こんにちは、サラピエです。
「アピデュラ」「バイクパッキング」という言葉が出始めて、はや数年。
今やロングライド・ブルベ・自転車旅を説明するときには定番のワードとなりました。それにキャンプブームが加わり、一気に認知度を広めていった感じがします。
色々と荷物を付ける自転車は「ガンダムがフルアーマーになるような」「ニューガンダムがハイニューガンダムになるような」ゴツさの恰好良さがある!!(‘◇’)ゞ
ただ、普通のライドであれば、あそこまで大荷物を必要としませんので、大型サドルバッグが1つあれば必要十分。
そこで今回は、私が常用しているサドルバッグをご紹介します。
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オルトリーブはドイツの鞄専門メーカー
オルトリーブはドイツに拠点を置く鞄メーカー。
防水バッグに力を入れているのが特徴で、独自の素材と溶接方法で機能性と耐久性を両立している点がユーザーから評価されています。
「創業者のハートムート・オルトリーブ氏が自転車旅行中に豪雨に遭い、衣料や食料をずぶ濡れにしてしまった経験から完全防水のサイクリングバッグを考案」ってところが自転車文化が盛んなヨーロッパっぽいですよね。
ガレージから始まった小さな会社も、今では超が付くほどの有名ブランドへと成長し、多くのラインナップがあります。
スポーツ店やアウトドアショップでもよく見かけますが、自転車乗りに関係あるのはやはりサドルバッグ。
Aamazon商品ページより引用
これの商品名は「サドルバッグ」
つまり、丁寧に説明ようとするとドイターのサドルバッグ「サドルバッグ」をご紹介しますってなります。「犬にいぬ、猫にねこ」って名づけるのと同じ。しゃれた名前なんて論外、まさに質実剛健な名付けにゾクゾクします。
内容量によってラインナップが分かれており、4種類。(0.5L、0.8L、1.6L、4.1L)
0.5Lと0.8Lは予備チューブや携帯工具など、走りに必要最低限もの物だけ収納するモデル。サドルバッグといえば、昔は小型の物だけでした。
1.6Lは上記プラス、ちょっとしたウェアを収納できる容量。
OLTLIEB サドルバッグ2 4.1L
オルトリーブのベストセラー。その中でも、一番オススメしたいのが、内容量4.1Lのモデル。
大は小をかねる、ちょうど良い大きさなんです。
私が使用しているのはモデルチェンジ前のバッグで、現行は「サドルバック2」となり、色々と細かい改良点が加えられています。
これが壊れたら、同じ物を購入するぐらい気に入ってます(^^♪
防水・防塵性の高いロールクロージャーを採用し、後輪からの水や泥はねからしっかりと荷物を守ります。ロングライドや1泊ツーリングにも最適なサイズ。
リアライトを取り付けるループとリフレクター付きで夜道の走行も安心です。
荷物の大きさに合わせて、バッグ本体をロールアップして調整可能。
荷物が重たくなっても、下に垂れないような工夫がされています。
ちなみですが、わたくし。ポタリング目的でも大型サドルバックは使用します。
なぜかって?それはお土産やスイーツを持って帰るためですよ!だれもサドルバックの中に保冷剤が入っているとは思うまい!
ママチャリのカゴ的な使い方にも、とっても便利。
ガパッと口が大きく開いて、物の出し入れがしやすい。
カタログの説明に「バッグ内部のナット頭部はフラット」というフレーズがあるのですが、旧モデルは防水機能を持たせるためナットの頭が非常に大きく、ユーザーからの不満も大きかったんです。
そういう声を聴いて、改善してくれるメーカーには好感が持てますよね。
詳しくは【オルトリーブ 改造】でググってみてください。もちろん、私も改造しました。
バッグの上部と下部にあるコレ!
正式名称が分からないのですが、隙間が空いており、ベルトやタイラップを通す事ができます。
これが思いのほか便利で、ゴミ袋を縛り付けたり、レインウェアを縛り付けたり、何かと活躍してくれるヤツなんです。
例えて言うなら「あだ名で呼び合うメチャクチャ仲が良い友達の友達。でも本名知らない!」みたいな存在。
誰かコイツの本名知っていたら教えてください。
簡単で便利!ワンプッシュで脱着可能
オルトリーブが人気になった1つの理由がコチラ。
サドルレールにアタッチメントを取付けることによって、ワンプッシュで着脱が可能なんです。
※アタッチメントは新旧のサドルバッグと互換性あり。
アタッチメントは、単品販売もされています。
サドルバッグ1つを、自転車複数台で使い回しできるので、必要ならば買い足しましょう。
本体側のパーツで4段階の位置調整が可能。
大型のサドルバックは多くの荷物を積める反面、ダンシング時の揺れに悩まされます。もうこれは物理的なトレードオフの関係なのでしょうがないのです。
しかし、オルトリーブのサドルバッグは、4.1Lという絶妙な大きさと、アタッチメントに固定する方式のため、大型バッグ特有の揺れがほぼありません。
つまり、デメリットがデメリットになってないんですよねぇ。それが人気の秘訣。
シートポストに巻く補助ベルト。これがなくても安定します。
あっ、個人的にデメリットが1つありました。
以前、「私が好むサドルポジションは、高く、MAX前寄り」と申しましたが、アタッチメントの分だけちょっとサドルが後退することになります。
多くの方には関係ないことでしょうが、サドルポジションに影響が出る方はご注意ください。
まとめ
防水機能を持ち、耐久性能も高い。
4.1Lと丁度いい大きさで、ワンタッチで着脱可能。
それでいて、大型サドルバック特有の”振れ”に悩まされることもない。
不満らしい不満が見つからない、完成度の高い商品だと思います。
これからバイクパッキングを始めたい方や、大型サドルバックを敬遠している方にも、オススメできる一品です。
さぁ、あなたも保冷剤を持って、サラピエとともにスイーツを持ち帰ろうではありませんか!
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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