今治と言えばB級グルメの焼豚玉子飯というイメージが強いですが、それはここ最近の話。
昔からある本当の名物は「鯛飯」。
来島海峡の荒波に揉まれた鯛は身が引き締まって本当に美味しいんです。
今回は美味しい海鮮メニューが食べられる「伊予水軍」をご紹介します。
愛媛県に2種類存在する「鯛めし」
愛媛県といえば、有名なのは「みかん」。しまなみ海道の島々でも柑橘類の栽培が盛んでしたもんね。
実は、水産でもう1つ盛んなものがありまして・・・。
「真鯛の生産量日本一」ということは知ってました?愛媛県産の養殖真鯛の国内シェアは50%を超えるほど。
養殖と言っても侮るなかれ。潮流の激しいエリアで育てられていますから、美味しい!
その特産の真鯛を使った愛媛の郷土料理「鯛めし」、実は地域によって2種類の食べ方があります。
「宇和島市」を中心とした鯛めし
これは他店(郷土料理 五志喜)で注文した鯛めしですが、一瞬「あれ?刺身定食を頼んだかな?」と勘違いしてしまいそうな盛り付け。
生卵入りのタレに漬けた鯛のお刺身を、タレごと温かいごはんに掛けて食べるスタイル。
もとは漁師めしなので、かき込みましょう~。
私の思う鯛めしとはちょっと違う。
卵入り鯛丼と言われたほうがシックリきますね。
以前紹介した大三島にある「よし川」の卵乗せ海鮮のよう。
「松山市」を中心とした鯛めし
大きな切り身の鯛を昆布だしでふっくら炊き込んだ釜飯。
松山市を中心に愛媛県全域で食べることができ、多くの方が連想するスタイルだと思います。
テイクアウトも可能な伊予水軍の看板メニュー
鯛釜飯、刺身、天ぷらがセットの来島定食1,650円
私がいつも注文するのがコチラ!
メニューのトップを飾る来島(くるしま)定食だぁー♪
突き出し、刺身、天ぷら、釜飯、汁物、香の物、と和メニューを堪能できる構成。
他の方もこの定食を頼むので、たまに品切れになったりします。
伊予水軍の鯛釜飯はボリューム満点。
注文を受けて炊き込むので少し時間はかかりますが、満足度は高めです。
お刺身がプリプリしていて本当に美味しい。
以前に、大三島にある「道の駅|多々羅しまなみ公園」で食事したときなんか、厚さがこの3分の1の薄さでしたからね~。
単品でから揚げ880円を追加。
今治では「せんざんき」と言いますが、この名前の由来には諸説あり。
はっきりしたことはわかっていません~(^_^;)
ランチになると満席になるので予約推奨
入口では甲冑がお出迎え。お昼時は順番待ちのお客で埋まります。あらかじめ行く事が決まっているのなら、予約したほうがスムーズに食事できます。
2階は予約10名以上専用の大広間。グループライドするときに良さそうですね。
玄関入っての左手は個室席。
接客態度も良く、一人でも快く、広いテーブル席に通してくれました。
ちょっと木が邪魔ですが、お店から橋が見えます。
外からの景色。
来島海峡大橋と迫ってくるような海面が凄い迫力。
伊予水軍のお店情報|しまなみ海道・今治
途中まではサービスエリアと同じルート
基本的には来島海峡サービスエリアを目指す方法と同じ。
右手に行くとSAに行けますが、今回は直進。
あとは1本道の海岸線を道なりに進むと、右手にお店が見えてきます。
もちろん、サイクルラックもあります。
ブルーライン沿いは標準装備だったスタンドですが、今治市街だとあったりなかったりなので嬉しい。
営業時間・定休日
まとめ「景色もよく美味しい鯛釜飯と刺身が食べれる」
いかがだったでしょうか?今回は愛媛県の郷土料理「鯛めし」をご紹介しました。
市街地からちょっとだけ離れているため、サイクリストには知られていない穴場。あまり見かけません。
ただ、人気は高く、平日は地元民、休日は観光客でいつも賑わってますからね~。
料理も美味しく、接客態度も良く、景色も綺麗。
しまなみ海道に行ったら、もう食べるっきゃないねっ!!
コメント