自転車用品をしまっている棚の奥から忘れていた物が出てきたので、今回はそれを記事に。
と言っても力の入れたレビュー記事や紹介ではなく、完全な「前フリの記事、捨て記事、かませ記事」です。
ベジータvsセル戦みたいな気持ちで読んで頂ければと思います。
凄く年季の入ったこちら。PARKTOOL(パークツール) のサイクロンという製品。現行は「CM-5.3」ですが、私の物は「CM-5.2」
クロスバイクを購入した直後に購入し、ず~っと使用して・・・いるわけではなく、10回ぐらい使用してお蔵入りした物。
初回は物凄く感動するのですが、「毎回、使用するか?」と問われるとNO。そこまでの必要性がないんですよねぇ・・・。
パークツールの物でなくとも、AZの5点セット(Amazonランキング1位)は必要な物も揃って安いので、欲しい方はそちらがオススメ。
まず、この製品は「合う人」と「合わない人」が明確に分かれます。
MTBやシクロクロスなど、チェーンに頑固な泥汚れが付着する人
競技や趣味で山を駆け回って、自転車やチェーンが泥まみれになる人には必須のチェーンクリーナー。
泥と油で固まった塊を、気持ち良くゴッソリ取り除いてくれるでしょう。鉄粉が再付着しないよう底に磁石があるのもポイント高し!
- 初心者
- 舗装路などオンロードしか乗らない人
- 注油を小まめにする人
それ以外の人には必要ありません。私はコチラ側でした。
中の構造は、このようになっています。
- ディグリーザーと呼ばれる油を除去する溶剤を中に投入
- ブラシが水車のように回転
- チェーンの隙間の汚れまで掻き出す
補修用のパーツが売っているので、交換は可能。
1回の使用で、新品の雰囲気はなくなるので、諦めましょう。内部はめちゃくちゃ汚れます。
ディグリーザー。
あまりに使わなさ過ぎて、ボトルの底が錆びていました。
臭いがキツすぎて頭痛くなるんですよ、これ。
矢印の線までディグリーザーを入れて、あとはクランクを逆回転させるだけ。
掃除自体は物凄く簡単。
あとは回せ~!回せ~!
勢いよく回そうが、ゆっくり回そうが、出口付近から中の水分がこぼれてきます。実際に使用する際は、下に新聞か何かを引くのが良いかと思います。
初心者向けアイテムのように思えますが、実はその逆。簡単そうに見えて手入れがめちゃ大変。
掃除の後はこれ自体を綺麗に洗わないといけない。
チェーン自体もこの後にオイルを吹きかけて終わりでなく、以下の手順が必要になります。
- 「チェーンに溶剤が残っていたら攻撃性があるため、更に水洗い」
- 「水が残っていたら錆びるので、水置換のオイルを吹きかける」
- 「最後に、チェーン用オイルを添付」
メリットが無い人にはとことん無いアイテム、面倒さが伝わればいいのですが・・・。
次回は、そんな私が「どんなチェーンのメンテナンスをしているか?」をご紹介します。
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