こんにちは、サラピエです。
ブログ記事に書き起こすのが、かなり遅くなってしまいましたが、7月下旬にしまなみ海道と、因島から派生するゆめしま海道を走ってきました。
今回の目的は【ゆめしま海道】のほう。
4つの離島から構成され、それぞれの海岸線沿いを走るサイクリングコース50km。
自転車ブログや観光サイトでも頻繁に紹介されていおり、有名な場所なんですが、実は走ったことがありませんでした。
どうも渡船することを面倒と感じて、無意識に避けてしまうんですよぇ。尾道から向島に渡るのもあんまり好きではなく尾道大橋を使う事が多いんです(^_^;)
友人は「渡船は気分が盛り上がる」とキャッキャッと喜んでいるので、人それぞれですね。
今回は、【基礎知識と準備編】ということで、ゆめしま海道の詳細とバイク装備の紹介を行います。
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【ゆめしま海道】どんなサイクリングコースか?
愛媛県にある上島町は、瀬戸内海の25島で構成され、しまなみ海道の東側に位置します。
ゆめしま海道は、25島のうちの①弓削島(ゆげしま)②佐島(さしま)③生名島(いきなじま)④岩城島(いわぎじま)の沿岸部を走るサイクリングコースの総称。
「しまなみ海道+ゆめしま海道」をフルで走行すると、なんと200kmにもなります。南湖を含めたビワイチ(琵琶湖一周)に相当するので、気合いが必要となる距離。
労力は相当なもので、翌日に体がバキバキになることは請け合いでしょう。
しかし、そこは瀬戸内海。海路が複数あるので、今治港から船でワープして距離を短縮することも可能なんです。
地元民の足にもなっており、因島からのアクセスも良好。(1日船便150便以上)
【壮大なしまなみ海道】【穏やかなゆめしま海道】の両方を、1日で楽しむことが出来るまさに夢のようなコースとなっています。
【ゆめしま海道】4つの離島の外周を走る開放的なコース
①②③の3島は、橋で繋がっているので、ロードバイクで自由に往来することが可能です。
最西端の④ 岩城島(いわぎじま) に行くには、③から渡船しなければなりません。
しかし、今現在、橋の建設を行っており、2022年3月には①~④の全線が開通する予定なんです。
特徴として、海と近い道をのんびり走る事が出来るので、多くのサイクリストが満足するコースだと思います。
- 信号やトンネルが1つもない舗装路。
- 外部から隔絶されているため交通量が少ない。
- ひたすら海岸線を走る。
瀬戸内かみじまトリップ-上島町観光ガイド
特に、しまなみに無くて、ゆめしまに有る物。それがUターンブルーライン。
写真好きとしては、是非とも愛車の撮影をココで行いたい。
②佐島の最南端にあります。
【ゆめしま海道】アクセス方法は2種類
【公式】芸予汽船株式会社
ゆめしま海道へのアクセスは、渡船のみとなります。
行き方は2種類。
①しまなみ海道の2島め、因島の土生(はぶ)港から渡船。
②しまなみ海道折り返し地点、今治港から渡船。
本州やしまなみ海道とは、陸地でも橋でも繋がっておらず、離島のため必ず渡船は必要になってきます。
これが、今まで私が敬遠していた理由。
船に乗るのが嫌なのではなく、船を待つのが嫌なの。
マグロのように止まったら死んじゃうの~。ずっと走り続けたいの~(>_<)
①土生港を利用する場合
多くの方が、本州の尾道スタートになるかと思います。
その場合は、通常のしまなみ海道と同じく、向島、因島のブルーラインを走ってください。
生口橋まで来たら、橋を渡らずに直進。土生港(はぶこう)を目指しましょう。
港は、自転車神社(大山神社)の近くにあるので、観光していく事をオススメします。自転車に取り付けれるリング型のお守りとかあるんですよぉ~。
また、島での補給場所は限られているので、直前にあるハローズ因島店で補給食を購入しておけば困る事はないでしょう。
土生港から、ゆめしま海道までは、対岸から目視で確認できるほど近いです。乗船時間は5分ほど。
②今治港を利用する場合
今治は、しまなみ海道の折り返し地点。
来た道を戻るのも、違った風景が見れて楽しいのですが、オススメなのは今治港から高速艇を利用するパターン。
自転車を船に積んで、40kmの距離短縮が出来ます。1時間の乗船で体を休めることができますし、360度広がる海を眺めるのも癒されますよ。
「100kmは走ったことあるけど、150kmや200kmは自信がないなぁ」という方でも、高速艇を使えば自身の体力にあったコースに調整できます。
【ゆめしま海道】今治港からの時刻表と注意点
【公式】芸予汽船株式会社
ただし、1つ注意点があります。今治港を利用する場合、1日8便と本数は少ないです。
しかも、そのうち2本はサイクリストには致命的!
近くには観光地やグルメが数多くありますので、時間調整には困らないと思います。
到着場所はオレンジで囲んだ「佐島、弓削、生名」の3ヵ所。好きな場所で降りてもらってかまいません。どこで降りても橋があるため自由に行き来が出来ます。
岩城で降りたら、渡船で 「佐島、弓削、生名」 に行くことは可能。逆に、土生までは、戻り過ぎ。
当然ながら、足に自信があれば、自転車で今治から因島まで走り、ゆめしま海道を走破しましょう!走り切った後の満足感は高いです。
バイクと装備品紹介
今回の装備はコチラ。ロングライド用のフル装備。
35度を余裕で超える猛暑日だったので、ボトル2本は必須。
日焼け止めもしっかり塗り、服装も素肌を出さない格好を意識しました。
メインバイク:2013年 GIANT(ジャイアント) TCR advanced Rabobankカラー(チームレプリカ)
- コンポーネント:Shimano(シマノ) ULTEGRA R8000シリーズ
- ホイール:Campagnolo(カンパニョーロ) BORA ONE 50 クリンチャー
- タイヤ:Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 4000SII 700×25c
装備品(持ち物一覧)
- ドイター エナジーバッグ(補給食)
- ロスウィール フレームバッグ(日焼け止め、鍵、テッッシュ)
- オルトリーブ サドルバッグ(アウター、カバー)
- フロントライト2本(ボルト800とボルト400)
- リアライト5個(メイン2個、サブ2個、ヘルメット用1個)
- 保冷ボトル2本(水とスポーツドリンク)
- ツールケース(パンク修理キット、携帯ポンプ、予備チューブ、工具)
- 一眼レフカメラ(Canon 6d Mark2 + 標準ズームレンズ EF24-105mm F4L)
服装一覧
- アンダー :ミレー ドライナミック メッシュ
- ミドル :ワークマン 半袖サイクルジャージ
- アウター :パールイズミ ストレッチウィンドシェル
- パンツ :パールイズミ レーパン(3D-Rパッド)
- グローブ :パールイズミ アンバウンド グローブ
- アームカバー:パールイズミ コールドブラック
- レッグカバー:パールイズミ コールドブラック
- ヘルメット :OGKカブト ゼナード
- サングラス :オークリー ジョーブレイカー
- 小物1 :ノースフェイス ランニングキャップ
- 小物2 :モンベルのネックゲーター
まとめ
ゆめしま海道は、しまなみ海道から派生する50kmのサイクリングコース。
4つの離島から構成されますが、因島からのアクセスも簡単で、対岸に見えるため乗船5分で渡れます。
また、本数は少ないものの今治港からの高速艇もあるため、コースの柔軟性もあります。
「同じ道を帰るのが嫌いな人」や「人を案内するのに色々と紹介したい場合」は、今治港からの高速艇はかなり重宝しますよ~。候補として検討してみてください。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました
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