広島県尾道市は、「坂道のある街」として有名な観光スポット。
その尾道市街から渡船で対岸に渡ったのが、しまなみ海道の1つめの「向島」になります。
サイクリングコースの出発地点なので、通り過ぎる人が多いのですが、ちょっと待って!!
「ビートたけしのTVタックル」や「マツコの知らない世界」でも紹介されたことのあるご当地ジュースがあるのを知っていますか?
この記事では、しまなみ海道・向島の「後藤鉱泉所」マルゴサイダーを紹介します。
後藤飲料水工業所(後藤鉱泉所)とは?
後藤鉱泉所は、昭和5年(1930年)創業の老舗の飲料水メーカー。
現代では珍しくなった「昔ながらの瓶入りサイダー」を製造しているお店です。
リサイクル瓶を使用して、昔懐かしい味にこだわっているとのこと。
昔から観光客には人気のあったスポットですが、サイクリストにも口コミが徐々に広がり人気が出てきております。
ノスタルジックな店内で休憩&補給
店内に入って一番最初に感じるのは「懐かしさ」。
学校の帰りの道草をした駄菓子屋、夏に帰省した地元にある駄菓子屋、そういう雰囲気が漂っていました。
店内に積まれているビール瓶の箱。おっと、正確に言うと「瓶入りジュースの箱」かな?
サザエさんで良く見る、三河屋のサブちゃんが持ってくるヤツじゃん!
店内には創業から使用している物がチラホラ。
90年以上という歴史の長さにロマンを感じる~。
店内で販売されている瓶入りジュース各種
ジュース類の瓶は、今では製造されてない貴重な一品。
リサイクルのため瓶は返却する必要があります。「洗ってまた使用する」というのが昭和の時代ならでは。
【店内で飲めるジュース】
・ラムネ 200円
・サイダー 250円
・ミルクセーキ 230円
・コーヒー 230円
・オレンヂジュース 230円
・クリームソーダー 230円
昔ながらの冷蔵庫で、ドリンクが悪魔的に冷えてやがる!
夏場はキンキンに冷えたサイダーをグイっと飲むのが堪らないんだな、これが。
もうペリカを全部使っちゃえ!
ジュースの販売だけでなく、マルゴグッズが充実していることにビックリ!
Tシャツ、トートバック、ステッカー、缶バッチ、etcいろいろあったので、お土産にいかがです?
テレビにも紹介された名物「マルゴサイダー」
商品が多く迷ったので、店員さんにオススメを訊くと、一番人気はマルゴサイダーとのこと。
初めての場所ではチャレンジするより王道を選ぶサラピエ。
先ほど、「瓶は貴重なため店内のみ」とご紹介しましたが、持ち帰り用のサイダーもあるため、そちらをチョイス。
- マルゴサイダー店内用は340ml、250円。
- マルゴサイダー持ち帰り用は200ml、350円。
味は同じなので、店内で飲んだほうがお得です。
ただ、思い出づくりに瓶を持ち帰るのもいいですよ~。
というわけで、冷蔵庫で冷やし後日、試飲。
お~、瓶のフタにはマルゴを意味する数字の5が記載されています。
もともとは、単純に「サイダー」と呼ばれていたそうですが、創業の昭和「5」年と、後藤鉱泉所の「ご」をかけて “マルゴサイダー” に改名したとのこと。
テレビ番組で紹介されて以降、その名で定着したんですって。
それではグビッと一口。
強めの炭酸でシンプルな味。
・・・・うん、後味がスッキリとしていて美味しいっ!
それもそのはず!
炭酸水は自家製で、向島の新鮮な水と砂糖を使用し、50年以上同じレシピで作られています。
生口島のレモンを使った「怪獣サイダー」
生口島の瀬戸田は国産レモンの生産量1位。
そのなかに大きくゴツゴツした見た目のブランドレモン、その名も「怪獣レモン」があります。
飲料向けに特化して開発されており、農薬を極力使わず、皮まで食べられるという糖度の高さが最大の特徴。
そんなレモン果汁を使った商品が「怪獣サイダー」。
レモン果汁を10%も使っており、添加物には出せないレモンの風味を味わえます。
お値段は450円と少し高いですが、観光ってことで財布の紐を緩めても後悔はしませんよ~。
ちなみに、「怪獣レモン」を表現した化石オブジェが生口島の多々羅大橋手前にあります。サイクリストは記念撮影をしましょう。
後藤飲料水工業所(後藤鉱泉所)までのアクセス
お店までのルート
尾道から渡船で向島に渡った風景がコチラ。
多くの人が今治までの75kmの道のりにワクワクしているかと思います。
が、ちょっとワクワクを抑えてみませんか?
順路は右折ですが、後藤鉱泉所に行くには左折します。
24時間営業のハローズ向島店を直進して通過。
飲み物や補給食を購入できるので、便利ですよ、ここ。
直進していくと川があると思うので、その手前を更に左折します。
すると閑静な住宅街になり、少し進むと左手にお店があります。
ちょうど今、車が走っているあたりがお店の場所。
初めてたど少し迷うと思うので、「エブリィ向島店」「ひまわり向島店」を目指すといいかもしれません。
お店の基本情報
しまなみ海道を走るときって、結構早朝からだったりしますよね。
営業時間と休みには気を付けてください。
まとめ:尾道にある後藤鉱泉所でジュースを飲もう
昔なつかしい瓶入り「ラムネ」「サイダー」が飲める後藤鉱泉所。
「ビートたけしのTVタックル」や「マツコの知らない世界」でも紹介されたことのあるマルゴサイダーが名物です。
しまなみ海道の向島にお店があるので、サイクリングのスタート前やゴール後に最適。地元でしか味わえないグルメを、ぜひ楽しんでみてください。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
ご当地物ってテンション上がりますよね^^もう来れないかもって思っただけで財布の紐が緩み、食べ過ぎてズボンのベルト穴も緩み…
サラピエさんの名前って何かから付けたんですか?沙羅さんがぴえん…で「サラピエ」とか…気になってしまいまして^^
それがサイクリングや観光の醍醐味ですよねぇ(^^♪
特に名前に意味はありませんね~。
好きな言葉を足してアナグラムした感じです。