しまなみ海道をサイクリングする場合、折り返し地点となるのが愛媛金の今治市。
自転車で尾道を出発してから約70km。
ちょっと疲れてきたところにクライマックスとして登場する橋が、来島海峡大橋なんです。
総延長4.1kmにも及ぶ直線は、まさに天空のサイクリングコース。走っても最高に気持ちのいい橋なんですが、ちょっとした高台から巨大な橋を一望できる絶景スポットがあるんです。
ルート通りに進んでしますと、そのままサンライズ糸山に行くことになってしまいますので、意図的に寄り道する気持ちが必要。
今回は瀬戸内海国立公園「糸山公園」をご紹介します。
糸山公園(来島海峡展望館)の基本情報|しまなみ海道
日本三大急潮の1つを見られる公園
ポツンと山の上に建てらた国立公園。日本三大急潮の一つとして知られる来島海峡を一望できる場所でもあるんです。
小規模ではありますが、レストラン・カフェ・お土産コーナーが併設。
ただ、やっぱりサイクリストにオススメなのが、愛車と記念撮影できる展望台。
標高は100mほどですが、遮る物がないので、今治市内や瀬戸内の海などが見渡せます。
サイクリストの休憩場所
ループ橋を下り終え、左折して700mの坂を上る。糸山トンネルを抜けきると、糸山公園に到着です。
園内には来島海峡展望館という建物があります。
架橋技術を紹介している展示室、軽食のイートインスペース、おみやげコーナーが設置されているので休憩と散策ができます。
立派なレストランというわけにはいきませんが、最高の景色をみながらカフェタイムといきましょう~。
来島海峡は日本三大急潮の1つ
展望館の目の前に、展望スペースがあります。
観光バスや一般の観光客が訪れ、多くの人が雄大な来島海峡を楽しんでいました。
来島海峡は交通量が多く、一日に約600隻もの船が行きかいます。
最大10ノット(時速約18km)にも及ぶ日本三大急潮のため、潮の流れによって航行する海域を変更しなければならないとか。
そんな場所、世界でもココだけなんですって!Σ( ºωº )
糸山公園までのルート案内
愛媛県は四国の高縄半島に属する県ですが、今治市はその中でも突端部分。
糸山公園は、来島海峡大橋の今治側、西のふもとにあります。
サイクリングで尾道出発の場合、来島海峡大橋を渡り切る直前の右手の山中に確認できますよ~。
自転車でのアクセス方法
来島海峡大橋の全長は約4km。風が気持ち良く、景色も絶景なので至福のひと時。
橋を渡りきり、今治市内を目前にすると、
このようなスロープが登場。ブルーラインに沿って下るようになるのですが・・・。
ここからが注意ポイント!
サイクリングで迷うポイント
スロープから一般道に合流するとき、T字路に差し掛かります。
これを左折すれば順路のブルーライン。サンライズ糸山や今治市街地に行けます。
標識に従い、左に曲がりたくなるのを我慢我慢(>_<)
糸山公園に行くには右折しましょう。
糸山展望台もあるけどサイクリストにはオススメしない
実は、駐車場の奥の階段を登っていくと糸山展望台なる物があるのですが、サイクリストは注意が必要です。
- 展望台への訪問客は少なく、鬱蒼としている。
- 展望台の駐車場にはバイクラックがない。
- 凸凹の階段を登って行く。
- 景色は綺麗だが、ロードバイクと記念撮影できない。
絶景には変わりないので、ドライブや普通の観光にはオススメですよ~。
糸山公園は順路から外れるけど絶景スポット
今回の記事では、来島海峡大橋を一望できる糸山公園をご紹介しました。
ブルーラインのコースは若干外れますが、絶景スポットなのでオススメ。
ループ橋を下りたら右折することを覚えておきましょう。
東側にあるサンライズ糸山も良い記念撮影ができる場所なのですが、せっかく、尾道から今治までペダルを漕いできたのですから、西側にも立ち寄ってみませんか?
ちょっと見逃しやすい場所なのですが、ぜひ立ち寄ってみてください。
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