ひさびさに、自転車に乗ろうとしてタイヤに空気を入れようとしたんですが、なにか違和感を感じる・・・・。
あら~!?またキャップがヒビ割れしてるじゃーん!
仏式チューブに付属しているプラスチック製のキャップなのですが、屋外保管をしていると数か月でダメになったりします。特に夏場は、熱や紫外線でダメージがより大きいような・・・。
裂けたり割れたりしているのに気が付かなかったら、固定力がなくなりそのまま紛失することも珍しくありません。
パナレーサーの金属製キャップを購入したのでレビュー。
パナレーサー バルブコアツール 2ピ―ス仏式バルブ
キャップ自体を交換するだけなので、ものの数秒で終わり。
装着後はこんな感じです。
これは不具合でもなんでもなく、「チューブ専用の工具」としての機能があるからです。
キャップの役割を果たしてなさそうですが、その事については後述します。
バルブコアツールとしての役割
使う機会は滅多にありませんが、詳細を知りたい人はコチラをご覧ください。
ディープホイールのハイト(高さ)に合わせるべく、チューブのバルブ長を延長するために必要となる工具だったりします。
樹脂製のキャップは必ず紫外線で劣化する
キャップの大半は黒い色をしているため、直射日光による熱と紫外線でボロボロになってしまいます。
屋外駐車していると、2年も保てばいいほうかなぁ~。
こんな無惨な姿を見るのは慣れっこ。裂けたうえに、先端までパッカーンとなったのは初めてですが😅
このまま気付かずに走り出すと、遠心力や道の振動で無くしてしまいます。
キャップを交換する際の選択肢
耐久性が高い金属製のバルブキャップ
Amazonで人気が高く、お値段も安いノグチのキャップ。
金属製のキャップならば、劣化して破損してしまうことはありません。
紛失しない限りは一生使えるんじゃないでしょうか?
他のチューブのキャップを再利用する
数百円とはいえ「わざわざ購入したくない」という人にオススメなのが、廃棄するチューブのキャップを捨てずに置いておくこと。
これならば要らぬ出費も必要ありませんし、すぐに交換できます。
「そんなものとっくの昔に捨てた」という人は、予備のチューブから前借りして使用してもいいかもしれません。
「新品のキャップは新品のチューブ使いたい」という人は、キャップだけを自転車屋に貰いにいってもいいでしょう。パンク修理のときに回収した廃棄予定の物ならばもらえるはずです。
シュワルベの透明なキャップがオススメ
客観的なデータがあるわけではありませんが、黒に比べて耐久性が高い気がします。
そもそも「黒色」というのは太陽光を吸収しやすく、熱も集めやすいため「劣化しやすい」のはキャップ以外にも言えること。
透明キャップならば「高温になりづらいんじゃないかなぁ」と勝手に思っています。
チューブも性能が良く、決して軽くはありませんが、18~18Cのサイズまで対応しており、バルブ長も40mmと標準なので使い勝手がいいです。
ロードバイク乗りの中には「キャップなし派」もいる
ここまでは「バルブにはキャップが必要」という前提のもと、話を進めてきましたが、サイクリストの中には「キャップは不要」と判断している人も多いようです。
その根拠には「キャップがなくても性能には問題がない」という事が起因している模様。
実際に「キャップがないから空気が漏れやすい」とか「キャップがないからバルブの先端や壊れやすい」ということは全くありません。
でも、最初からキャップが付属しているわけですから、不要論に納得できない人もいるかと思います。
キャップはチューブのゴム部分を傷つけないため
メーカーから出荷されるときに、チューブという物は上記の形状になっています。
全体的にグルグルと巻かれ、手の平サイズになるようなコンパクト具合。ゴム製のチューブ部分と金属製のバルブ部分が接触している場合はほとんどです。
この時に、チューブが傷つかないようにバルブをキャップで覆っているのです。
これ、けっこう納得出来る理由じゃありませんか?
私自身はキャップは使う派
上記を踏まえて、私は「もとから付いている物を外す必要もないかぁ」と思っています。
単純に気分の問題です。砂利や雨からバルブを守ることにも繋がりますしね。
スマホにフィルムやカバーを使うのと同じ感覚です。なんとなく綺麗を保ちたい。
まとめ:バルブキャップ有無は「どっちでもいい」
以上を踏まえて私の主張はこうです。
自身が気持ち良く使えるなら「どんな状態でもいい」です。
- バルブキャップを「使ってもいいし」「使わなくてもいい」
- 破損した時点で「使うのを辞めてもいいし」「金属製や透明な物に交換してもいい」
当ブログ内で「どちらでもいい」「なんでもいい」という事が多いですが、今回のキャップもそうですね~。
私は【気持ちの問題からなんとなくキャップで保護している】という状態。
これ!という正解はないので、みなさんも自分が正解だと思う方法を試してみてください。
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