しまなみ海道をサイクリングする場合、折り返し地点となるのが愛媛金の今治市。
自転車で尾道を出発してから約70km。
ちょっと疲れてきたところにクライマックスとして登場する橋が、来島海峡大橋なんです。
全長4kmにも及ぶ直線は、まさに天空のサイクリングコース。そんな巨大な橋を一望できる場所がサンライズ糸山以外にもあるってご存知ですか?
ちょっと見逃しやすい場所なのですが、絶景スポットなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
今回は瀬戸内海国立公園「糸山公園」をご紹介します。
糸山公園(来島海峡展望館)の基本情報|しまなみ海道
糸山公園ってどんな公園なの?

日本三大急潮の一つとして知られる来島海峡を一望できる公園。
園内にある来島海峡展望館では橋の構造や歴史を学べます。
ただ、やっぱりサイクリストにオススメなのが、愛車と記念撮影できる展望台。
標高は100mほどですが、遮る物がないので、今治市内や瀬戸内の海などが見渡せます。
- 住所:愛媛県今治市小浦町2-5-2
- 電話:0898-41-5002 (来島海峡展望館)
- 営業時間:9:00~18:00(来島海峡展望館)
- 備考:入園無料、無料駐車場90台
カフェスペースもある来島海峡大橋展望館

糸山トンネルを抜け、700mの坂道を登りきると、糸山公園に到着。
園内には来島海峡展望館という建物があります。
架橋技術を紹介している展示室、軽食のイートインスペース、おみやげコーナーが設置されているので休憩と散策ができます。
立派なレストランというわけにはいきませんが、最高の景色をみながらカフェタイムといきましょう~。
来島海峡は日本三大急潮の1つ

展望館の目の前に、展望スペースがあります。
観光バスや一般の観光客が訪れ、多くの人が雄大な来島海峡を楽しんでいました。

来島海峡は交通量が多く、一日に約600隻もの船が行きかいます。
最大10ノット(時速約18km)にも及ぶ日本三大急潮のため、潮の流れによって航行する海域を変更しなければならないとか。
そんな場所、世界でもココだけなんですって!Σ( ºωº )
糸山公園までのルート案内
今治のどこにあるの?
愛媛県は四国の高縄半島に属する県ですが、今治市はその中でも突端部分。
糸山公園は、来島海峡大橋の今治側、西のふもとにあります。
サイクリングで尾道出発の場合、来島海峡大橋を渡り切る直前の右手の山中に確認できますよ~。
自転車でのアクセス方法は?

来島海峡大橋の全長は約4km。風が気持ち良く、景色も絶景なので至福のひと時。
橋を渡りきり、今治市内を目前にすると、

このようなスロープが登場。ブルーラインに沿って下るようになるのですが・・・。
ここからが注意ポイント!
サイクリングで迷うポイント

スロープから一般道に合流するとき、T字路に差し掛かります。
これを左折すれば順路のブルーライン。サンライズ糸山や今治市街地に行けます。
標識に従い、左に曲がりたくなるのを我慢我慢(>_<)
糸山公園に行くには右折しましょう。
糸山展望台もあるけどサイクリストにはオススメしない
実は、駐車場の奥の階段を登っていくと糸山展望台なる物があるのですが、個人的には魅力を感じませんでした。
あくまでサイクリスト向けの評価です。その理由は下記の3点。
- 公園への訪問客は多いが、駐輪スペースが少ない。
- 公園内のバイクラックから離れて、歩いて行かなければならない。
- 景色は綺麗だが、ロードバイクと記念撮影できない。
絶景には変わりないので、ドライブや普通の観光にはオススメですよ~。
サラピエの口コミ「順路から外れるが絶景スポット」

今回の記事では、来島海峡大橋を一望できる糸山公園をご紹介しました。
ブルーラインのコースは若干外れますが、絶景スポットなのでオススメ。
東側にあるサンライズ糸山も良い記念撮影ができる場所なのですが、せっかく、尾道から今治までペダルを漕いできたのですから、ここにも立ち寄ってみませんか?
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