こんにちは、サラピエです。
デザイン以外で価格差以上の違いを実感できないというのが理由から、私は「半袖ジャージなら何でもいい」と言うスタンス。ですので、パールイズミやラファも持っていますが、ワークマンのサイクルジャージもヘビーローテで使用しています。
ただし、アンダーウェアとなってくると話は違ってきます。
強いこだわりがあるあけではありませんが、「汗をかいても快適」という理由から、主に登山メーカーの物を好んで使用しています。
今回、紹介するミレーもそう。「高いには理由がある」と感じるのがアンダーウェアですね。
自転車にもオススメな「ミレー」の高機能インナーウェア
ミレー公式HPより引用
自転車乗りには、あまり知名度のないミレー。
しかし、創業100年の歴史をもつフランスの老舗アウトドアメーカー。登山ショップやアウトドアショップでは必ず目にするほど有名なんです。
しかも、登山が盛んなヨーロッパらしく、生命の危険がある過酷な環境に対応した装備を開発しているプロ仕様の本格派アウトドアブランドなんです。
GORE-TEX(ゴアテックス)を使ったパーカを世界で初めて開発。
ミレーの装備を用いた登山家が、世界初のエベレスト無酸素登頂に成功。
実績だけ見ても、その凄さが伝わってきます。
ハイエンドウェアに採用される「ゴアテックス」の先駆けがミレーだったとはビックリ!
まさに元祖!
その他にも、バックパック(ザック、リュック)、登山ウェア、登山靴などの製造も手掛けており、中でもバックパックは昔から定評があるようです。
自転車が趣味の人は、絶景を求めて登山にハマったり、その風景を写真に収めようとカメラにハマったりするんですよねぇ~。
ドライナミックメッシュのショートスリーブをインプレ
初めて乗鞍スカイラインにヒルクライム遠征しに行ったとき、ダウンヒル用の手袋を忘れて、急遽、岐阜のスポーツ用品店に寄りました。
その時にたまたま見つけたのが、ミレーのアンダーウェアだったんです。
発売当初に、自転車雑誌やブログで紹介されていたため、「ドライナミックメッシュ」の存在は知っていたのですが、「ふーん」程度の認識でした。既にモンベルやパダゴニア、ノースフェイスを使用していたため、わざわざ買い足す必要を感じなかったんですよ。
しかし、売り場で実物を見た瞬間、衝動買いしてしまいました(^_^;)
そのぐらい、存在感を放っていましたし異質でした。知人も同じく衝動買いしたほど。
前面、背面ともにメッシュ生地。直径5mmのアミアミ構造のため、女王様になった気分。
タンプトップ、半袖、長袖、女性用とバリエーションも豊富。どのモデルも5,000円でお釣りがきます、Amazonの口コミでも高評価。
ドライナミックのメッシュは一年を通して使える
ミレー公式HPより引用
他社のメッシュ生地とは一線を画す構造。
素肌の気化熱を最大限に活かす仕組みになっており、「夏は涼しく、冬は温かい(汗冷えしない)」という万能な生地。
こういう風に言ってしまうと、誇大広告っぽいですが、あながち間違ってはいません。
水分を含まないポリプロピレンをメインに、 強度を高めるためナイロンを交編。編んだ繊維の毛細管現象により、水分は吸い上げられ外へと放出されるのが特徴。要するに肌をドライに保ってくれます。
「空気の層」を着るのが、 ドライナミックメッシュ
夏は、薄いサイクルジャージと合わせることにより、高い通気性を実現してくれるので涼しい。(※着た瞬間は、暑いです。汗をかいてからが本領発揮)
冬は厚手のウェアと合わせることにより デッドエアーをためて保温性を保ってくれるので暖かい。
サウナの後に、水風呂に入りますよね。最初は冷たいのですが、1分ほどジッとしていると体の周りの水だけ温度が違ってきて、水の膜に包まれる感覚になるのわかります?あの感じに似ていますね。
メッシュは高い伸縮性で、体にフィットするサイズ感
ミレー公式HPより引用
ムラなく汗を吸い上げれるよう、柔らかく伸びて体にフィットします。
肌と密着しつつ快適に着用できるよう、縫い目がない一体成型のため、運動時にも不快なスレ感やゴロつき感はありません。
画像を見てもらったら分かる通り、フンワリした「かさ高」のメッシュ。このおかげで、汗で濡れた生地が肌に触れるのを防ぎ、ベトベト・汗冷え・低体温症のリスクを軽減してくれます。
ドライナミックのサイズ選びに迷ったら小さめを選ぼう
サイズ展開は「S-M」「L-XL」の2種類。
登山ウェアのレイヤリング(重ね着)で良く言われるのが、「体にフィットさせることで、ムラなく汗を吸い上げる効果が生まれるので、サイズ選びは重要。」
ドライナミックメッシュは高い伸縮性があるので、そこまで神経質になる必要はありません。もしサイズ選びで悩んだら、小さい方を選べば問題ないかと思います。
サイズ感:「大は小を兼ねるの逆バージョン」
重量は120g。
薄手のアンダーウェアだと50gの物もあったりするので、半袖としては重たい部類。また嵩張りもあります。
あくまで比較したらという場合なので、着用したら重たさも嵩張りも感じません。
まとめ:夏も冬も使えるメッシュのインナーウェア
ミレーのドライナミックは大きな網目が特徴のメッシュ生地。これのおかげで、夏は涼しく冬は暖かい、1年中快適なアンダーウェアなんです。
お値段も5,000円とお手頃で、長く使う事を考えればコスパは良いと思います。デメリットらしいデメリットもないので万人にオススメできる商品。
①サイクルジャージ9,000円 + アンダーウェア1,000円
②サイクルジャージ5,000円 + アンダーウェア5,000円
ちょっと極端ですけど、同じ金額を出すなら圧倒的に②の組み合わせのほうが快適。
特に登山メーカーのアンダーウェアは、命に関わる過酷な環境を想定して開発されているので、性能は折り紙付きです。
さぁさぁ、興味が出た方は、これからアウトドアショップに行ってみようではありませんか。
それでは、今回はここまで。
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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