こんにちは、サラピエです。
本記事では、低価格でありながら高品質なワークマンのサイクルウェアをご紹介します。
前々から気になっていた指切りタイプのサイクルグローブ、980円で入手してきたので、早速レビューです!
そもそもサイクルグローブとは何か?
自転車に長時間乗るなら必要なアイテム
ロードバイクやクロスバイクなど自転車を趣味としている人ならば、ほぼ着用している自転車用のグローブ。
多くのプロ選手も使用しており、自転車に乗るならば、ヘルメットやサングラスと合わせて用意したい必須のアイテムなんです。
主な目的や特徴は下記の通り。
- 手の疲労を軽減する。(痛み対策)
- グリップ力UPで滑り止め。(汗対策)
- 寒さ・日焼け対策、ケガ予防
- 手首のマジックテープで、脱着が容易。
グローブを着用することによって、副次的な効果が色々とありますが、主な目的は2つ。
①スポーツバイクは、前傾姿勢のため(ハンドルが低くサドルが高い)、手にも荷重がかかります。それを分散するため、手の平にはクッションが採用されており、痛みを和らげてくれます。
②長時間、自転車を漕いでいると、手の平にも汗をかいてきて、ズルズルと滑るようになります。グローブの手の平部分はスエード調の素材のため、しっかりとハンドルを握ることができ、事故防止に役立っています。
ワークマンの夏用サイクルグローブ(指切りタイプ)をインプレ
980円!COOL CUT GLOVE(クールカットグローブ)
私が前々から興味を持っていたのは、ワークマンのサイクルグローブ。なんと980円と言う安値で販売されています!
国内や海外のサイクルウェア専用メーカーならば、安くて3,000円。5,000~6,000円なんていう価格帯も珍しくはありません。
価格破壊といっても差支えないレベル。これだからワークマンは最高だぜ!
マイナーな趣味の専用品って本当に高いんですよねぇ~💦
いかがですか?
手の平や手の甲をパッと見た限り、専用メーカー品にも引けを取らない造りをしています。
これで980円ならば、安い買い物だ!!
・・・と言いたい所ですが、何点か注意点があり、向いている人・向かない人がハッキリ分かれるアイテムなので詳細をお伝えしていきます。
ワークマンのグローブを買って良かった点
触れた部分がひんやりと冷たく感じる接触冷感
手の甲には、日差しが強い時にも、冷たく快適な着用感を得られる生地が使われています。
汗の気化熱効果で風を受けると涼しく感じます。酷暑が予想される真夏には嬉しいポイント。
もうみっともない日焼けをする心配がない!
あとは、個人的に「凄い!」と思ったのが、手首の覆い布。
手首のマジックテープ部分に、生地があるの見えます?
これが他メーカーのサイクルグローブではないんですよ~。専用品のくせして!
この覆い布がないとどうなるか?手の甲の一部分だけが、丸く日焼けしてしまいます。
これが不格好なことこの上ないんですよね~。
指抜きループ付きで簡単脱着
これも、他社メーカーだとあったりなかったりする機能。
中指と薬指にあるループを引っかけて引っ張ると簡単にグローブを脱げます。
裏返しになったときも、このループがあれば簡単に戻せるから超絶便利!
通気性の高い人工皮革
手の平の人工皮革には、メッシュ生地が3ヵ所、全体にはパンチングが開けられています。
ちょっとしたことの積み重ねですが、通気性の確保に役立っているはず。
ワークマンのグローブを買って悪かった点
手の平のパッドが薄い
サイクルグローブのパッドは厚めが好きなサラピエとしては、大きな減点ポイント。
「パッドがない」とまでは言いませんが、非常に薄く、弾力性も皆無。
台所用スポンジを5mmほどの薄さにカットして、手の平に挟んでいる感じ。
980円というコストがここに表れています。
1,500円でもいいから、もっとパッドの性能を上げておくれ~。
指切り部分のサイズがキツい
私が普段使用するグローブのサイズは、MかLのどちらか。
今回はLサイズを選択。手の平部分はちょっと余るぐらいなのですが、指切り部分が全体的にキツイ。
耐久性を挙げるために、各指に人工皮革で補強しているのが仇になっているかと思われます。
伸縮性が阻害されていて、長時間着用していると締め付けをかなり感じました。
サイクルウェアの取り扱い店舗はネット検索するべき
近所のワークマンを探しに行ったら、「売り切れていた」「サイズがなかった」というのはよく聞く話です。
そういう事態を防ぐために、気になる自転車グッズがあれば、公式HPからアイテムの店舗在庫を確認しましょう~。
この機能を使えば「どのアイテムの、どのサイズが、どれぐらい数量があるか?」というのが一発でわかります。
ネットで在庫状況を確認できればリアルで探しまわる必要がなくなるので、入手性はアップすると思います。
これ、知らなかった時期は、めちゃくちゃ店舗りしたじゃんか~。
総評:造りは良いものの、パッドが薄く弾力性がない
- 980円という価格を考えたら、グローブ細部に至るまで造りこまれており、非常に良いアイテム。
- 特に手首を固定するマジックテープ部分の覆い布や、着脱を用意にする指抜きループはユーザーのことをちゃんと考えている。
- パッドが薄いこと。
- 指切り部分のサイズがキツイ。
グローブの造りは良いのに、「サイクルグローブをサイクルグローブたらしめるパッド」が薄いという結果に終わってしまいました。非常に惜しい一品!!
以上の点を、踏まえてオススメできる人は、下記の通り。
- 初心物でグローブを持ってないけど試してみたい人
- 15~20kmなど短距離しか乗らない人
- 素手感覚を重要視したい人
すでに何着もグローブを持っている人や、ロングライドで1日中乗る人は、わざわざ購入する必要はありません。
夏用のサイクルグローブ|おすすめのメーカーは?
サイクルグローブは、消耗品ですので、何着か用意してローテーションするのがおすすめ。
1つだけをず~っと使うより長持ちします。
現在、私が使っているメーカーは主に2つ。
パールイズミ メガグローブ
レーパンやサイクルタイツでお世話になっている人も多いパールイズミ。フルフィンガーや指切りなど、色々とグローブの種類があります。
私は、標準タイプを使用していますが、パッドが早めにヘタれるので、下記のメガグローブがオススメ。
シマノ GELサイクルグローブ
コンポーネントのイメージが強いシマノですが、高品質なサイクルウェアが毎年発表されています。
手の平には硬めのゲルが採用されていて、好みのパッド。
セール時を利用すれば、定価よりも安く買えるのもありがたい。
好きな海外メーカーのグローブ
パールイズミとシマノは国内メーカーですが、サイズがしっかりと合えば海外メーカーの物でもOK。
昔は、スペシャライズド、キャノンデール、カステリを好んで使用していましたが、最近は入手が困難になってしまいました。
Amazonでは激安の中華グローブが人気ですが、下記を購入するぐらいならワークマンのほうが、安くて高品質です。
サイクルグローブはちょっと高めの物を選ぼう
今までワークマンのアイテムを何点か紹介してきました。ウィンドブレーカー、サイクルウェア、サイクルシャツ、サイクリングパンツ。
どれも「専用のサイクルウェアは高い!」という概念を壊すほど安く高品質で、回し者かと思われるぐらいベタ褒めしてきました。個人的には自転車界のユニクロだと思ってるくらい!
そんな定評のあるワークマンなんですが、サイクリンググローブに関しては、万人にはオススメできないですね~。
悪くはない・・・悪くなないんですが、やはりパッドが薄い。
なので、グローブを持っている人向けというよりかは、お試しで使ってみたい人やライトユーザー向けのアイテム。
私は、1時間のローラー台に使おうと思います。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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