【しまなみ海道サイクリング③】自転車でも行ける来島海峡SA「今治⇒尾道⇒岡山の150km」

1.しまなみ海道
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はじめに

昨日は、ナイトライドで岡山から今治にやって来ました。昼食を食べてお腹は一杯、徹夜で疲労困憊、最高のコンディションで、ホテルにチェックイン。

寝るのが仕事の赤ちゃんのように睡眠をとり体力回復はできました。(※ただし、お尻は瀕死のまま。)

今回は、愛車の撮影をしないため、カメラが肩に食い込む荷物と化します。しかし、そんな事は気にせずに、「のんびり自宅まで帰る。」そんなお話です。

▼前回記事はこちら▼

1泊2日のしまなみ海道|今治市街地の宿泊施設

今回お世話になったのは街中にあるシティホテル。

楽天トラベルでの口コミも多く、評価も高い。

今治の中心地にあり、立地も好条件。自転車を室内保管できるのもポイントが高いです。GoToキャンペーンの割引が適用され、シングルの宿泊で約4,000円。

そんな条件が並ぶなか、今回はちょっと残念な部屋割りに悩まされました。

隣人ガチャに敗北

ここは長くなるので、興味なければ飛ばしてください。

私がホテルを評価する際に、絶対に譲れない基準が「静穏性」です。どんなに高級なシティホテルでも回りの部屋が中国人だらけでうるさければ、選択肢から外れますし、年季の入った施設でも静かであれば、また泊まりたいと思います。

そんな私が夜9時ごろ、米津玄師さんの「感電」で目を覚まします。「あれ?」と思いながら寝ぼけた頭でスマホを探しますが、アラームをセットしていたわけではありません。

寝起きで状況が理解できず、しばらく曲を聴く事になります。

「音の出どころは・・・?」

隣部屋からの騒音でした。しかも、カラオケしながら何かを叩くビート付き。「めっちゃノリノリやん・・・」と思いながら、しばらくは我慢してましたが延々リピート。終わる気配がないので、フロントに連絡。ホテルの人は快く迅速に対応してくれました。

静かになったので二度寝しますが、今度は深夜1時頃にテレビの音で目を覚まします。「リビングでうたた寝していて深夜の通販番組で目を覚ます」あの感じ。しかもテレビは朝まで消える事なく続きました。

いやぁ~まいった。音に無頓着な人間が隣部屋になってしまったんです(泣)

耳栓の装着し再度眠りにつこうとしたのですが、「流石にテレビの音が聞こえるのはおかしくない?」と思って壁を調べてみたところ、ある部分から音が集中して聞こえてきました。どうやら、角の鉄骨部分が空洞になっているようで、音が反響する原因っぽい。

ん~、これは建物の構造の問題かなぁ?。

ホテル選びでのポイント

  • 静けさを求める人ならば、耳栓は用意したほうがいい。
  • エアコンを個別に調整できるか?空調が中央管理だと微調整できない。
  • 写真と実物に相違がないか?年季ある状態を綺麗に撮っている場合がある。
  • 自転車を持ち込む場合、エレベーターの数と広さは大事。
  • 駅や市街地の中心地を選ぶと、食事や観光が便利。

今治駅の近くだと、周辺には焼豚玉子飯の名店、今治城、ジャイアントストア、スーパー銭湯と色々あるので、観光やグルメに困ることはないかと思います。

寄り道スポットを紹介

私が初めてしまなみ海道を走ったときは、サンライズ糸山で引き返してしまいましたが、折角来たのなら今治駅周辺まで足を延ばす事をおすすめします。(片道の移動距離は6km。)

もう体力が無いから無理という場合でも、今治港から因島まで自転車を積んで移動できる高速船がありますから。(40kmのショートカットができます。)

今治駅前サイクリングターミナル

今年の夏にオープンしたばかりの今治駅前サイクリングターミナル。トイレに、着替えに、シャワーに、サイクリングの拠点に利用できます。この日も数組がレンタサイクルの申し込みをしてました。

さて、今日も青いラインを通って帰ることにしましょう。とびしま海道(赤線)の岡村島と、しまなみ海道の大三島は船で行き来することができます。自転車旅をしているのであれば、尾道に戻らず、広島の呉に行くのも一つの手です。

途中にこのような標識がありました。四国一周は約1,000km、北海道一周は約2,600kmなので四国の大きさが分かり・・・えっ?北海道デカすぎない?3倍なの?白い彗星なの?

四国一周ならば、大型連休のときにチャレンジ出来そうです。

今治:来島海峡サービスエリア

自転車乗りが、意外と見落としがちな来島海峡サービスエリア

リニューアルされて綺麗になってますし、今ならGoToキャンペーンの地域クーポンを使うのに最適な場所。

行き方は、橋を下ってきた場合、今治市街地へ行く途中の道を左折します。

赤丸の中の看板は、「砂場 大浜」と表記されてるのでそれを目印にしてください。するとサービスエリアを案内する看板が出てきます。

少し坂を上っていくと、一般道からサービスエリアへの入り口が出てきます。

ここの駐車場にはサイクルラックがありますが、人気(ひとけ)のない場所ですので、地球ロックやダブルロックなど防犯に気をつけてください。あとは歩いて坂を上れば、到着。

カフェスペースや来島海峡大橋を見ながら、食事が出来ます。

お土産コーナー。昔は小さいサービスエリアでしたが、立派になって品数も充実しています。真ん中の支柱は、橋を表現してるんですって。

二階には、大きな展望台があり、瀬戸内を代表するわたるくん(カメラ台)がお出迎えしてくれます。ベンチやマッサージチェアもあり、広い空間でまったりしながら休憩できます。

時刻は10時ジャスト。今治駅からここまで6km。本格的に帰る事にしましょう。

来島海峡サービスエリアで買った補給食。中にまるごとミカンが入っているのですが、ジューシー過ぎて餅とのバランスがちょっと悪い。

テレビで紹介されたからといって美味しいとは限りませんよねぇ。これで400円するので、はっさく大福買うほうが幸せになれるかも。

伯方島:道の駅 伯方S・Cパークのイルカ

瀬戸内海でイルカに触れ合えるって凄くないですか?

餌を与えたり握手をすることができる「ふれあいコース」5,000円。背びれにつかまり泳ぐ体験ができる「スイムコース」9,000円。見学だけなら500円でできますから、癒されたい方いかがです?

生口島:ドルチェの肉まん

前回の記事の予告通り、冗談ではない証拠です。もし疑ってたのなら謝って!こんなに美味しい肉まん紹介してる私に謝って!

実は、これ北九州の小倉にある「揚子江」という名店の肉まんらしいです。オーナーがあまりの美味しさに、頼みこんで肉まんを販売させてもらっているとの事。

551の肉まんとは正反対で、結構サッパリな味付け、そして小籠包みたいに肉汁たっぷり。これからの季節にめちゃオススメ。冷凍なので車のときは10個ぐらいお土産に買って帰ります。

店内は女性とカップルだらけ。少数のサイクリストの中でもさらに少数派の私。ジェラートそっちのけで、肉まんの写真撮るお仲間がいたらお会いしたいもんです。

因島:はっさく屋

はっさく大福で有名なお店ですよね。左の写真は、因島大橋を渡ってすぐの場所。赤い屋根の建物がはっさく屋です。

初めてなら、ここから階段を下りる方が迷わないのでオススメです。自転車に乗っての進路は、恐竜像のある因島アメニティ公園の手前を、右折して奥に入っていきます。これが分かりづらいんよぉ。

15時以降ならば、福山サービスエリア(上りのみ)でもはっさく大福は購入可能です。

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尾道到着

15時30分に尾道到着。渡船する事によって、行きはワクワク感を高めてくれますし、帰りは旅に一区切りをつけてくれる気がします。

ジャイアントストア尾道店で撮影。ジャイアントストアは火曜が定休日なのですが、尾道店だけは例外で定休日は無し。これだけでも、しまなみを訪れる人の多さが想像できますね。

あとは、写真撮ることも無く、愚直走りタイム突入。ひたすらペダルを回します。

ところで、いくら払えばこのバンに乗せて帰ってくれますか?( •̥ ω •̥ 人)

道の駅 笠岡ベイファーム

18時前に笠岡到着。ここの営業時間は18時までですが、無料の休憩スペースは開放されていますので、自販機で補給、トイレ休憩ができます。畳もあって横にもなれるので「今夜はここをキャンプ地とする!」

サイクリストの拠点になっているので、サイクルラックが撤去されて、専用のスペースが増設されてました。凄いぞ!笠岡!

ここから真っ暗な中を時間かけて、自宅に戻りました。

まとめ

家に戻って、お風呂や片付けをしてる時点では、「疲れたぁ。しばらく自転車はいいかなぁ。」って思うんですが、夜に写真整理しながらニヤニヤしていると、また自転車に乗りたくなるんです。

そんなループからずっと抜け出せずにいて、今回は2日間で320kmの走行となりました。所要時間は大体22時間ぐらい。

春秋は自転車のオンシーズンなんで、初心者でもしまなみ海道を気軽に楽しめます。だいたい、片道5~6時間ぐらいを目安にすると、観光やグルメに無理のない計画が立てられるはずです。ぜひ、参考にしてみてください。

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