【大三島の観光・グルメ】モデルコースを紹介!しまなみ海道を自転車でサイクリング④

1.しまなみ海道

しまなみ海道に浮かぶ4つめの島、大三島

愛媛県今治市に位置し、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)パワースポットとして有名です。

「神の島」とも呼ばれ、サイクリストだけでなく一般の観光地としても人気なんですよ~。

今回は大三島を自転車でサイクリングするためのモデルコースとして、観光とグルメをご案内します。

ロードバイクやレンタサイクルで、しまなみ海道を走るときの参考にしてみてください。

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大三島はしまなみ海道4つめの島

2700年の歴史をもつ神の島

大三島とは、瀬戸内海のほぼ中央に位置する歴史の古い島。しまなみ海道で繋がる6つの島のうち、愛媛県側の最北部にあります。

島の西部には、戦いの神が祭られており、誰もが知っている戦国武将たちが必勝祈願した大山祇神社があり、古くから「神の島」として信仰を集めて来ました。

その歴史は2,700年と長く、由緒正しい神聖な場所となっています。

また、サイクリングコースとしても見どころは満載。カフェやミュージアム、グルメに温泉、瀬戸内海を望む絶景スポットなど見どころが盛りだくさんなのです!

絶対寄りたい!サイクリストの聖地碑

しまなみ海道の象徴ともなっているサイクリストの聖地碑

ブログやSNSで「しまなみ海道を走ってきた!」という写真には必ずこの場所が写っています。

道の駅|多々羅しまなみ公園の中にあり、石碑はサドルやホイールをイメージしているとか。

多々羅大橋をバックに愛車と記念撮影しましょう。

選択肢ルートは2つ!通り抜けか?観光か?

さて、見どころが沢山とは言っても、これ、実は条件付きなんですよね~。

ブルーラインに沿って走るパターン

規定ルートとされているブルーラインならば島を走るのは6.6km

①向島10km、②因島10km、③生口島14kmと設定されている中で、この距離がいかに短いことか~💦

サイクリストの聖地碑を撮影した後は、特に見どころが何もないまま通過してしまいます。

観光エリアも走るパターン

じゃあ、どうすれば観光やグルメが楽しめるか?

それは、島の西部に行くこと!

観光エリアまでの距離は往復で14km、途中にはちょっとしたヒルクライムもあります。

寄り道をした場合は20kmとなりますので、己の体力や日程と相談して決めましょう。

個人的には、大三島を宿泊地として、観光を楽しむのがオススメ。

大三島に上陸!サイクリングスタート

道の駅|多々羅しまなみ公園で記念撮影!

島の紹介が終わったところで実際にロードバイクでサイクリングしていきましょう。

多々羅大橋は広島県と愛媛県の県境にあり、大三島上陸で愛媛県に入ったことになります。

スロープを下っていくと橋のたもとにある道の駅。案内板があるので見落とすことはありません。

さきほども申しましたが、サイクリストの聖地として自転車乗りには人気のスポット。

ここでの記念撮影は絶対!必ず!マストです!

その他にも食事、お土産、レンタサイクル、大型駐車場も充実しているので、休憩や起点としても最適。

実は、石碑意外にもう1つ撮影して欲しいものがあります。

それは敷地内にある「しあわせの鐘」。

ちょっと外れにあるためサイクリストが見落としがちな写真スポットなんですよ。

しまなみ海道を走っている時点で幸せなんですが、ここはいっちょ鐘を鳴らしてしあわせ成分を補充しておきましょ~。

道の駅から国道317号に合流

記念撮影、休憩、補給が終わったならさっそく走り出しましょう。

ここでは、観光せずに大三島を走り抜ける様子を紹介します。

まずは国道317号線に合流。

愛媛県松山市から今治市を経由して、広島県尾道市に至る一般国道です。

ブルーラインを南下してくこのコースですが、基本的には何もありません

道の駅を過ぎると、「ただただ通過する」の道なんですよね~。

左手に瀬戸内海を望みながら走ります。

大三島橋まではあと4km。

ノンストップで順調に走ってますよ~。大三島橋まであと3km。

何もない割には案内の標識多くない?でも、自分がどこを走っていてあと何kmなのかを把握することは重要なのでありがたい。

こういうのはちょっと多いぐらいがちょうどいい。

道中、外周コースとの分岐が出てきますが、今治を目指すので直進しましょう。

外周コースは愛媛の県道51号線。

大三島環状線とも言い、時計回りに島をグルっと一周できます。

途中で道幅が急激に狭くなりますが、行き止まりではありません。

右手の細い道に入ってください。

ちょうど原付が写っていますが、あの人について行きましょう。

離島特有の景色。

のんびりと時間が流れていますし、交通量がほぼ皆無。

後ろからの車を気にする必要ないので、凄く気持ち良いんですよね~。

あっという間に、大三島の自転車歩行者道の入口に到着。

レンタサイクルでゆっくり走って20分、ロードバイクで15分といったところでしょうか。

これで大三島は終了となります。

ねっ?本当に何もなかったでしょ?

「何もないが、そこにある」とかちょっとトンチの効いた事を言いたくなるぐらい何もありません。

それもそのはず、後ろを振り返るとまだ多々羅大橋が見えていますからね!

愛媛県で一番大きな島ではあるんですが、設定されているブルーラインが非常に短いので、観光・グルメをしなければ、走った印象が薄くなるんですよね~。

なので次では時間をちょっと戻して、道の駅|多々羅しまなみ公園から観光するルートを紹介。

観光エリアを目指して大三島の西側へ

何度も言ってますが、大三島に来たら大山祇神社は立ち寄りたい観光スポット。

パワースポットでヘルメットお守りを授かれるので、交通安全を祈願しに行きましょう~。

サイクリストの聖地碑があった道の駅|多々羅しまなみ公園から、島の中央部を横断して、西側の観光エリアに移動します。

移動距離は約7km、ロードバイクならば問題ないと思いますが、レンタサイクルだと少しキツイコースとなります。

まずは愛媛の県道51号線を北に向かいます。

ここは住民や観光客の車が通る道ですので、交通量はけっこう多め。

道路標識に大山祇神社の文字があるので、それを目指していけば迷うことはありません。

道の途中には、「WAKKA」という大三島のツーリズム総合施設があります。

旅行とサイクリングで必要とされることを全て提供する事を追求」というコンセプト。

自転車と一緒に宿泊できたり、海を見ながらまったりできるカフェが併設されており、しまなみ旅行で人気があります。

サイクルタクシーといって自転車ごとの送り迎えにも対応しています。

県道21号線を走って大山祇神社へ

途中で、大山祇神社と外周コースで道が分岐します。

ここで左折して、愛媛の県道21号線に入りましょう。

途中、獲得標高80mの丘を越えるので、ちょっとしたプチヒルクライム。

自転車と歩行者用の遊歩道があるので、コチラを走ったほうが傾斜が緩いので楽ちんです。

斜度はないので、自分のペースを保ち、ゆっくり登りましょう。

10分ほど登り、坂を下って行くと目的地に到着。

左手に道の駅|御島があるので、そこからが観光エリアとなります。

主な観光地
  • 道の駅|御島(みしま)
  • 藤公園
  • 大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)
  • 生樹の御門(いきぎのごもん)
  • 大三島美術館
  • 大漁の海鮮丼
  • よし川の海鮮丼
  • マーレ・グラッシア大三島の温泉
  • 伯方の塩工場見学(現在中止)

サイクリストにオススメなのが大山祇神社&よし川の海鮮丼

せっかく来たので、時間の許す限り、観光とグルメを楽しみましょう。

「観光スポットが多くて迷う」「初めて」の人に、オススメなのが下記の2つ。

おすすめ観光:大山祇神社

【大山祗神社】しまなみ海道・大三島のヘルメットお守り「サイクリングのお供に」

ヘルメットお守りは、軽量コンパクトなのでここで授かりましょう。

おすすめグルメ:よし川

【よし川の海鮮丼】地元に愛される大三島グルメ|しまなみ海道・大三島

住民に愛される名店。卵と海鮮丼の相性がバツグン!

有名だけどオススメできない:大漁

【大漁の海鮮丼】しまなみ海道を代表する大三島の人気グルメを食べてみて

逆に超有名ですが、オススメできないのが大漁。

待ち時間がめちゃくちゃ長いし、安かろボロかろのグルメです。

番外編:外周コースからは「うさぎの島」に行ける

こちらはちょっと番外編。

大山祇神社に向かう途中に外周コースがありましたが、直進を選ぶとフェリーを使って大久野島(通称:うさぎの島)に向かえます。

目指すは盛港

乗船時間は15分、運賃は盛~大久野で大人360円、自転車120円。

往復で1,000円かからず、距離も近いので、時間に余裕があれば行ってみてください。

凄いですから。

うさぎの島は周囲4km、瀬戸内海国立公園に指定されています。

徒歩で1時間、自転車ならば20分もあれば1周できてしまうような小さな島なんですが・・・

ヤツらがそれを許しちゃくれない!!

ウサギの可愛さに長居してしまうことうけあい!

めちゃくちゃ人懐っこくて「犬かな?」って思うぐらいワァーって寄ってきてくれます🐰

大三島と伯方島を結ぶ大三島橋

大三島橋はしまなみ海道4つめの橋

観光は楽しめました?

そろそろ次の伯方島に行きましょう。

4つめのスロープとなりますが、勾配は3%、距離は600mとなります。

今度はちょっと距離が短いね~。

全長約300mのアーチ橋。

今までが、つり橋、斜張橋だったのでなんか新鮮な形に感じます。

休憩所、展望台、トイレがある

大三島橋は、瀬戸内海の鼻栗瀬戸に架かる橋。

途中には展望台やトイレがあります。

ブルーラインは右折ですが、体力に余裕があれば、直進して展望台に向かいましょう。

新緑の季節にはツツジが綺麗に咲いています。

こういう何気ない場所が好き。

橋の路肩は今まで一番広く走り易いですが、バイクもここを走ります。

後ろから衝突されないようフラフラせずに真っ直ぐな走行を心がけましょう。

景色を見る場合は、橋の端の停めるが吉。

べっ、別にギャグじゃないんだからねっ!!

しまなみ海道、尾道~今治間の距離は片道70km。

現在40kmの走行で、残すところ30kmとなりました。

大三島(観光なし7km、観光あり20km)を走ってみて

さて、いかがだったでしょか?

大三島で絶対に外せない観光スポットはサイクリストの聖地碑

・・・なんですが、次に選択するルートによってかなり印象の変わってくる島です。

観光をせず走り抜けた場合は、距離にしてたったの7km。特に見どころはありません。

逆に観光・グルメを楽しむ場合は島の西側に行かなければならないので、プラスアルファを含めて20kmのコースになります。しかもスポットが沢山あるので、時間に余裕がないと厳しいかもしれません。

「日帰りで往復する」「一泊二日でのんびり回る」それぞれの予定に合わせて走ってみてください。

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