【しまなみ海道④】大三島をサイクリング「多々羅しまなみ公園・よし川の海鮮丼」

1.しまなみ海道

こんにちは、サラピエです。

しまなみ海道サイクリング4回目の更新。今回は大三島に上陸します。

前回は、レモンで有名な生口島のグルメと観光をまったりと楽しみました。まだこの時点では、どこまで走るかは未定。私たちは、このまま今治までいってしまうのか~?

今回も過去picを含めつつ、大三島編スタート!

▼前回の記事はこちら▼

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しまなみ4つの島:大三島(愛媛県今治市)

生口島と大三島を結ぶ「多々羅大橋」

レモン谷休憩所(生口島)の怪獣オブジェで撮影会をしたあとは、多々羅大橋に渡ります。

この橋ですが、しまなみ海道で唯一の特徴を持っています。私が大好きな因島大橋天空のサイクリングコース来島海峡大橋ですら持ちえない特徴。

それは・・・。

広島~愛媛の「県境」ということ!

自転車乗りは、みんな県境ハンターだから嬉しいよね?

私が走ってきた中でパッと思いつくのは、長野~群馬の「渋峠」、愛媛~高知の「四国カルスト」、福岡~山口の「関門トンネル」、しまなみ含めてどこも良い場所でした。

向島に上陸した時点で四国に入っているイメージたったけど、今までは本州じゃったんなぁ。これからは、愛媛弁しゃべらんといけんわ。

「お腹空いた~、むつこくない料理食べたい~。疲れてきたから走るのたいぎ~。」

しまなみ海道全域が自転車の聖地とされていますが、その中でもサイクリストの聖地を名乗っている場所があります。

高田延彦さん風に言うならば、「自転車の中のサイクリスト、出てこいやっ!」みたいな感じ。

しかし、ほかの島を差し置いてこんなこと主張していいのかね?6島による全面抗争にならないかね?

おすすめ観光「サイクリストの聖地 多々羅しまなみ公園」

橋を降りてすぐの場所にある休憩スポット。橋の奥が生口島で怪獣レモンがあった場所です。

しまなみは撮影場所が多すぎて、嬉しい悲鳴があがりまくり。「まったく足が進まない・ホイールが進まない・路が進まない。」

さて、定番の場所である「サイクリストの聖地碑」で写真を撮ろうかね~。

全サイクリストがここで記念写真を撮るわけだから、もはや儀式といっても過言ではない。郷に入れば郷に従え。私も石碑に自転車を立て掛けて、儀式に取り掛かります。

ここでの構図や距離は、もうすでにルーティン。自分の中でのテンプレを実行し、メンバーに順番を譲ります。

サラ:「お次どうぞ~。・・・あれ?」

振り返っても誰も居ません。私の声が虚しく空に響く。メンバー達は後方でカメラを構えてました。

サラ:「なんで、そんなところで撮ってんですか~w」

メン:「だって、こっちのが良い風景なんだもん。」

サラ:「え~、そんなわけな・・・あっ、ほんとだぁ~!」

三人いれば文殊の知恵といいますが、1人より2人、2人より3人、ソロでは気付けないことがありますねぇ(;^ω^)

ただし、この位置は、限られた者にのみ許される場所。ロードバイクなのに恥も外聞も気にしない、常識に捕らわれないスタンド使いの特権なのだ!ちなみに私は、これを使ってます。

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ルートの作戦会議「今治を目指すか?折り返すか?」

時刻は12時過ぎ、距離にして片道75kmの中間地点にいます。ここで今後をどうするかの作戦会議。

  1. 道の駅で食事をして、今治を目指し、その後復路。(走行距離140km
  2. 大三島のどこかで食事をして向島に戻る。(走行距離70km

パターン1だと、今治到着は夕方。暗い中、復路70kmを走らなければならない。速い人だと、もう今治観光してるでしょうから。

というわけで、今回はパータン2を採用。

大三島の他の場所で食事をし、外周ルートを走って起点に戻ります

レストランの刺身定食が・・・

とその前に、ちょっと残念な出来事を。

多々羅しまなみ公園は、好立地ということもあり、観光客やサイクリストで非常に賑わう場所です。日本全国にある道の駅(約1200か所)の中で、上位ランキングに入るくらいですから、その人気が伺えます。

また、サイクリング途中だと、休憩や食事にちょうどいい場所なんです。しかし、ココでの食事にガックシきたんです。

道の駅でひときわ目を引く魚のオブジェ。これ、高級魚とされる「マハタ」で、ここの名物らしいんです。大きな大きな水槽に所狭しと養殖されています。

瀬戸内海の海産物は美味しいに決まってる」ってことで、以前、喜び勇んで食べたのですが・・・。

©じゃらんニュース:【しまなみ海道近郊・広島】フォトジェニックな旅スポット17選より引用

注文したのはマハタ薄造り御膳1,950円

ちょっと高いけど、美味しければ問題なし~。こういう時は財布の紐が緩む不思議。

漁捕が少なく市場に流通していないため、知名度は低いものの食通の間では幻の高級魚と呼ばれています。肉質は独特の歯応えがあり、クセのない白身

美味しそうに撮影されている定食。

刺身は透けるほど薄く、あら汁は若干ですが生臭く感じました。

ただし、店内は満席になるぐらいの混雑っぷり。

マハタを大三島で食べるぐらいなら、私は今治市街地で「鯛」を食べます。

フードコードの食事も・・・

お口があまりにも寂しいので、外のフードコートで追加注文しました。

今治名物の焼豚玉子飯

500円ぐらいだったかな?これもめちゃ小ぶり。味は・・・今治名物は今治市街地で食べようと決意するぐらいでした。

多々羅しまなみ公園の風景は素晴らしいですが、食事環境が私には合いませんでした。

人気過ぎる海鮮丼の「大漁」

記事では、憤怒のサラピエになっていますが、実際のライドでは目的地を想像しワクワク♫

通常ルートなら大三島を南下していきますが、我々は21号線を通り、島の西部を目指します。少しのアップダウンを繰り返し、走る事6.5km。右手に海鮮丼で有名な大漁」が見えてきました。

ここも昔は美味しかったのですが、店休日が土日なので気を付けてください。

平日でもオープンが11:30なので、サイクリストにはちょっと厳しい。

食べることを優先(2時間待ち)したら、予定がめちゃくちゃ狂ったことがありました。

全国にある山祇神社の総本社「大山祇神社」

でも!どうしても!大漁で一回は食べてみたい!」って人がいたら、目の前にある大山祇神社で散策しましょう。

宝物殿や敷地外にある生樹の御門(いききのごもん)は、見応えがあるので時間潰しにちょうどいい。

レモンバイクの件からも分かる通り、こんな事ばっかりやっています。んん?何をやっているか分かりませんか?阿吽像に合わせて、リアル阿吽やってんのよ!(*’▽’)

ちなみに、2019年放送のテレビ番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でゲストの反町隆史さんが登場したのも、この場所。

成功したら願いが叶うということで、息を止めてこの樹木の周りを回ってました~。

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おすすめグルメ「瀬戸内海の島レストラン よし川」

さらに進むこと800m、目的地の「よし川」が見えてきましたぁ~・・・ってあれーー!

いつもは、こんなに混まないのになんで~!?

まぁ、他に選択肢もないからしょうがない。待ちますか・・・。どうやら大漁目的の客が全員こっちに流れてきたらしい。

回転は思いのほか早く20分ほどで店内に呼ばれました。

目の前に今治市大三島支所があるので、平日の昼間は地元の住民で賑わいます。日替わり定食を始め、何を食べても美味しい

観光客向けに、ちょっとお高めの御膳料理も用意されてます。

お目手当の海鮮丼定食1,400円がきたぁ~♪

+300円でネタと米が追加される大盛にしました。6種類の海鮮の中心には、卵の黄身が輝いています。食欲をそそるなぁ~。

黄身を崩し、醤油を投入!

海鮮丼と卵の組み合わせって珍しいですけど、お互いが邪魔をすることなく、美味しい!

大漁と比べて3倍のお値段になりますが、味はもちろんのこと、店の雰囲気、待ち時間を含め、良い食事処だと思います。(今や穴場でないのが、残念ですが・・・)

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サイクリストにおすすめ「大三島の外周ルート」

よし川で食事を終えた後は、大三島の北にある外周ルートを走って戻ります。

21号線は山の中でしたが、こちらは瀬戸内らしい海の風景を楽しめます。海岸線に出るまでは、大きな坂道があるので、それぞれのペースで登ることに。

「最高のコースにご機嫌!」と思いきや、メンバー2人は「サイクリストが少なくて寂しい」との事。

賑わいがあるほうがお祭りっぽくて好きなのか~。コースの選択を間違えた(>_<)

設備が充実している「ファミリーマート多々羅大橋前店」

道の駅の手前にあるファミマまで戻ってきました。食後すぐに店を出たので、お腹が苦しい~。テラス席があるのでしばらく休憩しましょ。

夏場だと、青い景色を見ながら、日陰で座れるのが最高なんよ~。

あと、店内には、自転車グッズが販売されていますので、万が一のトラブルにも安心。こういうのも聖地っぽいでしょ?限定ジャージとかも売ってたりするんですよ。

んん?

パナレーサーのタイヤとチューブをよくよく見てみると・・・。

Cycle Sport : 新製品情報より引用

柑橘類をイメージした「しまなみ海道」限定のデザインが、プリントされています!

爽やかなデザインでお洒落~♪お洒落~♪タイヤはちょっと欲しい~。

しかし、ここである重要な事に気が付きます。

・・・

お洒落なんですけど、チューブのデザインってさぁ・・・装着したらプリントが見えないじゃないですかぁ!

見えない箇所もオシャレするって、旦那、ちょっと上級者向け過ぎません?

暗くなる前に向島を目指す

あとは来た道をひたすら戻る。日の入りが早く、暗くなるのが早い~。急げ~、急げ~!

来た時の観光気分はスッカリと抜け、淡々とペダルを回します。もう作業しているのと一緒。復路は、まったく写真を取らなかったので貴重な1枚。

なんとか暗くなる前に帰って来れたぁ~。

15時を過ぎると気温は下がってきて、体に受ける風が冷たくなってたので、今治ルートを選択しなくて正解でした。

だって、もし行ってたら、この時間帯から70km走るんでしょ~?(; ・`д・´)

この後は、各自、車載の準備をして家路につくことに。今日1日お疲れ様でした~。

まとめ「しまなみ海道 大三島サイクリング」

今回は、大三島のグルメと観光の様子をご紹介しました。

本来は「しまなみ海道に海鮮丼を食べに行ってきた」という内容で、1~2回のブログ記事にするつもりだったんですが、アレもコレもと記載していたら、4回更新するハメに・・・(>_<)

それでも、まだまだ紹介しきれてない部分も多く、しまなみ海道の魅力を再認識させられました。

日帰りで150km往復する場合、取捨選択が大事なので、ご自身の興味のある場所だけを散策してみてください。ゆったりのんびり観光とグルメを堪能するには、最低でも一泊二日で巡ることをオススメします!

それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。

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