
はっさく屋への行き方は2ルート。
①因島大橋が終わってすぐ、SAに行ける場所から自転車を置いて階段を下る。
②因島を自転車で下り、すぐにある恐竜の像の手前を右折して、丘に登る。
店舗の近くには灯台があります。はっさく屋の社長に教えて頂いたのですが、人が少なく因島大橋を一望できるのでお気に入りの場所。
この先、色んな橋を見るわけですが、やっぱり撮影してしまう悲しい性。
因島アメニティ公園
近くにある因島アメニティ公園で、はっさく大福をいただきます。
6個買ったので、今日はこれを補給食とする!事前に用意した物はいらんかったね。
ビーチも併設されています。
「夏の間、何人がここから飛び込むのかなぁ」とか思いながら大福を頬張ります。モグモグ♪
この日は本当に良い天気でした。
日差しは強いけど、今ほどの気温ではなかったため、日中の走行でもモーモンタイ。
ブルーラインに沿うルートではなく、坂の無い外周ルートを好んでよく走ります。
坂を上る道が、正規ルートに選ばれたのは因島フラワーセンターがあるからだと勝手に推測。1泊2日でのんびり走る方は、寄ってみてはいかがでしょうか?
自転車神社(大山神社)
本日の目的の自転車神社にやって来ました。
かなりの回数、しまなみ海道には来ているのですが、初めての訪問。
生口島に渡らず、正規ルートを外れ直進すると神社に行けます。土生(はぶ)港を目安にすれば、分かりやすいかと。
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凄く元気のいい神職(神社で働く人の総称)の方に、「ようお越しやす」と言われ、返しの挨拶が分からず、満面の笑みで誤魔化しました。(‘ω’)
ちなみに休憩所もあり、お茶もいただけます。施しの精神、ありがたい。
中には祈祷所があります。
おや?左手奥にGIANTのロードバイクを発見。チョイスが渋いので、ぜひお友達になりたい。
境内に、堂々と自転車を持って入れるのは嬉しいですね。自転車に取り付けられるブレスレット型のお守りも販売しています。
駐車場からパチリ。神社の朱色は、古来、魔を払う力がある色とされてきました。狛犬や灯篭などが設置されるのも同じような理由から。
現代では、私を引き付ける色で、ついつい撮影してしまいます。まさにサラピエホイホイ。
可愛らしい自転車のロゴを発見。どれが私のロードバイクかわからないでしょ?
ここにも ”ろんぐらいだぁす”のキャラ自販機があります。
協賛企業のおかげで、我々、自転車乗りが無料でしまなみ海道を走れるので感謝しなければなりませんね。昔は橋で料金を徴収されていました。
神社から島の生活道を走り戻ってきました。船乗り場、スーパー、ホームセンターがある地区なので交通量はかなり多め。道幅も狭いので走行には注意してください。
対岸に見えるのが生口島。あそこを走ったらUターンします。
建設途中の岩城(いわき)橋が見えます。完成したら、4つの離島をつなぐ”ゆめしま海道”の全線開通となります。楽しみ~。
どっちみち1度は渡船しないといけないのですが。
しまなみ海道 生口島(広島県尾道市)
生口橋を渡ります。しまなみ海道を構成する6個の島のうち、4番目の面積。そこまで大きくはありませんが、観光スポットやグルメを楽しる場所。有名ジェラートのドルチェもここにあります。
観光スポットを華麗にスルーして、海岸線を走っていると海に向かっているお地蔵さんを発見。海の安全を守ってくれているのでしょうか?
人の多い名所より、人のいない普通の場所が好き。
ちょっと南国っぽい道もあります。よそ見運転注意。
いつも気になっているちょっとアートっぽいバス。
私はお洒落に感じるですが、知人曰くゾンビ映画に出てくるバスとのこと。あなたはどっち派?
瀬戸田サンセットビーチ
空と山と海で、まさに「夏!」って感じのビーチ。しまなみ海道は、こういう場所だらけ。
敷地内にはビーチだけでなく、多くの施設があります。コロナになる前は、色々とイベントが開催されていましたが、今年はどうなることやら。
キャンプサイト、多目的ホール、レンタサイクル、レストランなど充実の内容。車でここまで来て、レンタサイクルして、夜はキャンプというのも余裕で出来る場所。
自転車もしんどいと言っているので、ちょっと休憩させてあげます。
フロントフォークのカラーが左右で違うのが、お洒落でしょ?
折り返し(生口島⇒因島⇒向島)
この時は、まだ梅雨真っ盛り。珍しく晴れたので走りにきて正解でした。
肩に食い込んでいるカメラが、ジワリジワリと重く感じてきたので、帰ります。
瀬戸内海は造船業が盛んで、至る場所でこういう施設を見かけます。
三原や今治にある今治造船は、ドッグに入船している船の大きさが圧巻なので、機会があれば見て欲しい場所。
ドルチェの目の前にある椅子。海を眺めながら、ジェラートが食べられる最高の場所なんです。
しかし、冬は寒く、夏は暑いため、座っている人を見かけたことありません。
仕方がないので、私が有効活用させていただきます。
店内でジェラートを食べていた1人のおねえさんに、めちゃくちゃガン見されてました。
バシバシ撮影する私を滑稽に思ったのか、パツパツのサイクルジャージをセクシーに感じたのか、はたまた最高にカッコいい自転車にシビれたのか、「神のみぞ知る」ってところかしら。
日も傾いてきて、気温も下がってきたので、走り易くなってきました。日中は熱中症にならないよう小まめに休憩していたため、ペースがあがる時間帯。
フルサイズのカメラだと広い画角の撮影ができるので、全体像を伝えたい風景にはもってこい。
7時間ぶりの因島大橋。
あの小さかった消失点を、ズーム撮影するとこんな感じ。中央まで緩い登りなのがわかります。
橋の近くにあるジブリのようなカフェ。
行きは早朝過ぎてクローズ、帰りは遅すぎてクローズ。今はコロナでクローズ。オープンしているところをいつか見てみたい。それが叶うまでは、しまなみ海道に通う所存!
綺麗なトラス構造。
夕方は、まずめ(お魚の食事の時間帯)なので、釣り人が一気に増えます。ええなぁ~、今晩のおかずは343かぁ~。
瀬戸海の夕日、金色の世界。金曜ロードショーのBGMを思い浮かべながら見て欲しい景色。
チャー♪チャラチャラチャラ♬チャ~♪
「いや~、自転車って本当に素晴らしいですね」
こういう景色を見る度に、いつも思う事があります。
【自動車では行けない場所、オートバイでは通り過ぎてしまう場所、徒歩では辿りつけない場所】
そういう風景に出会わせてくれるのが、自転車ではないのかと。
形を変えていく雲、刻一刻と沈んでいく太陽、オレンジとブルーのグラデーションが美しい。
今回の走行は、距離75km、8時間のライドでした。心配してたカメラの重さも、さほど気にならなくなってきたため、次は120kmのロングライドにチャレンジします。慣れって凄い。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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